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日本の弁護士 (1955-) ウィキペディアから
海渡 雄一(かいど ゆういち、1955年〈昭和30年〉7月21日 - )は、日本の弁護士。第二東京弁護士会所属。東京共同法律事務所所属。日本弁護士連合会秘密保全法制対策本部副本部長、監獄人権センター事務局長、公害対策環境保全委員会委員。脱原発弁護団全国連絡会共同代表、脱原発法制定全国ネットワーク事務局長。「グリーンピース・ジャパン」元理事長。
兵庫県伊丹市生まれ。灘中学校・高等学校では地学部天文班に所属し、科学者を志望していたが、高校2年の時、灘OBの東大理学部生と話すうちに「これはかなわない」と思い、文系に転向[2]。
監獄内の人権状況の改善のため、1995年(平成7年)に監獄人権センター(NPO法人)を設立し、事務局長に就任した。
1998年(平成10年)には、国連人権高等弁務官事務所主催の専門家会議「刑務官に対する人権教育」に招待された。
監獄人権センターは、2003年(平成15年)、東京弁護士会人権賞を受賞している。
弁護士としては、通信傍受法を問題視し、2017年には共謀罪を批判している[3]。
2011年(平成23年)8月20日のニューヨーク・タイムズに「日本で最も有名な反原発カップル」と評された[1]。
2018年7月には地下鉄サリン事件などテロ犯罪を行った罪で死刑が確定した松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚らに死刑が執行されたことを受け、死刑制度廃止を要求する市民団体と会見を開き、日本政府抗議と死刑廃止を要求した[4]。
威力業務妨害などで社会問題となっている連帯労働組合関西地区生コンを支援する「関西生コンを支援する会」の呼びかけ人。
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