東京都立八潮高等学校
東京都品川区にある公立高校 ウィキペディアから
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東京都立八潮高等学校(とうきょうとりつ やしおこうとうがっこう、英: Tokyo Metropolitan YASHIO High School[1])は、東京都品川区東品川三丁目に所在する東京都立高等学校。
りんかい線品川シーサイド駅から徒歩で3分、京急青物横丁駅から徒歩5~6分と駅からのアクセスが良い。
旧制府立第八高女を前身とする。現校名の由来は、1939年(昭和14年)に短歌部とその会誌の名前から、第八の八の字と東京湾を間近に見られる環境からと、東京湾のそれに由来する「八重潮路」「八百潮」の古語の中に「八潮」を選び出したことに端を発する。それが同窓会の名となり、学制改革により新制高校に改組される際に新校名として制定されたが、学校の所在地は八潮ではなく東品川にある。
合唱の古豪であり、NHK全国音楽コンクール高等学校の部の初代優勝校でもある。運動部では弓道部が東京屈指の強豪校として有名で、関東大会出場の常連校。校内には弓道場の設備も整っている。
同校のセーラー服は、当時在学中であった薬師丸ひろ子が映画「セーラー服と機関銃」出演時に着用されていた。「八潮巻き」とよばれるセーラー服のリボンをねじって結ぶ習慣がある(一時断絶したが、開校百周年を機に復活)。また、体育の授業の準備体操として行われる「八潮体操」は男女別々の動き方をする独特のものだったが現在では継承されていない。
2010年(平成22年)より、大規模な校内改革を実施。大学進学希望者を全面的に支援するため、放課後講習や塾講師による土曜講習、サテライン授業、勉強合宿などを取り入れたアドバンスシステムを導入したほか、「品格の八潮」を目指した生活指導の徹底、スポーツ・文化推薦の実施などを行っている。生活指導では、髪染め、ピアスなどを全面禁止にし、直すまで学校に入らせない厳しい指導をしている。2010〜2012年度、教育委員会から『学力向上開拓推進校』に指定される。
2015年(平成27年)より、大学進学を目指す「特進クラス」設置。6時間目終了後の進学ゼミ(7時間目)や夏の勉強会、外部模試の積極的な受験を行う。「特進クラス」は希望制で、希望者の成績上位者から順に決定していく。大学入試で勝負できる学力を3年間かけて構築していく。
2022年(令和4年)より、東京都教育委員会「TOKYOデジタルリーディングハイスクール」に指定。一人一台端末を活用した新たな学びに先進的に挑戦している。
2023年(令和5年)3月にトイレの改修工事が終了、6月~8月に体育館の床張り替え工事が実施される。また、制服に関しても夏服に学校指定のポロシャツ(白・紺)が導入、女子用のスラックスも導入された。地域との交流も再開し、同窓会と深いつながりのある八潮幼稚園へのボランティアや10年以上学校前の街路樹に花を植える「東京ふれあいロード・プログラム」を継続中。
東京屈指の強豪として知られる弓道部や、古豪の合唱部などが特に盛んである。
2022年(令和4年)度は、合唱、和太鼓、軟式野球で特別推薦を実施する。
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