小金井公園
東京都の公園 ウィキペディアから
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小金井公園(こがねいこうえん)は、東京都小金井市と一部が小平市・西東京市・武蔵野市にまたがる東京都立の都市公園(広域公園)である。正式名称は東京都立小金井公園(とうきょうとりつこがねいこうえん)。
面積約80haの広大な敷地は都立公園の中でも最大規模で、日比谷公園の4.8倍、上野公園の1.4倍に相当する。なお、東京都にはさらに広い国営昭和記念公園があり、その面積は小金井公園の2倍近い。
公園西側には南北に小金井街道(東京都道15号府中清瀬線)が、南側には東西に五日市街道(東京都道7号杉並あきる野線)が通っている。また、五日市街道に沿って玉川上水が流れている。公園の北側には隣接してゴルフ場小金井カントリー倶楽部(敷地はすべて小平市)が広がっている。
東京緑地計画を元に紀元二千六百年記念事業として計画された「小金井大緑地」が原形で、1954年(昭和29年)1月に「小金井公園」として開園した。基本テーマは「花と緑のひろびろ空間」。園内には雑木林と芝生が広がり、1,800本の桜が植えられた花見の名所としても人気があり、日本さくら名所100選に選定されている。正月時期には凧揚げの名所ともなる。また、公園内の「いこいの広場」では定期的にフリーマーケットも開催されている。
江戸東京たてもの園以外は、入園無料。
1737年(元文2年)、幕府により玉川上水堤にヤマザクラが植樹された。苗木は、奈良県吉野山と茨城県桜川から取り寄せたという。 明治時代、三好学の調査によりヤマザクラ変種が多数確認されるなど日本古来の桜であるヤマザクラの貴重な領域として、1924年(大正13年)に史蹟名勝天然紀念物保存法により「小金井桜」として名勝に指定された。 毎年春には観桜客でたいへん賑わい、明治天皇をはじめ皇族も見物に訪れるほどで、1889年(明治22年)に開業した甲武鉄道も、名勝指定に合わせて花見シーズンに仮乗降場を設けている(後の武蔵小金井駅)。
しかし、戦後の交通量増加に対応するため1950年代に五日市街道が拡幅整備され桜並木も衰え、かつての「桜の名所」の面影は薄れ、交差点の名称などに名残を残すのみとなった。 これと入れ替わる様に小金井公園が整備開園(1954年)し、桜をはじめとする樹木も多く移植・植栽され新たな桜の名所となった。 1988年(昭和63年)には林弥栄により新品種『小金井薄紅桜』が園内で発見されている。
博物館
スポーツ施設
レクリエーション施設
展示物
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