神野駅
兵庫県加古川市にある西日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
兵庫県加古川市にある西日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
相対式ホーム2面2線を持ち[2]、行き違い設備を有する地上駅になっている[2]。当駅は無人駅である。線路はほぼ東西に走っている。加古川方面の線路が直線となっている[2]が、出発信号機が片方向にしか付けられていないため、逆線発車はできない。その他加古川方面の線路の日岡側に安全側線がある[2]が、これは加古川線の電化に際し新たに設けられたものである。厄神側は上下線の線路が合流するまでの距離が比較的長く、十分な過走距離が取れることから安全側線は設けられていない。加古川方面ホームと厄神方面ホームとは屋根つきの跨線橋で連絡している。かつて、改札口は、南側のみであったが、北側にも住宅が多く、2010年10月に駅舎が新設された[2]。
北口駅舎は、JR西日本と加古川市が共同で2010年3月に着工したもので、2010年10月2日に供用開始された。ひさしの曲線が加古川の流れを表現し、地場産業である建具を反映した木材が壁面の一部に使われている。総床面積は約65平方メートルである。隣接して加古川市のコミュニティー施設も建設されている[8]。従来、南側駅舎に設置されていたみどりの窓口が移転した。
南口駅舎は、北口駅舎の供用開始後、改築された。旧駅舎は、1948年(昭和23年)建築の木造平屋建で、瓦葺の大きな屋根が特徴的な建物となっていた。
「兵庫県統計書[12]」によると、2021年(令和三年)度の1日平均乗車人員は887人であり[13]、加古川線内の途中駅では粟生駅に次いで第2位の利用者数である。
長らく当駅が線内の途中駅で一番利用が多かったが、2020年に粟生駅に抜かれた。
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 1,595 |
2001年 | 1,515 |
2002年 | 1,449 |
2003年 | 1,398 |
2004年 | 1,357 |
2005年 | 1,329 |
2006年 | 1,298 |
2007年 | 1,283 |
2008年 | 1,259 |
2009年 | 1,190 |
2010年 | 1,143 |
2011年 | 1,146 |
2012年 | 1,139 |
2013年 | 1,131 |
2014年 | 1,100 |
2015年 | 1,117 |
2016年 | 1,101 |
2017年 | 1,084 |
2018年 | 1,071 |
2019年 | 1,057 |
2020年 | 868 |
2021年 | 887 |
2022年 | 901 |
加古川市北部の住宅街として発展している。駅の周辺には数多くの史跡がある。
「神野駅前」停留所にて、かこバスミニの路線が発着する。なお、以前は神姫バスが乗り入れていたが、廃止された。
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