ELEVENPLAY(イレブンプレイ)は、演出振付家MIKIKO率いる日本のダンスグループ。
Perfumeをはじめとする数々のコレオグラフとアートディレクションで有名なMIKIKOとダンサー兼振付師のTomomi Yoshimura(Tomo)が立ち上げたダンスカンパニー[1][2]。それぞれジャンルの異なる女性ダンサーだけで編成されており、舞台、映像、スチル写真など、表現の場を様々に持つ[3]。自分の動きやこだわりをきちんとわかった上で表現してくれる人を一から育てなければと考えたMIKIKOにTomomi Yoshimuraが共感し、「“心・技・体”はもちろん、センスの磨かれた素敵なダンサーが生まれますように」との願いを込めて2009年に2人でスタジオをオープンしてカンパニーを始動させた[1][3]。
当初は15人の20代女性で結成されたが[1]、2011年は14人[2]、2014年は10人[3]、2016年は8人など、人数は時期によって異なる。
ELEVENPLAYという名称の由来は、MIKIKOとTomoが以前一緒に組んでいた4人組のダンス・チームの名前[2]。
ドローンを利用したプロモーションを手がけそのソフトウェアの制御技術のノウハウも蓄積しているクリエイター集団Rhizomatiks(ライゾマティクス)と組んでドローンを舞台演出の領域で使用し、アートに応用する野心的な活動を行っている[4]。センサーやドローンといった技術とダンサーの身体性を組み合わせて新しい身体表現の可能性を模索するという試みで、まるで生命を宿した生き物のように有機的に動くドローンとダンサーが共にパフォーマンスするというインタラクティブなダンス表現を展開している[4][5]。
2009年、MIKIKOがTomoとカンパニーを立ち上げる[6]。
2011年1月23日、ショーケースでのレセプション公演「So many men,so many minds」[注 1] を行う[2][6]。同11月11日より、2度目のパフォーマンスとなる初公演「dot.」を2日間、東京ラフォーレミュージアム原宿にて開催[2]。
2014年3月21日より、東京青山のスパイラルホールでダンスインスタレーション「モザイク」を開催[4]。同年5月からスタートしたレディー・ガガのワールドツアーで初音ミクと共にオープニングアクトを務める。6月、世界屈指のフェスティバル「Sonar Music Festival2014」に出演。10月、メキシコツアーを成功させる。
- KOHMEN(講免綾 Aya Kohmen)- PassCode振付師
- 篠原沙弥 Saya Shinohara
- 田村恵美 Emi Tamura
- Yu Tokutake
- NON
- 丸山未那子 Minako Maruyama
- 安川香 Kaori Yasukawa
- 脇坂江梨沙 Erisa Wakisaka
旧メンバー
- TOMO(Tomomi Yoshimura)- 振付師兼ダンサー
- 岩沢有沙 Arisa Iwasawa
- 大段沙織 Saori Oodan
- 須藤奈々子 Nanako Sudo
- 富田和音 Kazune Tomita
- 中本綾音 Aayane Nakamoto
- 丹羽麻由美 Mayumi Niwa
- 沼田由花 Yuka Numata
- 平本(岡本)望 Nozomi Hiramoto (Okamoto)
- 堀向麻未 Asami Horiko
- 増田好海 Konomi Masuda
- 吉野麻理子 Mariko Yoshino
振付・ポージング
CM
- キーエンス(2012年)
- 明治「ホロホローネ」(2012年)
- クルマ・ポータルサイトGoo(振付、2013年)
- ミュゼプラチナム「MUSSE&PEACE〜春篇」(ポージング、2014年)
- KIRIN「のどごし〈生〉旨杉夫物語」(ポージング、2014年)
- 日本コカ・コーラ「コカ・コーラネームボトルデビュー」(ポージング、2014年)
- ジョンソン・エンド・ジョンソン まずは眼科へ!feel アキュビューR キャンペーン「瞳も気分も軽く篇」(振付、2014年)
- UHA味覚糖「塩の花」(振付、2014年)
- Simeji「山本美月『ゆびさきラブストーリー』篇」(振付2015年)
- 白元アース「HERSバスラボ うるおいボール」(ポージング監修、2015年)
- CROOZ「エレメンタルストーリー」(ポージング監修、2015年)
- LINE「LINE MUSIC」〜聴く篇〜(振付監修、2015年)
- 東京ガス「エネファーム」(振付、2015年)
- モイスト・ダイアン「エクストラシャイン」〜髪の記憶篇〜(ポージング監修、2015年)
- 日本コカ・コーラ「リアルゴールド ワークス 登場」篇(振付、2016年)
インターネット(ウェブCM、ウェブムービー)
- YouTube エンタメウィーク(振付、2013年)
- 三陽商会「TIMELESS WORK」(ポージング、2014年)
- ショップジャパン「スレンダートーン」(振付、2014年)
- Simeji「恋を叶えるメールHow to『山本美月のゆびさきラブストーリー〜想いを届けるコトバの探し方〆(・ω・。)〜』」(振付、2015年)
- ジョンソン・エンド・ジョンソン ジョンソンボディケア「マギー‘s ボディケア ムービー」(振付、2015年)
- 資生堂 watashi+「夏はメイクでスイッチオン!」(振付、2015年)
- 明治 極とろカスタードクリームプリン「2分40秒あまるクッキング 三戸なつめ」(振付、2015年)
- NEC「LAVIE」ブランドムービー(振付、2015年)
- 明治 果汁グミ「石原さとみの ぷにぷに〜がんばるわたしのためのワルツ」(振付、2015年)
- サントリー C.C.Lemon「キミだけの元気応援歌ムービー」(振付、2015年)
- 日本コカ・コーラ「リアルゴールド ワークス ズノウ」篇(振付、2016年)
- 日本コカ・コーラ「リアルゴールド ワークス」“WORLD ORDER”「ビジネスマン体操」(振付、2016年)
- 東芝 TRI-R(トライアール)「light+building 2016 Image」(振付、2016年)
- FURNITURE DOME(安井家具)「0216FURNITURE DOME」(ポージング監修、2016年)
舞台
- 「ミュージカル「黒執事」-地に燃えるコリス-」(振付、2014年)
- 少年社中第36回公演 「トゥーランドット~廃墟に眠る少年の夢~」(振付、2019年)
ライブ
- @onefive「雫 -Instrumental Dance ver.-」(振付、2020年)
その他
- チームしゃちほこ
- 「尾張の華」(振付、2013年)
- 「私がセンター」(振付、2014年)
- 「カントリーガール」(振付、2014年)
- モデルガールズ「tiger lily」(振付、2013年)
- 武藤彩未
- 「RUN RUN RUN」(振付、2014年)
- 「Are You ready?」(振付、2014年)
- 花日&結衣(田口乙葉・山田安奈)「boyfriend♡」(振付、2015年)
- さくら学院「さくらんぼ」(振付、2015年)
- タカラトミー
- 「キラかみリカちゃん」ダンスビデオ(振付、2015年)
- 「キラメイクつばさちゃん」ダンスビデオ(振付、2016年)
- 「キラチェンリカちゃん」 ダンスビデオ(振付、2017年)
- 「ジュエルアップかれんちゃん」 ダンスビデオ(振付、2019年)
- 虎ノ門・麻布台プロジェクト コンセプトムービー|都市に生きる(振付、2019年)
- サンリオピューロランド SANRIO EXPO 2019「RAINBOW GIFT LIVE」(振付、2019年)
- Paravi(パラビ) ミュージカルドラマ「とどけ!愛のうた」(振付、2020年)
- TikTok ネイチャーラボ ダイアン「#ミラクルユーチャレンジ」(振付、2020年)