学研北生駒駅
奈良県生駒市にある近畿日本鉄道の駅 ウィキペディアから
奈良県生駒市にある近畿日本鉄道の駅 ウィキペディアから
学研北生駒駅(がっけんきたいこまえき)は、奈良県生駒市上町にある近畿日本鉄道(近鉄)けいはんな線の駅。駅番号はC29。副駅名は奈良先端大学前[注 1]。
当初、当駅の駅名は隣接する北大和住宅地や奈良交通北大和営業所により北大和駅となる予定であった。北大和とは当駅所在地一帯にかつて存在した大和国添下郡北倭村に由来する地名である。
しかし、当時の生駒市長中本幸一の強い希望により「北生駒駅」になり、また学研都市高山地区(高山サイエンスタウン)に近いことにより「学研」が冠されるなど水面下の駅名変更の経緯がある。
相対式2面2線のホームを持つ高架駅である。改札・コンコースは1階、ホームは2階にある。改札口は1ヵ所のみ。また、ホームにはワンマン運転支援用のホームセンサーが設けられている。
生駒駅管理の有人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。 けいはんな線では長田駅経由のOsaka Metro連絡乗車券のほか、当駅から学研奈良登美ヶ丘寄りの各駅では自動券売機で生駒駅・大阪難波駅経由の阪神電鉄線連絡乗車券も購入できる。
駅舎は、視認性が高く、印象的になるように設計され、外壁はガラスとアルミを使い、三角形のデザインを繰り返しており軽快で、先端的なイメージを与えている[4]。また、シンボリックな配色と円柱状の柱が特徴的である[4]。 壁面がガラス張りのため開放感のある駅舎となっている。
改札内コンコースには高山の茶筅など生駒市の商工物産展示コーナーがある。
当駅が学研都市内にあり奈良先端科学技術大学院大学の最寄りであることから、駅舎の改札外には、人類の進化を描いたモザイクアートが施され、また改札の傍で同大学のPR動画が放映されている。
近年における特定日の当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[6]。
開業以降の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2005年(平成17年) | [9]5,464 |
2006年(平成18年) | 2,755 |
2007年(平成19年) | 3,188 |
2008年(平成20年) | 3,319 |
2009年(平成21年) | 3,266 |
2010年(平成22年) | 3,244 |
2011年(平成23年) | 3,270 |
2012年(平成24年) | 3,429 |
2013年(平成25年) | 3,468 |
2014年(平成26年) | [# 2]3,409 |
2015年(平成27年) | [# 2]3,379 |
2016年(平成28年) | [# 2]3,426 |
2017年(平成29年) | [# 2]3,452 |
2018年(平成30年) | [# 1]3,421 |
2019年(令和元年) | [# 1]3,508 |
2020年(令和 | 2年)[# 1]2,864 |
2021年(令和 | 3年)[# 1]3,012 |
2022年(令和 | 4年)[# 1]3,260 |
駅南口は駅開業前より、学園前駅を起点とした宅地開発が行われており、周辺には閑静な大規模住宅街が広がる[10]。
駅北口は田畑や林が広がっていたが、近年富雄川沿いで商業施設などが立地した。また、市の北部地域の中心地としての開発計画が進んでいる[11]。(後述)
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