2014年のオールスターゲーム (日本プロ野球)
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概要
2008年から引き続きマツダの特別協賛を受け、「マツダオールスターゲーム2014」として開催された。本年は1試合減の2試合での開催となる。
日程
- ホームは第1戦は三塁側、第2戦は一塁側(西武ドームではホーム・チームが三塁側を使用し、ビジター・チームが一塁側を使用する)。
アトラクション
出場者
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
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監督 | 原辰徳 | 巨人 | 監督 | ||||
伊東勤 | ロッテ | ||||||
コーチ | 和田豊 | 阪神 | コーチ | 田辺徳雄 | 西武 | ||
野村謙二郎 | 広島 | 大久保博元 | 楽天 | ||||
先発投手 | 前田健太 | 広島 | 4 | 先発投手 | 西勇輝 | オリックス | 2 |
中継投手 | 一岡竜司 | 広島 | 初 | 中継投手 | 佐藤達也 | オリックス | 2 |
抑え投手 | ミコライオ | 広島 | 初 | 抑え投手 | 平野佳寿 | オリックス | 6 |
投手 | 菅野智之※ | 巨人 | 2 | 投手 | 金子千尋 ※ | オリックス | 2 |
山口鉄也 | 巨人 | 4 | 則本昂大 | 楽天 | 初 | ||
藤浪晋太郎 | 阪神 | 2 | 福山博之 | 楽天 | 初 | ||
大野雄大 | 中日 | 初 | 岸孝之 | 西武 | 3 | ||
福谷浩司 | 中日 | 初 | 五十嵐亮太 | ソフトバンク | 6 | ||
山井大介 | 中日 | 初 | サファテ | ソフトバンク | 2 | ||
井納翔一 | DeNA | 初 | 大谷翔平 | 日本ハム | 2 | ||
三上朋也 | DeNA | 初 | クロッタ | 日本ハム | 初 | ||
捕手 | 阿部慎之助※ | 巨人 | 11 | 捕手 | 嶋基宏※ | 楽天 | 6 |
谷繁元信 | 中日 | 12 | 伊藤光 | オリックス | 2 | ||
中村悠平 | ヤクルト | 初 | 大野奨太 | 日本ハム | 初 | ||
一塁手 | キラ | 広島 | 初 | 一塁手 | 中村剛也 | 西武 | 6(1) |
ブランコ※ | DeNA | 5 | 李大浩 ※ | ソフトバンク | 3 | ||
二塁手 | 菊池涼介※ | 広島 | 初 | 二塁手 | 浅村栄斗 | 西武 | 2 |
藤田一也 ※ | 楽天 | 初 | |||||
三塁手 | 堂林翔太 | 広島 | 3 | 三塁手 | |||
村田修一※ | 巨人 | 5 | |||||
遊撃手 | 鳥谷敬※ | 阪神 | 5 | 遊撃手 | 今宮健太※ | ソフトバンク | 初 |
内野手 | 坂本勇人 | 巨人 | 7 | 内野手 | 鈴木大地 | ロッテ | 2 |
山田哲人 | ヤクルト | 初 | 大引啓次 | 日本ハム | 2 | ||
銀次▲ | 楽天 | 初 | |||||
外野手 | 丸佳浩 | 広島 | 2 | 外野手 | 糸井嘉男※ | オリックス | 6 |
エルドレッド※ | 広島 | 初 | 中田翔※ | 日本ハム | 4 | ||
バレンティン※ | ヤクルト | 4 | 陽岱鋼 | 日本ハム | 3 | ||
マートン※ | 阪神 | 4 | 長谷川勇也※ | ソフトバンク | 3 | ||
大島洋平 | 中日 | 3 | 柳田悠岐 | ソフトバンク | 初 | ||
雄平 | ヤクルト | 初 | |||||
指名打者 | ペーニャ※ | オリックス | 2 |
- 太字はファン投票による出場、※印は選手間投票による出場、▲は出場辞退選手発生による補充選手、他は監督推薦による出場。
- 数字は出場回数。カッコ内数字は上記回数中故障のため不出場の回数。
- 右示指末節骨骨折のため、出場辞退。補充選手として銀次を選出。
なお、辞退選手は野球協約86条により球宴終了後の後半戦開始から10試合、選手登録ができない。
試合結果
試合 | 日付 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | MVP | 開催球場 |
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第1戦 | 7月18日 | セ・リーグ | 7 - 0 | パ・リーグ | ブラッド・エルドレッド | 西武ドーム |
第2戦 | 7月19日 | パ・リーグ | 12 - 6 | セ・リーグ | 柳田悠岐 | 阪神甲子園球場 |
第1戦
スコア
オーダー
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表彰選手
- MVP:ブラッド・エルドレッド(広島)
- 7回にダメ押しの2ランホームランを放つ。
- 敢闘選手賞:前田健太(広島)、岸孝之(西武)、陽岱鋼(日本ハム)
第2戦
スコア
オーダー
|
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表彰選手
- MVP:柳田悠岐(ソフトバンク)
- 4安打1本塁打の大活躍。
- 敢闘選手賞:ウィリー・モー・ペーニャ(オリックス)、山田哲人(ヤクルト)、陽岱鋼(日本ハム)
- Be a driver.賞:陽岱鋼(日本ハム)
テレビ中継
- 第1戦 - テレビ朝日(EX)≪テレビ朝日系列≫、テレ朝チャンネル2でホームランダービーを生中継・試合を録画中継。BS朝日はホームランダービーのみ生中継。
- 第2戦 - テレビ朝日(EX)≪テレビ朝日系列、制作協力:朝日放送(ABC)≫、テレ朝チャンネル2でホームランダービーを生中継・試合を録画中継。BS朝日はホームランダービーのみ生中継。
2試合ともテレビ朝日系列での放送は2010年(第1戦・福岡Yahoo! Japanドーム(当時)、第2戦・ハードオフエコスタジアム新潟)以来4年ぶり。また、西武ドーム→甲子園での中継は2005年以来9年ぶり。本大会以降、オールスターゲームのテレビ中継は全カードテレビ朝日系列での放送となっている。
テレビ朝日系列が中継する甲子園球場からのオールスターゲームは、従前は毎日放送→朝日放送主導の制作だったが、この回以降はテレビ朝日主導の制作に移行している。
ラジオ中継
- 第1戦
- 第2戦
- ※代表インタビュー:高野純一(ABC、セ・リーグ担当)、馬野雅行(MBS、パ・リーグ担当)
- 関西からの週末開催分は2005年以来であるが、当時はABCラジオがJRN向け、ラジオ大阪がNRN向けを担当(どちらも担当しないMBSラジオはLFとの2局ネット)していた。しかし、この間にラジオ大阪はプロ野球中継から撤退し、JRNナイターも週末における定時放送を取りやめたことにより、ネットワーク再編が行われたため、今回はABCラジオがNRN向けを担当する。MBSラジオもLFとの2局ネットを堅持しているため、JRN向けの中継はTBSラジオが東京から裏送り用のスタッフを派遣して直接制作することになった(技術協力をABCとMBSのどちらが担当したのかは不明)。
- なお、アール・エフ・ラジオ日本は2試合とも、TBSラジオ・TBCラジオは第2戦を放送しなかった。さらに、第2戦に関しては、地元に球団のない地域の放送局ではナイターの定時枠を設けていないために中継をしなかった局も多い。
- RCCラジオは第1戦はNRN(LFからのネット)、第2戦はJRN(TBSからの裏送り)ネットで放送した。第1戦ではRCCカープナイターのジングルを使用したが第2戦ではオールスター仕様のジングルが使用された。
- RNCとRCCは、第2戦では『明日へのエール〜ことばにのせて〜』(TBSラジオ制作・創価学会一社提供)を通常通り21:00から放送するため、試合途中の20:56で飛び降りた。
第1戦のテレビ放映に関する批判
先述の通り、西武ドームで開催された第1戦のテレビ放映はテレビ朝日及びその系列局が行った。しかし、第1戦の放送のみ[5] 延長放送が行われず、オール・パシフィックが7回裏の攻撃を終えたところで放送を終了して通常通り「世界の村で発見!こんなところに日本人」(ABC制作)を放送したうえ、BSやCSでの同時放映やリレー放送も行われず[6]、しかも再放送がテレ朝チャンネル2の深夜枠であったため、テレビ朝日の広報に多数の批判が寄せられる事態となった[7]。これは「報道ステーション」が大きく関係しており、もし延長を行うと中途半端になってしまう恐れがあったことを考慮し、延長を行わなかったためである[8]。第1戦、第2戦とも23時台から「全英オープンゴルフ」の生中継があったため、繰り下げ放送が不可能であった。
この批判を受け、翌年は放送時間を見直し、第1戦(東京ドーム)は放送時間を19:00 - 21:48まで確保し、第2戦(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)は最大延長30分に加え、2試合ともBS朝日によるリレー中継で対応することとなった。
出典
関連項目
外部リンク
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