九度山駅
和歌山県伊都郡九度山町にある南海電気鉄道の駅 ウィキペディアから
和歌山県伊都郡九度山町にある南海電気鉄道の駅 ウィキペディアから
九度山駅(くどやまえき)は、和歌山県伊都郡九度山町にある南海電気鉄道高野線の駅。標高94 m(橋本駅との高低差は+2 m)。駅番号はNK80[1]。高野線はこのあたりから終点極楽橋駅まで本格的な勾配区間となる。
交換設備を備えた相対式2面2線のホームを持つ駅である。ホーム有効長は2扉車4両。駅舎は難波方面ホーム側の難波駅寄りに建てられており、反対側の高野山方面ホームへは構内踏切で連絡している。なお、のりば番号は設定されていない。また、どのホームの待合所へ行く際も一旦屋根のない部分に出なければならないため、雨天時の連絡用に傘が用意されている。
難波駅側には保線基地があり、常時保線車両が留置されている。また、難波駅側にのみ安全側線が設置されている。
自動券売機とPiTaPa・ICOCA対応の自動改札機、のりこし精算機、ICカードの現金積増機(チャージ機)が設置されている。
「こうや花鉄道」プロジェクトの一環として、2009年(平成21年)11月14日、橋本方面ホームに「九度山真田花壇」が設置された。木材には和歌山県で育った紀州材を使い、また、「真田幸村ゆかりの地・九度山」にちなんで、「真田幸村と十勇士」のイラストが配された。これに併せて、当駅の駅名標も「こうや花鉄道」独自のものに更新された[8]。2015年11月には、2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』放映にあわせて、真田家の家紋「六文銭」の陣幕や暖簾が飾られるなど駅舎が真田仕様に改装された[9][10]。
※実際には構内に上記ののりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「南海アプリ」では、下りが1番のりば、上りが2番のりばとされている。駅舎側が2番のりばである。
2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は441人[南海 1]で、南海の駅(100駅)では79位[南海 1]である。
各年度の1日平均乗降人員数は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗降人員 | 順位 | 出典 |
---|---|---|---|
1980年(昭和55年) | 2,596 | - | [県統計 1] |
1985年(昭和60年) | 2,742 | - | [県統計 1] |
1990年(平成 | 2年)2,622 | - | [県統計 1] |
1995年(平成 | 7年)2,243 | - | [県統計 1] |
2000年(平成12年) | 1,621 | - | [県統計 1] |
2001年(平成13年) | 1,450 | - | [県統計 1] |
2002年(平成14年) | 1,401 | - | [県統計 1] |
2003年(平成15年) | 1,355 | - | [県統計 1] |
2004年(平成16年) | 1,251 | 74位 | [県統計 1] |
2005年(平成17年) | 1,127 | - | [県統計 1] |
2006年(平成18年) | 1,037 | - | [県統計 1] |
2007年(平成19年) | 938 | - | [県統計 1] |
2008年(平成20年) | 883 | - | [県統計 1] |
2009年(平成21年) | 828 | - | [県統計 1] |
2010年(平成22年) | 771 | - | [県統計 1] |
2011年(平成23年) | 723 | 76位 | [県統計 1] |
2012年(平成24年) | 707 | 77位 | [県統計 1] |
2013年(平成25年) | 694 | 78位 | [県統計 1] |
2014年(平成26年) | 659 | 80位 | [県統計 1] |
2015年(平成27年) | 693 | 80位 | [県統計 1] |
2016年(平成28年) | 909 | 75位 | [県統計 1] |
2017年(平成29年) | 618 | 80位 | [県統計 1] |
2018年(平成30年) | 579 | 81位 | [南海 2][県統計 1] |
2019年(令和元年) | 566 | 81位 | [南海 2][県統計 1] |
2020年(令和 | 2年)417 | 82位 | [南海 2][県統計 1] |
2021年(令和 | 3年)427 | 81位 | [南海 3] |
2022年(令和 | 4年)453 | 79位 | [南海 1] |
2023年(令和 | 5年)441 | 79位 | [南海 1] |
九度山町役場が西方にある。
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