肥後高田駅
熊本県八代市平山新町にある肥薩おれんじ鉄道の駅 ウィキペディアから
熊本県八代市平山新町にある肥薩おれんじ鉄道の駅 ウィキペディアから
肥後高田駅(ひごこうだえき)は、熊本県八代市平山新町にある肥薩おれんじ鉄道線の駅である。駅番号はOR02。
殆どの列車は当駅を途中駅の一つとし、上り方面は八代・新八代行が、下り列車は出水・川内・隈之城行がそれぞれ1時間に1本程度設定されている。だが、当駅は近隣に熊本高専八代キャンパスや中九州短期大学等学校が多いため平日朝夕は八代方面・水俣方面双方共通学利用が多い。そのため朝8時台(1本)のみ八代駅と当駅の1区間運行便がある。また周辺は住宅密集地のため、他駅と比べて乗降客が多い。
開業当時は八代郡高田村だったことにちなむが「高田駅」は全国にあるため、旧国名の「肥後」を冠して「肥後高田」とした。
「高田」は古代からの地名であり、由来は久留米市高良山にある高良大社にちなむ大和民族の伝説が関係している。代々高良山一帯を治めて来た高木神が高良神(高良玉垂命)に山上を貸したところ、乗っ取られて現在の「高田」の地に追放されてしまい、高木神が住んだこの土地がいつしか「高田」になり、読み方も高木神の住居を意味する「たかだ」と読むには恐れ多いことから「こうだ」と読むようになったという。
相対式ホーム2面2線のを有する地上駅。無人駅。元は有人駅で木造駅舎が建っていた。駅利用者が多かったため簡易駅舎に建て替えられた後も暫くは簡易委託駅として出札窓口が設置され、八代駅から駅係員が助勤扱いで派遣され朝から夕方まで乗車券や定期券を手売りで発売していたが1993年3月31日限りで終了し、以後は完全無人駅になっている。窓口はJR九州時代は残されていたが、2004年の肥薩おれんじ鉄道への経営移管後は掲示板で塞がれている。
1日平均乗車人員及び乗降人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2000年 | 380 | 767 |
2001年 | 416 | 840 |
2002年 | 401 | 812 |
2003年 | 409 | 835 |
2004年 | 314 | 637 |
2005年 | 286 | 577 |
2006年 | 290 | 583 |
2007年 | 284 | 572 |
2008年 | 279 | 560 |
2009年 | 275 | 550 |
2010年 | 258 | 516 |
2011年 | 236 | 484 |
2012年 | 216 | 444 |
2013年 | 214 | 440 |
2014年 | 197 | 406 |
2015年 | 199 | 416 |
2016年 | 205 | 414 |
2017年 | 229 | 443 |
2018年 | 263 | 508 |
2019年 | 230 | 470 |
南側は田畑が広がっているが、北側は住宅や商業施設が多く、八代市中心市街地に近付く程密集度が高くなる。東側の駅裏は山である。
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