七重浜駅
北海道北斗市七重浜にある道南いさりび鉄道の駅 ウィキペディアから
北海道北斗市七重浜にある道南いさりび鉄道の駅 ウィキペディアから
七重浜駅(ななえはまえき)は、北海道(渡島総合振興局)北斗市七重浜2丁目にある道南いさりび鉄道線の駅。電報略号はナハ。駅番号はsh11。日本国有鉄道・JR北海道における事務管理コードは▲141401[6]。
島式ホーム1面2線を持つ地上駅。列車は基本的に1番のりばを発着するが、待避などを行う場合は2番のりばを発着する。元々は2面2線の相対式ホームだったが、津軽海峡線開業に伴い貨物列車が交換することになり、有効長の関係から現在の島式ホームとなった。ホームとは跨線橋による連絡を行なう。
橋上駅舎を有する。旧駅舎は駅長事務室として使用され、トイレ部はそのまま使用し、他の部分はテナント物件とJR北海道労働組合函館地区本部(JR北労組)が使用していた。旧駅舎は一時期、アーク(JRの物販部門)や地元スーパーの改築時に仮店舗としても使用された。なお、江差線の道南いさりび鉄道への移管に伴い、旧駅舎のトイレ部は保安上の理由から閉鎖された為、駅南口にある七重浜住民センター「れいんぼー」(北斗市役所七重浜支所)のトイレを利用する様に案内される[14]。
前述の通り旧駅舎は2017年12月頃に解体され、2019年4月には跡地に七重浜郵便局が移転した。[15]
現在は自動券売機が設置されている無人駅だが、JR時代は五稜郭駅が管理してみどりの窓口(営業時間:8時40分 - 18時10分、日祝休業)が設置され、末期は北海道ジェイ・アール・サービスネットが駅業務を受託する業務委託駅だった。(早朝・夜間と日曜祝日は駅員が不在)[12]
1984年(昭和59年)頃までは、駅の北西にあるコスモ石油函館物流基地(当時はアジア石油函館製油所)への専用線があり、当駅から石油の発送が行われていた。
釜谷駅と共に、国鉄時代から「車両がきれいに見える」撮影スポットとして有名な駅である。しかし、無断でホームから線路に降りて撮影をしたり、ホームの白線の外側に三脚を立てたり、運転手に向かってフラッシュをたいたりするなど撮影者のマナー違反が多く、道南いさりび鉄道は2016年(平成28年)8月10日から両駅のホーム数カ所に注意書きのポスターを掲示し、注意を促している[新聞 1]。
駅西の海岸は洞爺丸事故で犠牲者が漂着した現場であり、慰霊碑がある。
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