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兵庫県加古川市にある西日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
厄神駅(やくじんえき)は、兵庫県加古川市上荘町国包にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)加古川線の駅である[3]。
加古川駅が管理する無人駅である。駅舎内部には定期券販売に対応した自動券売機(HT50-2)がある。
2008年4月に廃止された三木鉄道との乗換駅であった[3]。三木線が国鉄から第三セクターの三木鉄道に転換してからは、当初は国鉄と三木鉄道との、国鉄分割民営化後はJR西日本との共同使用駅となっていた。
日中は、上下線ともに毎時1本が停車する。ただし、土休日の加古川方面は当駅始発の列車が運行され、本数が増える時間帯がある。
朝夕のラッシュ時間帯には、加古川方面を中心に毎時2 - 4本が停車する。
相対式2面2線を持つ行き違い可能駅である[3]。2014年3月14日までは日中に西脇市駅発着・当駅発着の列車が交換を行っていたが、現在は隣の神野駅で行っている。のりばは北西側から1・2番線である。以前は単式・島式複合の2面3線で[3]、3番線は三木鉄道ホームであったが、三木鉄道の廃止後は2面2線で運用している[3]。国鉄時代は加古川線から三木線への直通列車があったが、三セク化後に旧3番線の線路は加古川線から切り離され、直通運転が不可能な状態になっていた。廃止後3番線ホームは使用が停止され、フェンスが張られている。
1999年(平成11年)築の橋上駅舎[7]はホームの上空から1番線ホームの北西側にかけて建てられている。出口は駅の北西側に開けているほか駅舎から駅の南側にも2本の通路が延びているため、南側に出ることも可能である。エレベーター(出入口 - 改札外のみ設置、改札内 - ホームは設置なし)が設置されている。
駅の構内の市場方にはJR西日本の網干総合車両所加古川派出所(車両基地[3])があり、列車の滞泊運用がある。三木線の三セク化後に設定された当駅折り返しの加古川行きは1番線あるいは2番線に到着後、そのまま折り返していったが、電化後は、到着後いったん入庫(もしくは基地手前で待機)した後、2番線に出してから発車させるように運用が変更された。
「兵庫県統計書[11]」によると、2021年(令和三年)度の1日平均乗車人員は658人である[12]。これは、加古川線内の途中駅で第4位であった。2019年までは第3位だったが、2020年に西脇市駅に抜かれた。
三木市から三木鉄道代替バスを使ってこの駅を利用する人も多い。
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 1,071 |
2001年 | 1,104 |
2002年 | 1,112 |
2003年 | 1,132 |
2004年 | 1,137 |
2005年 | 1,206 |
2006年 | 1,205 |
2007年 | 1,175 |
2008年 | 1,110 |
2009年 | 1,001 |
2010年 | 966 |
2011年 | 915 |
2012年 | 916 |
2013年 | 957 |
2014年 | 914 |
2015年 | 913 |
2016年 | 897 |
2017年 | 895 |
2018年 | 854 |
2019年 | 835 |
2020年 | 668 |
2021年 | 658 |
2022年 | 652 |
概ね住宅地である。北西側出口前にはごくわずか、商店や会社等がある。東側は住宅のみである。
駅北口を出て東約150メートル先のバス乗り場から発着する。
市場駅とは4.1kmあり、加古川線で最も駅間が長い。
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