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真鍋昌平による日本の漫画 ウィキペディアから
『闇金ウシジマくん』(やみきんウシジマくん)は日本の漫画家である真鍋昌平による漫画。2004年から2019年まで『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で不定期連載[注 1]された。
2010年10月より、山田孝之主演で毎日放送(MBS)制作によりテレビドラマ化され、その劇場版が2012年8月25日より公開された[1]。また2014年1月よりドラマの新シリーズが放送されたほか、同年5月16日には新作映画も公開。詳細はテレビドラマの記事ならびに映画の記事参照。
10日5割(トゴ)の超暴利闇金融『カウカウファイナンス』の経営者である丑嶋馨やその従業員の日常と、カウカウファイナンスに訪れる客、およびその関係者の様々な人間模様と社会の闇を描いたストーリー。物語は各エピソードにおける中心人物の視点で進み、丑嶋はそれらに接触する狂言回し的存在である。そのため丑嶋が全く登場しない回も多い[注 2]。
なお「○○くん」というタイトルは、当時流行した「むじんくん」(アコム)、「お自動さん」(アイフル)など、サラ金(消費者金融)における自動契約機のネーミングから着想を得ている[2]。
累計発行部数は、2022年3月時点で2100万部を記録している[3]。
第56回(平成22年度)小学館漫画賞一般向け部門受賞作品。
連載終了の理由として、作者は「闇金業者という犯罪者の視点で描く話に限界を感じていた。『突き詰めて描けば描くほど読者が離れる』」と述べている。その後、弁護士を主人公とした『九条の大罪』を連載開始した[4]。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
丑嶋馨が経営する闇金融『カウカウファイナンス』は、10日5割(トゴ)の超暴利(ただし返済の実績を積むことにより、利息が下がる場合もある)。彼の元に訪れる客は、丑嶋からの借金をきっかけに運命が動き出す。この物語は、そんな『カウカウファイナンス』に訪れる客と、その関係者の様々な人間模様、そして社会の闇を描いたものである。
「END」と書かれている最終ページの下には、作者が物語の制作のため取材してきた人物たちが記名されている。以下に「取材協力」の文字の下に書かれている人物の名前を表記した。
本作品の登場人物を主人公としたスピンオフ作品など。
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