ジェイ・アール北海道バス琴似営業所
ウィキペディアから
ウィキペディアから
ジェイ・アール北海道バス琴似営業所(ジェイアールほっかいどうバスことにえいぎょうしょ)は、ジェイ・アール北海道バスが北海道札幌市西区二十四軒2条7丁目1番21号に設置する営業所である。
2003年(平成15年)4月1日に札幌市交通局琴似自動車営業所(札幌市営バス)がジェイ・アール北海道バスに移譲されたことにより発足した。
札幌都市圏の路線のうち、かつて札幌市営バスが担当していた路線を中心とした、主に札幌市中心部(中央区・西区)の路線を担当する。路線全体の案内上の呼称としては「琴似エリア」が用いられる。移管直後しばらくの間は、札幌市営バスから引き継いだ路線路線を案内上「琴似線」と呼ぶこともあった[注 1]。
本営業所は1営業所全体の移譲を受けるという点でジェイ・アール北海道バスにとっては初のケースであり、市営バス時代から利用実績が堅調な地区であった[1]ことから、ジェイ・アール北海道バスでは2002年の夏ごろから乗務員の採用に着手[1]、2003年2月頃からは社内に準備室を設置する[1]などの対策を行なった。
移譲後は基本的な路線網については大きな再編はせず[1]、JR琴似駅への乗り入れや経路変更などの軽微な修正にとどまっている一方、需要の多い路線については臨機応変に増便などを行うことで対処した[1]。この結果、移譲翌年度(2004年度)の利用実績は、前年度と比較して3万人の増加をみている[1]。
2024年(令和6年)4月1日現在[2][3]。下記の他、他営業所が主担当の路線を運行する場合や、下記路線を他営業所が運行する場合がある。
「宮の沢駅前」停留所は宮の沢バスターミナル内に設置する。「JR札幌駅」停留所(札幌駅バスターミナル)は再開発事業に伴い一時閉鎖となり、2023年(令和5年)10月1日から2028年(令和10年)度までの予定で「札幌駅前」路上停留所発着となる。従前より路上停留所に発着する路線は乗り場番号以外変更ない[4]。
札幌市交通局(札幌市営地下鉄)との連絡運輸(乗継割引)は、地下鉄駅最寄(同名)停留所乗継にて全区間で適用。さっぽろ駅は札幌駅前・北5条西7丁目、大通駅は大通西4丁目・大通西3丁目・時計台前・北1条西4丁目、西11丁目駅は西11丁目駅前・北1条西11丁目、円山公園駅は円山公園駅前・大通西25丁目、麻生駅は麻生駅前・麻生町5丁目となる[5]。乗継割引に関する概要は札幌市営地下鉄#乗継割引を参照。
南19条西16丁目は「ロープウェイ入口」から、南13条西22丁目は「啓明ターミナル(環状通上)」から、もいわ山ロープウェイは「もいわ山麓駅」から、2017年(平成29年)4月1日に改称[6]。
西21・発41・発42・宮43の一部便は、2006年(平成18年)10月21日に宮の沢駅・発寒南駅からイオン発寒SC(2012年4月1日より「イオンモール札幌発寒」、2016年4月1日より「発寒8条12丁目」に改称)まで延長。2016年(平成28年)4月1日に延長区間を廃止[23][24]。
2004年(平成16年)4月1日より運行開始した金曜深夜バス(琴41-1、琴42-1、琴43-1:JR琴似駅→発寒南駅→福井えん堤前、平和の滝入口、中洲橋)は2020年(令和2年)4月1日ダイヤ改正で廃止。最終運行は同年3月27日[25]。
琴似エリア外だが琴似営業所が担当する系統、琴似エリアだが他営業所が担当する系統は以下がある。
手稲営業所が担当する西21 山の手線については上節参照。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.