東京学芸大学附属小金井中学校
東京都小金井市にある中学校 ウィキペディアから
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東京学芸大学附属小金井中学校(とうきょうがくげいだいがくふぞくこがねいちゅうがっこう)は、東京都小金井市に所在する国立中学校。設置者は国立大学法人東京学芸大学。
東京学芸大学附属小金井中学校 | |
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東京学芸大学附属小金井中学校 | |
北緯35度42分19秒 東経139度29分36秒 | |
過去の名称 |
東京第二師範学校男子部附属中学校 東京学芸大学東京第二師範学校小金井附属中学校 |
国公私立の別 | 国立学校 |
設置者 | 国立大学法人東京学芸大学 |
設立年月日 | 1947年4月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 2学期制 |
学校コード | C113110000032 |
所在地 | 〒184-8501 |
小金井市貫井北町4丁目1番1号 | |
外部リンク | 東京学芸大学附属小金井中学校 |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
東京学芸大学の附属中学校としては唯一、大学のキャンパス内にある。
東京学芸大学の附属研究機関であるため教育実習が多く、毎年研究大会が開かれており、実験的な授業が行われることも少なくない。同校教諭は「大学職員」という位置付けなので「教官」と呼称されていたが、現在は他の公立学校と同様に教員と呼ばれている。校内の一部掲示に体育科教官室(体育科教員の部屋、体育準備室などに当たる)が残っている。学校長は東京学芸大学の担当教授が任ぜられるが、実務は副校長が担っている。
通学指定区域はなく、通学時間が1時間程度を目安とされているが、1時間を越えて通学している生徒も在校している。附属小金井小学校から内部進学した生徒と外部から中学受験をして入学した生徒で構成される。東京学芸大学には附属高校もあるが、中高一貫教育制度ではないため高校受験は全生徒が必ず行うこととなる(詳細は後述)。
前後期制のため定期考査は1学期2回、すなわち年4回である。ただし3年次には校内テストと称したテストが2回行われる。
教科書中心の授業はあまりなく、個性的な授業が多い。
季節によって、部活動の時間が変わる。下校時間が早いこと、高校入試を常に意識しなければならない状況などのため、必ずしも部活動は活発とは言いがたい。
校章は、前身の豊島師範附属の校章であったナデシコの花である。ナデシコは、姿が清楚可憐で、その強靭な生命力のため厳しい気候や荒れた土地にも耐えて花を開くことにあやかったとされる。下に述べる通学服の襟には全員この校章をあしらった持ち上がり学年色のバッジ(赤、緑、青)を装着する。男子と女子でバッジの形が異なり、女子の方が大きい。男子が学帽着用を希望する場合にはこの校章が帽章としても用意されている。学生服着用の場合、サクラの花に「中」の文字が刻まれた公立中学校の標準ボタンでもよいが、ナデシコの校章ボタンがついた学生服が指定店で販売されている。
通学服は、定められた制服はないが、私服校というわけではない。中学生らしい品位ある服装をするという規定に基づき、保護者と生徒が他の公立中などで制服として着用されている型を自主的に選んで着用し通学することが義務付けられている。Tシャツやジーンズのような純粋の私服はこの範疇から外れるので、通学服として認められていない。中学生としての品位から外れた型の服装や着崩しについては、生活指導が加えられる。この規定に基づき、かつては大半の男子が詰襟学生服を着用したが、多くの公立中で制服がブレザーにモデルチェンジされる流れに影響されブレザー着用者が増加している。
附属小金井中学校から東京学芸大学附属高等学校へ内部進学する生徒は全体の1/3程度(20年度66名、21年度60名)。内部進学の合格率は9割程度。
東京学芸大学附属竹早中学校と東京学芸大学附属世田谷中学校とを合わせた3校の生徒が、外部受験生と別枠で競争試験を受け、内部進学者が決定される。内部進学者は外部受験とは違う日(例年1月初旬)に試験が行われる。
附属高校以外では、私立高、都立西高校(平成26年度2名)などの公立校(都立へは男女合計16名)に進んでいる。
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