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『総理の夫』(そうりのおっと、First Gentleman )は、原田マハによる日本の小説。『月刊ジェイ・ノベル』(実業之日本社)にて2011年4月号から2013年4月号まで連載された。
総理の夫 First Gentleman | ||
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著者 | 原田マハ | |
イラスト | みづき水脈 | |
発行日 | 2013年7月11日 | |
発行元 | 実業之日本社 | |
ジャンル | 政治・恋愛・エンターテインメント | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 四六判上製本 | |
ページ数 | 348 | |
公式サイト | 総理の夫|実業之日本社 | |
コード |
ISBN 978-4-408-53627-9 ISBN 978-4-408-55318-4(文庫判) | |
ウィキポータル 文学 | ||
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連載中の挿絵及び、単行本の前後見返しのイラストは、漫画家のみづき水脈によるものである。
著者の政治への理想や憤り、皮肉が込められた作品である[1]。
相馬凛子は少数野党の党首だったが、与党を離れ新党を結成した改革派の議員・原久郎によって連立政権が樹立され、史上最年少、史上初の女性総理に指名される。凛子の総理就任を、無力ながらも精一杯応援しようぐらいにしか考えていなかった鳥類学者の夫・日和は、相馬政権の安泰を画策するプロジェクトチームによって、「理想の夫」「理想の家族」を体現するファーストレディならぬ、〈ファースト・ジェントルマン〉として広報に駆り出されることとなる。
物語は、凛子が総理に指名された日から日和が付け始めた日記という形で、その奮闘の日々が語られる。
日和の勤務先。日本の鳥類研究史に多大な足跡を遺した故・善田竜之介博士が1935年に設立した鳥類専門研究機関。主に、環境省の委託を受けて、絶滅危惧種の鳥類の調査や生存の回復のための研究を行っている。相馬家は「節税対策の一環」として多額の寄付を行っている。
2021年9月23日に公開された[4][5]。監督は河合勇人、主演は田中圭と中谷美紀[6][7][8]。
公開後の同年9月25日に放送された『クレヨンしんちゃん』にて、相馬日和役の田中と相馬凛子役の中谷が本作品の役柄で声優として出演した[9]。
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