名古屋市営バス鳴尾営業所
名古屋市南区上浜町に所在する名古屋市営バスの営業所 ウィキペディアから
名古屋市南区上浜町に所在する名古屋市営バスの営業所 ウィキペディアから
名古屋市営バス鳴尾営業所(なごやしえいバスなるおえいぎょうしょ)は、愛知県名古屋市南区上浜町40にある名古屋市営バスの営業所である。
最寄のバス停留所は鳴尾車庫であり、基幹バス東郊線(基幹1号系統)他、名古屋市南区・熱田区・緑区南西部の路線を中心に受け持っている。名古屋市営バスで唯一、天然ガススタンドを設置していた営業所である。
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
起点 | 主な経由地 | 終点 | |||||||
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本 | 神宮東門 | --- | 中京病院 | 南陽通四 | 大江町 | 船見町 | 船見寮前 | ワイルド フラワーガーデン | 潮見町南 |
折 | --- | ワイルド フラワーガーデン | |||||||
支1 | 金山 | 神宮東門 | |||||||
支2 | 道徳通 | --- | 泉楽通四 | ||||||
出 | 中京病院 | 南陽通四 | 大江町 | 船見町 | 船見寮前 | →→→ | ワイルドフラワーガーデン |
旧番号は〔33〕。現在のきらく橋経由の経路になったのは2004年の再編からで、それまでは堀川を渡るために名四国道(国道23号)を経由していた。また、かつては要町行きと鳴尾車庫行きをほぼ交互に運行していたが、減便に伴って要町行きが減らされ、2003年の再編ですべて鳴尾車庫行きとなっている。
かつては現在の〔鳴海12〕と一つの路線をなしており、名古屋港 - 築地口 - 竜宮町 - 船見町 - 柴田 - 鳴尾車庫 - 大慶橋 - 左京山 - 有松町口無池という経路であった。
全日とも、ほぼ終日毎時1本の運行。
起点 | 主な経由地 | 終点 | |||||
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本 | 神宮東門 | 中京病院 | 南陽通四 | 大江町 | 北頭 | 元塩町 | 鳴尾車庫 |
起点 | 主な経由地 | 終点 | 備考 | ||||||||||||||
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南巡回 | 神宮東門 | 内田橋 | 中京病院 | 二条町 | 豊本通 | 宮崎通 | 桜本町一 | 笠寺西門 | 笠寺駅 | 日本ガイシ スポーツプラザ |
北頭 | 豊田荘 | 道徳通 | 中京病院 | 神宮東門 | 左右回り (→が右回り) | |
神宮16 | 本 | ||||||||||||||||
折1 | --- | 笠寺駅 | |||||||||||||||
折2 | 笠寺駅 | --- | 日本ガイシ スポーツプラザ |
北頭 | 豊田荘 | 道徳通 | 中京病院 | 神宮東門 |
〔神宮16〕と〔南巡回〕は経路は全く同じである。昼間(8時台〜16時台)は南巡回系統を運行するが、2022年4月現在両系統の停留所に違いはない。〔南巡回〕は赤字系統ではあるが地域巡回系統としては営業係数が良く、100をわずかに超えるほどに改善できている。
2004年の再編までの〔南区〕で、神宮東門ではなく笠寺駅が起終点だった。ただし、笠寺駅が起終点になったのは1998年の再編からで、それまでは神宮東門を起終点にしていた[注釈 3]。
〔神宮16〕は〔南巡回〕が運行されない朝および夕方以降に〔本〕が毎時1本程度、〔折1〕の笠寺駅行きが右回りの最終便他計2便、神宮東門行きが左回りの始発として、〔折2」の神宮東門行きが右回りの始発他計2便、笠寺駅行きが左回りの最終として運行される。
神宮前駅西口の再開発に伴う駅前広場廃止による神宮東門バスターミナルのターミナルとしての機能縮小の影響を考慮して2022年の再編で神宮東門への乗り入れを廃止し再び笠寺駅を起終点に変更、併せて〔神宮16〕を〔笠寺11〕に変更したが、2024年の再編でわずか2年で再び神宮東門起終点に戻され、〔笠寺11〕から〔神宮16〕に戻された。
起点 | 主な経由地 | 終点 | 備考 | ||||||||||||||
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本 | 新瑞橋 | 桜本町一 | 笠寺西門 | 南区役所 | 笠寺駅 | 南区役所 | 本星崎町 | 大慶橋 | 鳴尾車庫 | 要町 | 柴田 | 港東通 | 日本ガイシ スポーツプラザ |
南区役所 | 桜本町一 | 新瑞橋 | 左右回り
(→が右回り) |
出入1 | --- | 鳴尾車庫 | |||||||||||||||
出入2 | 日本ガイシ スポーツプラザ |
港東通 | 柴田 | 要町 |
起点 | 主な経由地 | 終点 | 備考 | ||||||||
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本 | 新瑞橋 | 桜本町一 | 南区役所 | 日本ガイシ スポーツプラザ | 港東通 | 大江町 | 船見町 | 船見寮前 | ワイルド フラワーガーデン |
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折 | --- | 大江町 | |||||||||
出 | 鳴尾車庫 | 柴田 | 白水町 | 船見町 | 大江町 | 日本ガイシ スポーツプラザ | 南区役所 | --- | 新瑞橋 | →のみ |
1994年の再編で新設された〔73〕(野並 - 森の里団地)を前身とする。このときは野並 - 鳴海山下 - 池上という経路であったが、1998年の再編で野並車庫(現・地下鉄鳴子北)経由に改められ、〔野並18〕となる。[支]は1998年の再編で一旦廃止になったが、2000年の再編で〔野並20〕として再び新設された。2003年の再編で〔野並18〕に統合されて支線となっている。[支]は国道1号を経由し、途中の有松小学校バス停付近に名鉄有松駅があるが、当系統は名鉄有松駅交通広場には乗り入れない。
南大高駅の開業に伴って2009年3月14日に、森の里団地発着系統が南大高駅まで延伸された。2011年の再編で野並 - 地下鉄鳴子北(元・野並車庫)が短縮され系統番号も〔鳴子13〕に変更された。
[本]・[支]とも、平日・休日はほぼ毎時1-2本程度の運行となっている。昼間は交互に運行される。
2022年4月2日より、森の里団地停留所の名称が大高南小学校停留所へ名称が変更となった。
2024年3月31日より、緑市民病院停留所がみどり市民病院に改称された。他の系統も同様で、記述は省略する[3]。
起点 | 主な経由地 | 終点 | |||||
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本 | 地下鉄鳴子北 | 池上 | 滝の水公園 | 緑保健センター | みどり市民病院 | 緑区役所 | 大高駅 |
2011年の再編で〔大高12〕の本線(以下〔大高12・本〕)を滝の水公園から池上を経由して地下鉄鳴子北へ向かうように変更した系統である。〔幹鳴子1〕〔鳴子13〕〔鳴子15〕とは異なり池上からみどり市民病院まではダイレクトで結ばず東へ迂回しているため同系統より所要時間が長い。地下鉄鳴子北での乗り場も前述の3系統とは異なる(〔鳴子12〕〔鳴子16〕と同じ1番のりば。他系統は3番のりば)。
全便ノンステップバスで運行される。
〔大高12・本〕は2004年までは〔緑区〕を名乗っていた系統の本線で、もともとの経路は大高駅前(現・大高駅) ‐ みどり市民病院 - 鳴子町 - 鳴子みどりヶ丘 - 桃山住宅 - 徳重(現・緑文化小劇場)- 緑車庫という経路だったが、2000年の再編で区画整理事業が進んだ地区への乗り入れをすることになり大高駅前 - みどり市民病院 - 緑保健所 - 鳴子みどりヶ丘 - … - 徳重 - 藤塚一 - 緑車庫という経路になった。
さらに2003年、徳重 - 緑車庫間を鶴が沢経由にした上で終点も白土へ変更され、2004年からは昼間時は地域巡回バスの〔緑1巡回〕として運行されていた。
なお、〔緑1巡回〕については〔徳重巡回〕も参照。 また〔大高12〕の支線については〔緑巡回〕を参照
平日・土曜・休日とも、ほぼ終日毎時1本程度の運行となっている。
2018年4月1日より緑保健所停留所は、同市の保健所組織改正による名称変更に伴い、緑保健センター停留所に変更された。
起点 | 主な経由地 | 終点 | ||||
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本 | 地下鉄鳴子北 | 池上 | みどり市民病院 | 名鉄鳴海 | 星崎 | 鳴尾車庫 |
前身は〔63〕(地下鉄植田 - 島田 - 一ツ山三 - 相生山 - 野並車庫(現・地下鉄鳴子北) - 池上 - みどり市民病院 - 花井 - 星崎)で、現在の〔鳴子11〕に当たる区間と一体的に運行されていた。1998年の再編で野並 - 星崎という経路になり系統番号も〔野並19〕となる。
2009年4月1日の再編で、駅前広場の整備が完了した名鉄鳴海駅へ立ち寄るように経路が変更されると同時に半数ほどの便が鳴尾車庫まで延長され、2011年3月27日の再編で、野並 - 地下鉄鳴子北(元・野並車庫)が短縮されるとともに全便が鳴尾車庫まで延長された。鳴尾車庫を発着する系統のうち、この系統と〔基幹1〕が元々の終点の関係上星崎を経由しており、大慶橋は経由しない。
なお〔63〕には星崎 - 野並車庫(現・地下鉄鳴子北)という出入庫支線があり、今回の再編でこの支線が復活した格好になっている。ただし野並営業所は本系統を担当しない。
平日・土休日とも、毎時1本の運行。〔鳴子13〕・〔鳴子14〕の出入庫という役割も持つ。
2021年4月3日より名南工高停留所は、校名変更に伴い、名古屋工科高校停留所に変更された。
2011年3月の再編で新設された系統。地下鉄徳重から愛知県道56号名古屋岡崎線を進んで途中の鳴海町笹塚で右折し、諸ノ木口、大清水地区、姥子山地区を経由して有松駅へ向かう路線である。大清水 - 敷田北も直進して中京競馬場の真横を通ることはなく(この場合短距離ではあるが豊明市を経由する)、他系統と同様に大清水地区を経由している。
2022年4月の再編まで運行されていた名鉄有松 - 鳴海団地は、2005年まで名鉄バスが有松線の支線として運行していた。同区間は2011年3月再編の素案では設定されなかったが、住民の要望によって見直され、延長となった。これに伴い鳴海団地の転回場が新設された(鳴海団地の転回場はかつて名鉄バスが鳴海住宅の転回場として使用していた)。なお、名鉄バスの有松線にはこの鳴海住宅の支線と、有松駅から現在の〔有松11〕と同じルートで口無大池(市バスの有松町口無池停)を経由し、その先大府市に入り長根山を経由して大府駅までの路線があったが、鳴海住宅の支線と共に2005年に廃止されている。
運行本数は毎時1本程度。ラッシュ時は毎時2~3本になる。
敷田北 - 名鉄有松では〔有松13〕が補完している。当系統は緑営業所も担当している。
2022年4月より、それまでの平手経由から鳴海町笹塚経由に変更となった。このときに再び諸ノ木口も経由するようになっている(地下鉄徳重行きの場合、〔徳重13〕とは停留所の方向が逆になる)。
大府市との境界に近いJR南大高駅を起点とし、森の里団地・名鉄鳴海駅などを経由して南大高駅へ戻る、比較的短距離の循環路線である。地下鉄には接続しない。
1998年の改編で、旧〔140〕の支線(要町 - 星崎 - 大慶橋 - 上汐田 - 大高町大根山)と旧〔74〕(野並 - 上汐田 - 森の里団地)がまとめられて〔野並17〕(野並 - 大高町大根山)という系統になった。
2003年の改編で支線として野並 - 森の里団地(現:大高南小学校)間が復活し、さらに本系統はさらに名四国道(国道23号)をたどって終点が有松町口無池に変更になった。しかし、2004年の再編で〔緑2巡回〕が新設されると支線のほうが本数が多くなり、本系統は朝夕のみの運行となっていた。2009年4月1日の再編では、浦里5 - 中汐田間の経路が上汐田経由から駅前広場の整備が完了した名鉄鳴海駅へ乗り入れる経路に変更された。2011年の再編で野並への乗り入れを廃止して現行の経路となり、合わせて系統番号も変更となった。2022年4月2日の再編で、名古屋市都市計画道路水主ヶ池線を通る経路(大高駅・森の里荘経由)に変更となった[4]。
日中は2時間間隔で右回りと左回りが交互に運行される。朝夕は両回りとも毎時1本程度運行。
営業係数は野並乗り入れを廃止した2011年度より悪化している。
起点 | 主な経由地 | 終点 | 備考 | ||||||||||
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鳴海12 | 本 | 要町 | 鳴尾車庫 | 鳴尾町 | 大慶橋 | 名鉄鳴海 | 平部 | 緑区役所 | 南大高駅 | 篭池西 | 郷前 | 有松町 口無池 |
|
折 | 南大高駅 | --- | 朝夕に運行 | ||||||||||
緑観光 | 本 | 大高駅 | 中汐田 | 名鉄鳴海 | 平部 | 左京山 | 名鉄有松 | 地蔵池 | --- | 臨時運行 |
起点 | 主な経由地 | 終点 | 備考 | |||||
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本 | 名鉄有松 | 有松小学校 | 地蔵池 | 有松町口無池 | 愛宕西 | 有松小学校 | 名鉄有松 | 左右回り
(→が右回り) |
折 | --- | 有松町口無池 | 平日朝夕及び土休日日中に運行 | |||||
出 | 有松町口無池 | →→→ | 愛宕西 | 有松小学校 | 名鉄有松 | 6:25発名鉄有松行き1本のみ運行 |
名鉄の有松駅を起点に緑区南部の大府市との境界にある有松町口無池を経由する循環系統である。地下鉄には接続しない。
有松町口無池 - 愛宕西 - 三丁山 - 有松小学校間は1998年の再編にて 〔大高11〕として営業を開始。当時は大高駅前 - 平部 - 有松中町 - 愛宕西 - 有松町口無池 - 幕山(現・桶狭間古戦場公園) - 平部 - 大高駅前の循環路線だったが、2001年の再編で大高駅前 - 平部 - 有松中町 - 愛宕西 - 有松町口無池のみの路線となった。その際、有松町口無池の転回場(大府市に存在)に新たに〔大高11〕専用のバス乗車場と降車場が設置された。
その後、2003年の再編で有松駅(現・名鉄有松) - 有松小学校 - 愛宕西 - 有松町口無池 - 幕山(現・桶狭間古戦場公園) - 有松駅(現・名鉄有松)と起終点を変更。〔大高11〕は廃止となり〔有松11〕に改組した。その際、回転場に存在していた専用のバス乗車場と降車場は 〔野並17〕 に転用した。
2004年の再編で、有松町口無池 - 愛宕西 - 名鉄有松 - 敷田北 - 太子という経路になり、有松町口無池 - 幕山(現・桶狭間古戦場公園) - 有松駅(現・名鉄有松)部分は 〔要町11〕(現・〔鳴海12〕) が補完することとなった。なお、2004年再編半年前の2004年3月に有松駅 - 大清水間の名鉄バス路線が廃止になったため、当時の再編による当路線の変更は部分的ながらこれへの救済処置としての意味もある。
2005年3月頃からイオン有松ショッピングセンター(現・イオンタウン有松)の開業に伴う踏切北側交差点付近の通行規制のため、北行(有松町口無池→太子)の有松駅交通広場の乗り入れは中止となった(南行は引き続き乗り入れ)。但し、有松駅近辺には停車する(名鉄線踏切手前と駅北100mのダブル停車)。
2022年の再編で2003年の再編時と同じ名鉄有松を起終点とした循環経路となった。同時に名鉄有松~太子が短縮となる(この区間は新設の〔有松13〕が運行)。
運行本数は循環は毎時1本程度。ラッシュ時は有松町口無池(高根経由)が毎時3本程度、土休日昼間は区間便が毎時1往復増発される。それとは別に朝1本(全日有松町口無池6:25)のみ有松町口無池→名鉄有松を三丁山経由の区間便が存在する。平日朝夕の区間便は人口が増加している桶狭間地区と有松駅を結ぶ通勤通学対策(〔緑巡回〕の運行されない朝夕の補完でもある)、土休日日中の区間便は臨時化されたみどりっち号の補完という意味合いもある。
起点 | 主な経由地 | 終点 | 備考 | |||
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本 | 鳴海団地 | 名鉄有松 | 姥子山西 | 敷田北 | 太子 | |
折 | 東陵中学校 | 名鉄有松 | →のみ |
2022年4月2日の再編で新設された系統。経路は同再編で〔徳重14〕と〔有松11〕が短縮された区間を繋ぎ合わせたものとなっている。概ね、2004年3月いっぱいで廃止された名鉄バス有松・大清水線が走っていた区間をカバーしているが、本系統は名鉄バスとは異なり大清水地区を経由しておらず、循環経路にはなっていない。名鉄有松と太子の間は名鉄名古屋本線とは異なり、遠回りの経路となっている。
2024年3月の再編から〔折〕が追加された。
運行本数は〔本〕は終日毎時1本程度、〔折〕は平日朝1便のみの運行である。
起点 | 主な経由地 | 終点 | 副担当 | |||||||||
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本 | 名鉄有松 | 有松町口無池 | 南大高駅東 | 大高駅 | 寅新田 | 大高駅 | 緑区役所 | みどり市民病院 | 篭山西 | 平手 | 藤田医科大学病院 | 緑 |
地域巡回バスの一つ。概ね、緑区西部地域をカバーしている(東部地域は〔徳重巡回〕が運行。終点の藤田医科大学病院には両系統とも乗り入れている)。当系統は緑営業所でも運行を担当している。地下鉄には接続しない。有松町口無池 - 大高町大根山は大府市(国道23号)を経由しており、停留所間の距離が2km以上ある。〔鳴海12〕とは異なり南大高駅西口にある交通広場は経由せず、JRとは南大高駅東停留所で連絡する。
2004年に新設された地域巡回バス〔緑2巡回〕(有松町口無池 - 南大高駅東 - 大高駅前(現・大高駅)- 平部 - 有松駅(現・名鉄有松) - 郷前 - 有松町口無池)に〔大高12〕の支線(藤田保健衛生大学病院(現・藤田医科大学病院) → みどり市民病院 → 大高駅前(現・大高駅) → 寅新田 → 大高駅前(現・大高駅) → 藤田保健衛生大学病院(現・藤田医科大学病院))を結合する形で2011年に再編された。
前身となった〔大高12〕の支線は、もともとは〔緑区〕(大高駅前(現・大高駅) - 諸ノ木)というシンプルな経路だったが、2000年の再編で大高駅前(現・大高駅) - 寅新田 - 大高駅前(現・大高駅) - 諸ノ木となり、2003年の再編で上記の経路に変更されていた。
大高駅 - 寅新田 - 大高駅の経路は正確には大高駅→大高橋→三本木→折戸→砂畑→寅新田→己新田(読みは「みしんでん」)→大高町丸ノ内→三本木→大高橋→大高駅となっており、行き先を問わずこの向き(右回り)に循環する。
2013年4月には、〔鳴子16〕や〔徳重13〕などと同様に一部経路が変更となり、大清水経由となった。
2018年4月1日より緑保健所停留所は、同市の保健所組織改正による名称変更に伴い、緑保健センター停留所に変更された。
2018年10月10日より藤田保健衛生大学病院停留所は、施設名称変更に伴い、藤田医科大学病院停留所に変更された。
起点 | 主な経由地 | 終点 | ||||
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鳴.ワイ | 鳴尾車庫 | 要町 | 柴田本通一 | 船見町 | 船見寮前 | ワイルドフラワーガーデン |
鳴.有 | 大慶橋 | 名鉄鳴海 | 平部 | 左京山 | 名鉄有松 |
〔鳴.ワイ〕は主に〔新瑞14〕や〔金山19〕の出入庫。2002年4月にワイルドフラワーガーデンがオープンするまでは〔鳴.寮〕(鳴尾車庫 - 船見寮前)だった。出入庫系統としては運行本数がやや多めで、時間帯に偏りがあるものの平日朝は毎時2本程度、土休日の日中は毎時1本程度運行されている。
〔鳴.有〕は2022年4月2日の改正よりそれまでの〔有松12〕が経路変更されることにより支線として走っていた系統が独立したものである。[注釈 7]便数はごく少ない。
高速道路区間を走るため、シートベルト付きのFやNH、シートベルトは設置されてないものの高速道路走行に対応したNNやNSなどの車両で運用されていた。
栄行きは名古屋高速の高辻出入口の場所の関係上、円上には停まることができず、有松町口無池の次は東郊通三丁目となる。運行間隔は、平日朝ラッシュ時は15 - 25分間隔、データイム時は60分間隔、夕ラッシュ時は30分間隔で、土曜、日曜・休日は終日60分間隔で運行された。高速道路区間利用の際は敬老パス・福祉パス利用者を除き、高速料金として10円が運賃に加算されていた[5]。ただし、高速道路が通行止めの際には高速料金は徴収されなかった。他の市バス路線と同様にクローズドドアシステムを採用せず、高速道路区間を跨がなくても各停留所で乗降可能だった。また、manacaなどの交通ICカードで運賃を支払う場合、高速道路区間を利用しない際は乗務員にその旨を申告し、支払い前に運賃箱の操作を行って貰わねばならなかった。
1979年に名古屋高速3号大高線が開通したことに伴い、翌1980年に運行を開始。当初は〔高速1〕(栄 - 森の里団地)のほか、〔高速2〕(栄 - 緑高校)という路線も存在したが、〔基幹1〕運行開始と共に同じような経路を結ぶ〔高速2〕は廃止となっている。
終点の森の里団地では2013年4月1日に閉鎖された名古屋市交通局自動車整備工場(通称:大高工場)に隣接した回転場に発着する。森の里団地は本系統のほかに〔鳴子13〕と〔鳴海11〕も経由しているが、これらは回転場には入らず、さらに先の南大高駅まで向かう。
平部 - 有松町口無池は〔鳴子13〕および〔有松12〕と同経路である。国道1号を経由し、途中の有松小学校バス停付近に名鉄有松駅があるが、当系統は〔鳴子13〕と同様に名鉄有松駅交通広場には乗り入れなかった。
栄 - 東郊通三丁目(→円上)は〔基幹1〕を補完しているが、同系統とは経路が若干異なっていたほか、通過停留所も存在しなかった。
栄 - 森の里団地間の距離が約25kmあり[5]、名古屋市営バスでは最長の運行距離(他の市営バスの営業距離の平均が7.6kmで3倍以上)だったにも関わらず料金が安価だったため、高速道路の通行料金を乗車料金から完全に賄えず、1990年代半ば頃には営業係数が300後半まで悪化するほど赤字額が大きかった。1998年度以降は改善し、2010年代には140程度に改善されたものの、開業当初から一度も黒字になったことがなく、累積赤字が50億円以上になっていたことから、2022年3月1日付中日新聞朝刊で当系統の廃止検討が報じられ[6]、緑区の住民を中心に廃止に反対する署名運動などが行われたが、後に名古屋市交通局から同年4月1日付での系統廃止が発表された[5]。
高速加算料金の10円は路線開設時に運輸省(現・国土交通省)の通達に基づいて計算されたものであり、消費税導入および増税を経て、廃止となるまで変更されなかった。
廃止後は代替路線として、最寄りのJR東海道本線の南大高駅および大高駅、名鉄名古屋本線の有松駅および鳴海駅を経由した路線(〔鳴海11〕・〔鳴海12〕・〔有松11〕・〔徳重14〕)が新たに設定されている[5]。
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