真鶴駅
神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
真鶴駅(まなづるえき)は、神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴(まなつる)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東海道本線の駅である。駅番号はJT 19。
歴史
東海道本線の開通以前は、人車軌道・軽便鉄道の豆相人車鉄道(のちの熱海鉄道)も1896年 - 1923年にかけて存在し、この付近に「真鶴駅」を設けていた。1922年 - 1923年にかけては連絡駅でもあった。
年表
- 1922年(大正11年)12月21日:国鉄熱海線国府津駅 - 当駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1924年(大正13年)10月1日:熱海線当駅 - 湯河原駅間が開通。
- 1926年(大正15年)頃:全国的に駅名表示が見直される中、発音通りに「まなずる」と表記される(1929年(昭和4年)に「まなづる」に戻る[1])。
- 1934年(昭和 9年)12月1日:熱海線所属から東海道本線所属に変更。
- 1970年(昭和45年)5月20日:貨物の取扱を廃止。
- 1972年(昭和47年)3月15日:荷物の取扱を廃止。
- 1977年(昭和52年)5月27日:構内の上り線で26両編成の貨物列車のうちの16両が脱線、うち12両が転覆。死傷者はなし[2]。
- 1981年(昭和56年)10月1日:特急「踊り子」の一部列車(上下2本ずつ)が停車開始[3]。
- 1987年(昭和62年)
- 1989年(平成元年)3月11日:快速「アクティー」の停車駅となり、特急「踊り子」の停車駅からはずれる。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2003年(平成15年)5月31日:当駅からの砕石輸送が終了[4]。
- 2006年(平成18年)4月1日:JR貨物の駅が廃止され、貨物取扱が終了[5]。
- 2015年(平成27年)7月10日:自動改札機を新型に更新。
- 2016年(平成28年)8月15日:改札階とホーム階を結ぶエスカレーターが終日上り運転となる。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。上下本線のほか、ホームのない待避線が上下とも1線ずつある。
駅舎とホームは地下通路で連絡している。
小田原・伊豆統括センター管理の直営駅である。Suica対応自動改札機・指定席券売機・みどりの窓口設置駅。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 改札口
- ホーム
- 砕石積込設備跡
駅弁
JTB時刻表 2024年3月号には真鶴駅の駅弁の掲載は無い。かつては、主な駅弁として下記を販売していたが、現在ではNewDaysミニ真鶴1号店で販売されている場合がある。
- 小鯵押寿司
- 鯛めし
- おたのしみ弁当
- うなぎ、金目鯛と銀鮭のあいのせ御膳
利用状況
2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は2,706人である。東海道本線のJR東日本管轄区間の駅では根府川駅、早川駅に次いで3番目に少ない。
1995年度(平成7年度)以降の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1995年(平成 | 7年)5,091 | [* 1] |
1998年(平成10年) | 4,928 | [* 2] |
1999年(平成11年) | 4,844 | [* 3] |
2000年(平成12年) | [JR 1]4,779 | [* 3] |
2001年(平成13年) | [JR 2]4,545 | [* 4] |
2002年(平成14年) | [JR 3]4,300 | [* 5] |
2003年(平成15年) | [JR 4]4,314 | [* 6] |
2004年(平成16年) | [JR 5]4,213 | [* 7] |
2005年(平成17年) | [JR 6]4,161 | [* 8] |
2006年(平成18年) | [JR 7]4,153 | [* 9] |
2007年(平成19年) | [JR 8]4,141 | [* 10] |
2008年(平成20年) | [JR 9]4,070 | [* 11] |
2009年(平成21年) | [JR 10]3,948 | [* 12] |
2010年(平成22年) | [JR 11]3,781 | [* 13] |
2011年(平成23年) | [JR 12]3,669 | [* 14] |
2012年(平成24年) | [JR 13]3,642 | [* 15] |
2013年(平成25年) | [JR 14]3,574 | [* 16] |
2014年(平成26年) | [JR 15]3,456 | [* 17] |
2015年(平成27年) | [JR 16]3,444 | [* 18] |
2016年(平成28年) | [JR 17]3,376 | [* 19] |
2017年(平成29年) | [JR 18]3,356 | |
2018年(平成30年) | [JR 19]3,298 | |
2019年(令和元年) | [JR 20]3,133 | |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]2,294 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]2,433 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]2,646 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 24]2,706 |
駅周辺
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後方に跨線人道橋が見える。
駅名と町名は「まなづる」、大字は「まなつる」と読む。
- 官公庁・公共施設
- 真鶴町役場
- まなづる図書館
- 真鶴町立体育館
- 真鶴地域情報センター
- 真鶴町民センター(真鶴町公民館)
- 真鶴町立コミュニティ真鶴
- 岩ふれあい館(旧真鶴町立岩小学校)
- 湯河原町ヘルシープラザ
- 教育
- 真鶴町立真鶴中学校
- 真鶴町立まなづる小学校
- 湯河原町立東台福浦小学校
- 横浜国立大学臨海環境センター
- 医療
- 真鶴町国民健康保険診療所
- 金融機関・郵便局
- 店舗
- 道路
- 漁港
- 海水浴場
- 岩海岸 - 岩海水浴場(源頼朝船出の浜)
- 吉浜海岸 - 湯河原海水浴場
- 公園
- 神社・仏閣
バス路線・タクシー
バス路線
「真鶴駅」停留所にて、箱根登山バス[8]、伊豆箱根バス[9]、湯河原町コミュニティバス[10]、真鶴町コミュニティバスが運行する路線バスが発着する。
タクシー
- 真鶴タクシー
- 湯河原タクシー
- 門川ハイヤー
隣の駅
なお、湘南新宿ラインの特別快速が小田原 - 熱海駅間で延長運転されることがあるが、新宿方面行き列車は当駅を出ると次の停車駅は小田原駅となる。なお、2021年3月12日までは快速「アクティー」も乗り入れていたが、こちらは小田原駅まで各駅に停車していた。
脚注
関連項目
外部リンク
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