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日本のアナウンサー、タレント (1977-) ウィキペディアから
石井 亮次(いしい りょうじ、1977年3月27日 - )は、日本のフリーアナウンサー、総合司会者、タレント。ジャパン・ミュージックエンターテインメント(JME)所属。元中部日本放送(CBCテレビ)アナウンサー。
いしい りょうじ 石井 亮次 | |
---|---|
プロフィール | |
出身地 | 日本・大阪府東大阪市 |
生年月日 | 1977年3月27日(47歳) |
身長 | 181 cm |
血液型 | O型 |
最終学歴 | 同志社大学文学部卒業 |
所属事務所 | ジャパン・ミュージックエンターテインメント |
職歴 |
中部日本放送(2000年4月 - 2014年3月) CBCテレビ(2014年4月 - 2020年3月、分社化に伴う自動転籍) |
活動期間 | 2000年 - |
ジャンル | 報道 |
配偶者 | 一般女性 |
公式サイト | 石井亮次・ジャパン・ミュージックエンターテイメント |
出演番組・活動 | |
出演中 |
『ゴゴスマ〜GO GO!Smile!〜』 『LIVEコネクト!』- MC(総合司会) |
出演経歴 |
『グッデイCBC』 『ユーガッタ!CBC』 『ツー快!お昼ドキッ』 『日立 世界・ふしぎ発見!』- 総合司会 |
ガソリンスタンドを経営[1]する家庭の男3兄弟の次男として、大阪府東大阪市で出生。実家が経営するガソリンスタンドでは、営業時間中に有線ラジオ放送でNHKラジオ第1放送と毎日放送(MBSラジオ)のラジオ番組が流されている。その影響で、石井自身も小学生時代からスポーツアナウンサーを志望。『MBSヤングタウン』(MBSラジオ)のヘビーリスナーで、高校生時代には、ますだおかだがパーソナリティを務めていた水曜放送分のリスナー参加企画に電話で出演した。
同志社香里中学校・高等学校から同志社大学文学部へ進学(大学の同期入学は元Jリーガーの宮本恒靖、朝日放送チーフプロデューサーの近藤真広)。同志社大学への在学中には、毎日放送の本社に近いアナウンススクールにも通っていた。4年時(1998年)の就職活動で同局や宮根誠司が当時在籍していた朝日放送のアナウンサー職に応募したが、いずれも採用には至らなかった[2]。それでも大学に籍を置いたまま、翌1999年にも在阪・在京・在名各局のアナウンサー採用試験を受けた結果、テレビ・ラジオ放送事業を兼営していた中部日本放送(社名はいずれも当時)への入社内定を勝ち取った。1年留年し、2000年3月に、同志社大学を卒業。
2000年4月1日付で、アナウンサーとして中部日本放送に入社[t 1][3]。スポーツ実況要員として採用されたが、実際に担当したのは入社後2年間のみ(詳細後述)で、以降はバラエティ番組から報道番組まで幅広く担当[4]。中部日本放送が加盟するJNN・JRN系列局の優秀なアナウンサーを表彰するアノンシスト賞では、2003年度の第29回ラジオ「フリートーク部門」で最優秀賞、2005年度の第31回テレビ「フリートーク部門」で優秀賞を受賞。中部日本放送におけるテレビ・ラジオ放送事業の分社化に伴って、2014年4月1日付でCBCテレビへ自動的に転籍した。
2013年4月1日からは、CBCテレビ制作の情報番組『ゴゴスマ〜GO GO!Smile!〜』[5]で総合司会を担当中[t 2]。その一方で、『なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ』(CBCテレビ)を担当していた2012年には、共演者の1人である友近からの推薦で『うもれびと』(フジテレビ系列局の一部で8月9日未明[t 3]に放送)に出演していた。
『ゴゴスマ』は、TBSテレビが同時ネットと制作への協力を開始した2015年度を境に、ネット局が徐々に増加。2021年4月改編の時点で、TBSテレビ系列28局中24局にまで達している。このように放送地域が拡大していることを背景に、同局やCBCテレビが制作する全国ネット番組や、ネット局で放送されている自社制作番組などにもCBCへの在職中から随時登場。2015年と2018年には『下町ロケット』、2017年には『陸王』、2018年には『ブラックペアン』(いずれもTBSテレビが「日曜劇場」向けに制作した連続ドラマ版)や『都庁爆破!』(同局が制作した1月2日放送の新春スペシャルドラマ)にも出演した。2018年には、自身初の著書『こんにちは、ゴゴスマの石井です』(ワニブックス)が発売されたほか、12月21日には[6]CBCの主催で有料の単独トークライブへ初めて臨んだ。
2020年3月31日付でCBCテレビを退社したことを機に、翌4月1日からジャパン・ミュージックエンターテインメント(JME)所属のフリーアナウンサーへ転身。『ゴゴスマ』では、同日以降もフリーアナウンサーとして司会を続けている[7]。
ゴゴスマの放送では毎回、生放送本番の7時間前の午前7時に自宅を出て、7時半頃には局入りし、8時から始まる第一回台本会議から参加。計3回も台本会議に参加するなど、準備を念入りに行う。本番の6時間前に行われる会議から自分自身で出席し、過程もふくめてスタッフと共有するように心がけているという[8](2020年9月3日放送「ダンナの昼顔」で密着取材を受け、司会業の舞台裏、日々ルーチンで行っていることを公開した。そこで第一回会議から参加する理由なども説明。)
石井は、上岡龍太郎が横山ノックの永眠後(2007年6月7日)に「横山ノックを天国へ送る会」で述べた弔辞の読み方や間の取り方(当該項に詳述)を自身の司会業やフリートークの参考にしているという。上岡の弔辞の動画をYouTubeで繰り返し見てすっかり憶えており、そのまま完全に再現できるほどだという。
フリーアナウンサーへの転身直前から、『NHK紅白歌合戦』(NHK)の司会を目指していることを明言。その布石として、『うたコン』(NHK総合テレビの音楽番組)を毎週視聴しているという[9]。
2021年3月13日放送の『サワコの朝』(毎日放送・TBSテレビ共同制作)にゲストとして出演。1985年に阪神タイガースがセントラル・リーグ優勝、日本一になったことに感激し、スポーツアナウンサーを志して中部日本放送(2000年当時)に入社したものの、入社2年目で挫折したことを明かした。石井は、二軍戦の実況練習をした時、試合前の情景描写にこだわりすぎ、プレイボールに間に合わず、「第一球、投げてました」と過去形実況になってしまった。その失敗により、3年目からは情報番組をやることになり、スポーツ実況を離れたという。MCの阿川佐和子が「(実況を)やりたいですか?」と尋ねると、石井は
今はもう、できません。野球の実況というのは縦社会の職人芸。18年離れている人間がやるなら、18年訓練してからというくらい、恐れ多いです。 — 石井亮次、[4]
とスポーツ実況を断念していることを明かした[4]。
阪神タイガースのファンである。
両親が家業を継ぐことを望んでいたため、危険物取扱者の資格を取得している。ちなみに、実家のガソリンスタンドは、一時他の業種に従事していた1歳年上の兄が、後に実父から経営権を継承。2015年10月に実父を亡くしてからも営業を続けている。
静岡放送(SBS)の牧野克彦アナウンサーとは同志社大学在学時代からの友人にあたり、石井の実家(ガソリンスタンドを経営)には牧野も行った経験がある。2018年4月2日から静岡放送でも新潟放送(BSN)とともに『ゴゴスマ』の同時ネットを正式に開始しているため、牧野はネットを開始した年の放送日で同局の放送対象地域である静岡県内から中継で登場し、スタジオの石井との共演が実現されている[10]。
また、毎日放送(MBS)の河田直也アナウンサーとは毎日放送のアナウンサー試験に同席したことがあり、現在も親交が深い。毎日放送では『ちちんぷいぷい』の終了を機に、同番組の放送枠の大半(河田がパーソナリティを務める情報番組『よんチャンTV』の前枠)を『ゴゴスマ』の同時ネットに充てたことから、毎日放送のみで流れる『ゴゴスマ』の告知映像には河田と石井が揃って登場。就職活動中に撮影された集合写真も使われている。
CBCアナウンサー時代に情報番組のロケーション撮影で三重県津市を訪れた際に現在の妻となる女性と出会い、1年後に結婚した[11]。現在、妻と娘2人の4人生活。犬も一匹飼っている。2021年には第14回ベスト・ファーザー賞 in 関西・メディア部門に選出された[12]。
強度の近視のため、コンタクトレンズを使用している。
CBCテレビからの退社・フリーアナウンサーへの転身(2020年4月)以降にも出演した番組を含む。
転身後に初めて出演した番組のみ記載。
・2003年度 JNN系列アノンシスト賞 第29回ラジオ「フリートーク部門」最優秀賞
・2005年度 JNN系列アノンシスト賞 第31回テレビ「フリートーク部門」優秀賞
・2021年度 第14回ベスト・ファーザー賞in関西(2021年6月14日)
・東大阪魅力PR大使(2022年10月15日-)
・なごやめし宣伝大使(2023年12月27日-)
・危険物取扱者乙種4類
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