JR東日本クロスステーション
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株式会社JR東日本クロスステーション(ジェイアールひがしにほんクロスステーション、英文社名:JR East Cross Station Co.,Ltd. )は、東京都渋谷区千駄ヶ谷に本社を置く東日本旅客鉄道(JR東日本)の完全子会社[1]。JR東日本の連結子会社である[5]。
種類 | 株式会社 |
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略称 | JR-Cross[1] |
本社所在地 |
日本 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目33番8号 サウスゲート新宿ビル[1][2] 北緯35度41分14.9秒 東経139度42分12.6秒 |
設立 | 1987年(昭和62年)6月4日(東日本キヨスク株式会社)[3] |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 3011101042662 |
事業内容 | |
代表者 | 代表取締役社長 西野史尚[1] |
資本金 | 41億100万円[1] |
売上高 | 3,638億円(2023年度・店舗売上高)[1] |
従業員数 | 3,069名(2024年4月1日現在)[1] |
支店舗数 | |
決算期 | 3月 |
主要株主 | 東日本旅客鉄道株式会社 100%[1] |
主要部門 |
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主要子会社 |
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外部リンク |
www |
特記事項: |
2021年(令和3年)4月1日付で株式会社JR東日本リテールネットが、株式会社JR東日本フーズ、 株式会社JR東日本ウォータービジネス、株式会社鉄道会館の3社を吸収合併し、同日付で現社名に商号変更したことで誕生した[2]。また会社合併に伴い、同年4月7日には本社を東京都新宿区西新宿2丁目3番1号から渋谷区千駄ヶ谷5丁目33番8号(サウスゲート新宿ビル)へ移転した[2]。合併と同時に社内カンパニー制を導入し、JR東日本リテールネットのNewDays、専門店等を「リテールカンパニー(小売業)」、JR東日本フーズを「フーズカンパニー(飲食業)」、JR東日本ウォータービジネスを「ウォータービジネスカンパニー(飲料水・自動販売機管理)」、JR東日本リテールネットの「ecute」、鉄道会館の「グランスタ」等を「デベロップメントカンパニー(不動産業)」として旧会社の事業を承継した。
主な事業 合併後:JR東日本クロスステーション
リテールカンパニー
コンビニエンスストア「NewDays」を中心に、お客さまの多様なニーズに応えるため、土産・弁当を扱う「HANAGATAYA」、スイーツ・食品「コレもう食べた?」、くすり「EkiRESQ」、書店「BOOK COMPASS」、ファッション・雑貨「プレミィ・コロ ミィ」など、幅広い専門店を展開している。 特に、NewDaysは、「行きも、帰りも、いつも近くに。」をテーマに、日常(朝、昼、夜)に寄り添った魅力ある商品・サービスを提供、「スゴおに」「パネスト」「いろいろデリ」など、 NewDaysならではの独自の品揃えで、お客さまの日常をサポートを目指している。 2023年ごろより、 エキソトへの出店も増加している。(コクーンタワー新宿店 、JR目黒 MARCビル店、 ジアウトレット湘南平塚店など)
フーズカンパニー
そば・カフェ・ラーメン・カレーなどのファストフード店舗から、和食・洋食などの専門店舗、社員食堂など、さまざまな特色のある飲食店を運営。 日本が世界に誇れる食文化「駅弁」や日常食として馴染み深い「おにぎり」など、 日本の生活に寄り添う食もさまざまな業態で展開。 また、製販一体の中核を担う食品製造は3つの製造工場で構成している
ウォータービジネスカンパニー
JR東日本の「駅」という巨大なフィールドに約1万台のエキナカ自販機を展開している。また、谷川連峰の天然水や青森県産のりんごなど地域の素材を活かした飲料や、膨大なPOSデータを分析し、オリジナル商品を開発している。
デベロップメントカンパニー
エキナカニーズに幅広く応える、魅力あふれるエキナカ空間を目指し、「ecute」や「グランスタ」等のエキナカ商業施設を開発・運営する事業を行っている。 デベロップメントカンパニーのパーパス(存在意義)は、 「エキのひととき ちょっと、もっと、ずっと、」。 駅から人々の時間に寄り添い、駅ごとの個性を発揮した“ちょっといい”体験であなたの毎日をもっと、今日からずっと、豊かにします という思いを込めている。 また、パートナーとの連携を強化し、地元との共生、地域連携にも積極的に取り組んでいる。 [6]
歴史
国鉄分割民営化によるJR東日本の発足に伴い、1987年(昭和62年)6月4日付で東日本キヨスク株式会社として設立された[3]。旧国鉄の駅売店「キヨスク」を運営していた鉄道弘済会からJR東日本管内の大部分の店舗を承継した[5]。
鉄道弘済会の手を離れ、JRの100%子会社となったこと機に、キヨスクにおいてこれまでの人件費の高かったスタッフを入れ替えるために高額の割増退職金で希望退職を募集した[5]。これに販売員の9割以上が応募したためスタッフ補充が追い付かず、2007年には首都圏の三分の一以上の店舗が一時休店を強いられた[5]。
しかしその後の駅ナカビジネスの環境変化により、社内の売上シェアに占める駅売店「KIOSK」の割合は、会社設立翌年の1988(昭和63)年度の95 %から、10年後の1998(平成10)年度には67 %まで低下し、さらに2000年代に入ると、2005(平成17)年度には37 %、2006(平成18)年度決算ではコンビニ部門の35 %を下回る34 %まで低下した。そのため事業内容が社名にそぐわなくなったことから、2007年(平成19年)7月1日付で株式会社JR東日本リテールネット(英文社名:JR East Retail Net Co.,Ltd. )へ商号変更した[4]。{{要出典範囲|date=2022-03|また2007年の商号変更と同時にに、KIOSKの読みをJRグループ共通の「キヨスク」から「キオスク」へ改めた。[7]。
JRグループ以外への店舗展開として、第三セクター鉄道のうち、旧JR東日本管内のえちごトキめき鉄道の主要駅や、JR東日本が出資する東京臨海高速鉄道(りんかい線)でも駅売店の運営を行っている。また、専門店についてはJR東日本の系列外や沿線外にも多数出店しているが、駅売店や駅ナカコンビニの出店はごく少数で、一例としては、千葉都市モノレールの千葉駅がある。[要出典]
JR東日本グループとして、同社の交通系ICカード「Suica」利用エリア内でSuica電子マネーを積極的に導入している。特に2010年(平成22年)後半にはJR東日本本共同で「KIOSK」および「NewDays」でSuicaポイントの倍増や「Suica割」のキャンペーンを数回実施した。
沿革
- 1932年(昭和7年)2月 - 財団法人鉄道弘済会を設立(リテールカンパニーの源流)[8]。
- 1938年(昭和13年)10月 - 日本食堂株式会社を設立(フードカンパニーの源流)[8]。
- 1952年(昭和27年)9月 - 株式会社鉄道会館を設立(デベロップメントカンパニーの源流)[8]。
- 1987年(昭和62年)
- 1989年(平成元年)4月 - ジェイアール東日本レストラン株式会社を設立[8]。
- 1990年(平成2年)5月 - ジェイアール東日本レストランがベッカーズ株式会社を買収して子会社化、株式会社ジェイ・ビーへ商号変更[8]。
- 1997年(平成9年)10月 - キヨスクをコンビニエンスストア「ミニコンビ」に改装した店舗を飯田橋駅に開店。コンビニエンス事業へ進出。[要出典]
- 1998年(平成)10月 - 日本食堂株式会社が株式会社日本レストランエンタプライズ (NRE) へ商号変更、JR東日本の営業エリアを承継する[8]。
- 2001年(平成13年)
- 2003年(平成15年)9月 - ecuteの運営会社として、株式会社JR東日本ステーションリテイリングを設立[8]。
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)4月 - 東京・横浜・新宿・立川・大宮・千葉支店を本社直轄化。[要出典]
- 2009年(平成21年)4月 - JR東日本支社別子会社の再編に伴い、子会社で運営していた店舗を移管。[要説明]
- 2010年(平成22年)
- 2013年(平成25年)10月 - JR東日本との連携と店舗支援強化のため、首都圏に東京・新宿・上野・横浜・八王子・大宮・千葉の各支店を再設置。[要出典]
- 2014年(平成26年)
- 2018年(平成30年)4月 - JR東日本グループ再編により、株式会社JR東日本ステーションリテイリングを吸収合併[8][11]、株式会社JR東日本ウォータービジネスを完全子会社化[8][11]。
- 2021年(令和3年)
- 4月1日 - JR東日本グループ再編により、株式会社JR東日本フーズ、株式会社JR東日本ウォータービジネス[注釈 3]、株式会社鉄道会館を吸収合併[2][8]。同日付で株式会社JR東日本クロスステーションへ商号変更[2][12]。
- 4月7日 - 本社を新宿区西新宿2丁目3番1号から渋谷区千駄ヶ谷5丁目33番8号へ移転[2]。
- 2022年(令和4年)4月1日 - 株式会社NRE高崎サービス(本社:群馬県高崎市栄町1-25)を吸収合併[2]。
- 2023年(令和5年)
主な事業
リテールカンパニー
- コンビニエンス事業(主にJR東日本駅構内) - 旧JR東日本リテールネットの事業
- 専門店事業(上記コンビニエンス事業に含まれない業態の総称) - 旧JR東日本リテールネットの事業
- HANAGATAYA(土産・弁当)
- コレもう食べた?(食品催事区画-旧Monthly Sweets)
- BOOK COMPASS(書籍-旧BOOK EXPRESS)
- Eki RESQ(エキ レスク)(薬局-旧くすりSTATION)
- Ekinaka LAB(エキナカラボ)(臨時催事)
- Plame Collome(プレミィコロミィ)(ファッション・雑貨)
- 以上のブランドに置き換わる予定のブランド…膳まい(弁当)、Monthly Sweets(催事区画)、銘品館・ギフトガーデン(土産)
- その他展開ブランド…ユニクロ、3COINS(雑貨)、RAILYARD(鉄道雑貨)、Nippon Standard(雑貨)、やまたまや(山梨・多摩地産品)、ラポート(食品)
フーズカンパニー
- 飲食店事業 - 旧JR東日本フーズの事業
展開しているブランド
●は旧NREのブランド、◇は旧JEFBのブランド(いずれもフランチャイズを含む)。★は会社発足後に誕生またはフランチャイズを開始したブランド。
駅弁●駅弁屋 祭 ●駅弁屋 踊 ●駅弁屋 頂 ●駅弁屋 旨囲門 ●駅弁屋 匠 ★駅弁屋 祭 セレクト ★日本ばし大増 ★御ぞんじ亭 ★大船軒 コーヒーショップ・カフェ・喫茶店他
そば・うどん
ハンバーガー・サンドイッチ
ラーメン・中華
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おむすび・寿し・惣菜
ジューススタンドベーカリー・スイーツ和食・専門料理
総合和食・居酒屋
洋食
パブ・バー・バル・バール他
カレー専門店・パスタ店他
フードコート・カフェテリア
コンビニ・食事処
業務提携等の店舗
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デベロップメントカンパニー
ウォータービジネスカンパニー
関連会社
- 株式会社東京ステーション・サービス(本社:東京都台東区)
- 完全子会社。貸ロッカー業等の受託、飲食店業、建物保守管理など。
- 株式会社エヌアールイーサービス
- 完全子会社(旧JR東日本フーズ/NRE系)。高齢者福祉施設、JR東日本社員寮の運営など。
- 株式会社エヌアールイー東北サービス
- 完全子会社(旧JR東日本フーズ/NRE系)。東北エリアにおけるJR東日本社員寮の運営など。
- RB工装株式会社
- 完全子会社(旧鉄道会館系)。エキナカ等の建設・内装工事等。
- 株式会社海苔弁山登り
- 33.4%出資関連会社(2021年5月1日付で資本参加)[21]。海苔弁当の製造販売など。
- 株式会社ジェイアール東日本物流
- 株式の一部を保有。KIOSK・NewDaysの商品管理・配送業務を担当。
かつての子会社・関連会社
- 株式会社日本ばし大増
- 元JR東日本フーズ(NRE系)の完全子会社。駅弁等の製造販売など。2023年4月1日付で当社に吸収合併[2]。
- 株式会社大船軒
- 元JR東日本フーズ(NRE系)の完全子会社。駅弁等の製造販売など。2023年4月1日付で当社に吸収合併[2]。
- 株式会社NRE高崎サービス(本社:群馬県高崎市)
- ジェフビーサービス株式会社(本社:東京都荒川区)
- 元JR東日本フーズ(JEFB系)の完全子会社。2022年4月1日付でエヌアールイーサービスに吸収合併[23]。
- 株式会社JR東日本ウォータービジネス(本社:東京都品川区)
- 株式会社JR東日本フーズ
- 2021年4月1日、当社に吸収合併。飲食店業を行っていた。
- 下記2社は、一部株式を旧東日本キヨスク時代に保有していたが、JR東日本の完全子会社となった後、2020年4月1日に株式会社JR東日本フーズとして統合された。
- ジェイアール東日本フードビジネス株式会社(株式の10%を保有のち全株売却)
- 株式会社日本レストランエンタプライズ(株式の1.6%を保有のち全株売却)
- 東北キヨスクサービス株式会社(本社:宮城県仙台市青葉区)
- 東北主要駅への商品の配送など。
- 2009年10月物流機能を東北鉄道運輸株式会社に統合。
- 東日本駅配送サービス株式会社(本社:東京都台東区)
- 2007年2月1日に株式会社ジェイアール東日本物流が吸収合併。
- 株式会社アドレスト長野(本社:長野県長野市)
- 完全子会社。飲食店業、広告代理業など。2020年4月1日に当社に吸収合併され消滅。
- 株式会社ヤンレイ(本社:東京都台東区)
- CD・DVDの販売(CD GARDEN)、アパレルの卸売及び販売を行っていた。2020年4月1日に東京ステーション・サービスに吸収合併され消滅。
- 千葉弘食株式会社(本社:千葉県千葉市中央区)
脚注
関連項目
外部リンク
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