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西上田駅

長野県上田市下塩尻にあるしなの鉄道・日本貨物鉄道の駅 ウィキペディアから

西上田駅map
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西上田駅(にしうえだえき)は、長野県上田市下塩尻にある、しなの鉄道日本貨物鉄道(JR貨物)しなの鉄道線である[1]

概要 西上田駅, 所在地 ...
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南口(2021年10月)
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概要

上田市中心部にある上田駅の1つ西側の駅で、同市塩尻地区に位置する。

長野県内の軽井沢駅 - 篠ノ井駅間を結ぶ鉄道路線・しなの鉄道線の中間駅で、しなの鉄道の旅客駅と言う側面と、JR貨物の貨物駅と言う側面を併せ持つ。しなの鉄道線は、全線に渡ってしなの鉄道が施設を保有する第一種鉄道事業者で、当駅 - 篠ノ井駅間ではJR貨物がそれを借りて列車を運行する第二種鉄道事業者となっている。元々は、高崎駅群馬県)と新潟駅新潟県)を結ぶ信越本線の駅で、1987年国鉄分割民営化では東日本旅客鉄道(JR東日本)とJR貨物に継承されたが、1997年に信越本線の一部区間がしなの鉄道に移管されたため、JR東日本に代わってしなの鉄道の駅に移行した。

1920年 - 1956年までは北塩尻駅(きたしおじりえき)と称した[1][注釈 1]

歴史

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駅構造

島式ホーム単式ホーム混合2面3線を有する地上駅[1]。ホーム間は跨線橋で連絡している。しなの鉄道社員配置駅で、営業時間は平日のみ7時10分 - 8時40分[7]。駅舎には自動券売機が設置されている[1]木造駅舎を備える。

のりば

さらに見る 番線, 路線 ...

(出典:しなの鉄道:駅構内マップ

貨物用施設

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着発線へ移動するタキ車。右奥にあるのは、住友大阪セメント西上田SSに隣接する生コン工場
(2009年1月)

現在、JR貨物の駅は臨時車扱貨物取扱駅(通年休止駅)であり[8]、定期貨物列車発着は無い。

以前は駅東側に隣接して、日本オイルターミナル (OT) の油槽所石油の物流基地、事業所名は上田営業所)があり、油槽所荷役線が旅客ホーム南側の側線から分岐していた。油槽所への石油は浮島町駅神奈川県)に隣接する東燃ゼネラル石油(現・ENEOS)川崎製油所から輸送されており[9]川崎貨物駅(神奈川県) - 当駅間で1日1往復の専用貨物列車が設定されていた他、季節運行臨時列車設定もあった。これらの輸送は上田営業所営業終了に伴い、2011年3月限りで終了した。

駅西側には住友大阪セメント(旧・住友セメント)のセメント包装所セメントの物流基地、事業所名は西上田サービスステーション)があるが、以前はこの包装所へのセメント輸送も行われていた。青海駅(新潟県)からのセメント輸送が2001年3月に終了した後も荷役設備の建物が残っており、構内入換用機関車の車庫として用いられている[9]

1970年及び1983年の専用線一覧表では住友セメントの他にも、三井物産石油(現・JXTGエネルギー)の専用線(モービル石油が第三者利用者となっている)が記載されている。

構内入換作業はJR貨物グループのジェイアール貨物・信州ロジスティクスが受託していた[9]

利用状況

旅客

「上田市の統計」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員753人である[上田 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。

さらに見る 乗車人員推移, 年度 ...

貨物

「上田市の統計」によると、2000年度(平成12年度)- 2010年度(平成22年度)の貨物(いずれも車扱貨物)の取扱量の推移は以下のとおりであった。

さらに見る 貨物輸送推移, 年度 ...
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駅周辺

スタンプ

  • 西上田駅スタンプは、小県郡青木村にある大法寺の国宝三重塔。駅から最寄りの国宝文化財となっている。

隣の駅

しなの鉄道
しなの鉄道線
快速
通過
普通
上田駅 - 西上田駅 - テクノさかき駅

脚注

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参考文献

関連項目

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外部リンク

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