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名四バイパス

国道23号バイパス ウィキペディアから

名四バイパス
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名四バイパス(めいしバイパス、名四国道)は、愛知県豊明市から名古屋市南部を迂回し三重県四日市市を結ぶ国道23号バイパスである。四日市市から鈴鹿市へ連続する鈴鹿バイパス国道25号国道1号へ分岐する追分バイパス[1]についても述べる。

概要 一般国道, 路線延長 ...
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名四バイパス

読み方は「めいし」が正しい[2]とされるが、沿道では「めいよん」と呼称されることもあり、案内表示のローマ字表記においても「Meiyon-kokudo」(めいよんこくどう)としているものも見られる。

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概要

名四バイパスの正式名称に対して名四国道の道路通称があり[3][2]、通称は地図での記載[4]や広く沿線自治体で使用される[5][6][7][8]など、一般に定着している。名古屋市内においては、1984年(昭和59年)に市内の道路の愛称を公募した際、従来から用いられていた通称「名四国道」がそのまま道路の愛称として制定されている[9]

開通当初は木曽三川を跨ぐ橋梁群(木曽川大橋揖斐長良大橋)が有料道路であったが、1972年以降は全線が無料である。また、当初暫定4車線として建設された伊勢湾岸自動車道の併走区間[注釈 1]である豊明IC - 名古屋南IC間は2005年より完成6車線として供用されている[3]。総工費は約360億円であった。

自動車専用道路ではないものの、名古屋市港区以東では50 cc以下の二輪車が通行禁止となっている区間がある。特に、名古屋市緑区 - 大府市 - 緑区 - 大府市 - 豊明市の区間については全区間に渡って50 cc以下の二輪車は通行禁止となっている。

名四バイパスはバイパス群としての名豊道路には含まれないものの名古屋南IC - 豊明IC間延長5.8 kmは「名豊道路」として地域高規格道路として指定されている[10]

バイパスデータ

  • 起点:愛知県豊明市阿野町(豊明IC
  • 終点:三重県鈴鹿市北玉垣町(鈴鹿バイパス・北玉垣町交差点)、四日市市釆女町(追分バイパス・小古曽東3丁目交差点)
  • 全長:53.9 km
  • 車線数:4車線 - 6車線(全線)
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歴史

もともと、伊勢湾岸を走る豊橋市 - 名古屋市 - 四日市市を結ぶ国道1号バイパスとして計画され[11]、「名四道路」の名前で、名古屋市と四日市市を結ぶバイパスとして建設された。1963年(昭和38年)に名古屋港 - 四日市の一部区間が供用開始され、1972年(昭和47年)に全線が開通した。開通当初は旧道とともに名古屋 - 四日市間に現道と名四バイパスの並行する2本の国道1号が走っていたが、1975年(昭和50年)4月1日の一般国道の路線の追加指定の際に、豊橋 - 幸田間の国道247号国道248号とともに、国道23号へ編入された[11]

年表

  • 1958年昭和33年):着工。
  • 1963年(昭和38年)2月16日:第1期工事区間の名古屋市港区寛政町(現:名四町。寛政IC) - 四日市市袋町間29.1 kmが供用開始。
    • このうち木曽三川の橋梁群を含む5.45 kmは、建設費がかさむことから日本道路公団によって建設され、有料道路「名四道路」として供用された[12]。無料開放されたのは1972年12月27日である。
    • 国道1号との分岐は、当初は愛知県名古屋市緑区鳴海附近を予定していたが、その後予定地が宅地化し、用地買収が困難になったことと、1964年豊橋市までの名豊道路の計画ができたことから、区間を延伸して豊明市栄町で分岐することとなった。
  • 1966年(昭和41年)8月1日:名古屋市港区寛政町から港栄町の間、1.2キロメートルが開通[13]
  • 1969年(昭和44年)12月1日:西部路線(四日市市袋町 - 四日市市釆女町)が供用開始。
  • 1972年(昭和47年)10月5日:東部路線(名古屋市港区寛政町 - 豊明市栄町)が供用開始され、全線が完成。
  • 1975年(昭和50年)4月1日:国道23号の起点が四日市市から愛知県豊橋市に変更。
    • 名四バイパスは、名古屋市 - 豊橋市で建設が進められている名豊道路知立岡崎蒲郡豊橋豊橋東の各バイパス。総延長72.7 km)と共に国道23号へ編入された。名四バイパスは現在でも実質的には国道1号のバイパスであり、並行区間の国道1号は2車線の区間が多い。拡幅事業が進められている箇所もあるが、4車線以上の区間は名古屋市中心部、桑名市、四日市市等の一部区間のみとなっている。なお、名四バイパスも北頭 - 名四町間の高架区間の一部は開通当初6車線であったが、現在は車線幅と路側帯を拡大した4車線となっている。
  • 1982年(昭和57年):知立バイパス開通により同バイパスと接続。
  • 2014年平成26年)秋:名古屋市緑区大高町から飛島村にかけて「環境レーン」を設置。
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接続・並行するバイパスとの関係

国道23号標識名豊道路 知立バイパス知立豊橋東京方面)
【豊明IC】
国道23号標識名四バイパス
【南福崎交差点】
国道1号標識北勢バイパス 国道23号標識名四バイパス
【大里町IC】
国道25号標識追分バイパス 国道23号標識鈴鹿バイパス
【国分町交差点】
国道1号標識国道25号標識亀山バイパス
京都大阪方面)
国道23号標識鈴鹿四日市道路
【鈴鹿市稲生町】
国道23号標識中勢バイパス伊勢方面)

インターチェンジなど

要約
視点

平面供用区間の交差点については主要交差点のみ記載。

国道23号・名四バイパス

さらに見る 施設名, 接続路線名 ...

国道23号・鈴鹿バイパス

さらに見る 施設名, 接続路線名 ...

国道25号・追分バイパス

さらに見る 施設名, 接続路線名 ...
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ギャラリー


脚注

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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