日本大学短期大学部
千葉県と静岡県にキャンパスを置く私立大学 ウィキペディアから
日本大学短期大学部(にほんだいがくたんきだいがくぶ、英語: Nihon University Junior College)は、東京都千代田区九段南に本部を置く私立短期大学。1889年創立、1950年大学設置。大学の略称は日大短大部。
概観
大学全体
- 千葉県船橋市、静岡県三島市内に所在する日本の私立短期大学であり、設置主体は学校法人日本大学。
- 1950年に東京都千代田区、神奈川県藤沢市、静岡県三島市[1]にてそれぞれキャンパスを従えて、昼間部5学科、夜間部4学科で入学総定員640名体制で開学[2]。
- 以後、学科の増設もあり[注 2]、とりわけ私大バブルだった頃の1992年においては、学生数3,352[注 3]を記録したことがあり[3]、その後大学受験人口が減少しつつあるも1998年度入学生までは、学科数と学生数は多い方であった[注 5]。
- しかし、1999年度入学生以降は三島キャンパスの昼間1学科2専攻と夜間部1学科の募集停止を皮切りに学科数及び学生数の減少が目立つようになる [注 7]。
- さらに、2007年入学生より湘南藤沢キャンパスが1学科体制に減少、2015年度より残り1学科も募集停止により当キャンパスの短期大学が閉鎖となる。
- そして、2018年度入学生より船橋キャンパスも1学科分の募集停止もあり、4学科までに減少されるという有様となっている。
- 現在は、千葉県船橋市、静岡県三島市の各キャンパスを母体である日本大学と共有する学部と連携した教育環境となっている。設置されている学科は学部と併設されている関係上、学部とほぼ類似した専攻となっている。キャンパスの所在地を明確にするために、短期大学の末尾に校舎名を付けることがある。
建学の精神(校訓・理念・学是)
- 「目的および使命」がある。詳細は日本大学を参照のこと。
教育および研究
- 船橋キャンパスは理工系を教育する学科が設置されており、三島キャンパスはビジネス・栄養学を教育する学科が設置されている。
学風および特色
沿革
- 1949年
- 1950年(昭和25年)
- 3月14日 左記を以て短期大学の設置が文部省[注釈 1]より認可される。但し、以下の通りの変更が行われる[2]。
- 4月1日 左記を以て日本大学短期大学が上記の5学科体制[注 16]にて開学する[18][19]。
- 1952年(昭和27年)
- 1953年(昭和28年)
- 1958年(昭和33年)
- 1959年(昭和34年)
- 1960年(昭和34年)
- 1962年(昭和37年)
- 1964年(昭和39年)
- 1966年(昭和41年)
- 1967年(昭和42年)
- 1971年(昭和46年)
- 1972年(昭和47年)
- 1976年(昭和51年)
- 1977年(昭和52年)
- 1978年
- 1979年(昭和54年)
- 1980年(昭和55年)
- 1986年(昭和61年)
- 1988年(昭和63年)
- 1990年(平成2年)
- 1991年(平成3年)
- 当年度 文科廃止[注 84]
- 1996年(平成8年) 船橋日大前駅開設。習志野校舎を船橋校舎と名称変更。
- 1997年(平成9年)
- 1998年(平成10年)
- 1999年(平成11年)
- 2000年(平成12年)
- 2001年(平成13年)
- 2003年(平成15年) 工業技術学科(電気電子コース、数理科学コース)を廃止。
- 2004年(平成16年)
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年) 農学科が生活環境学科を統合し、生物資源学科とする[67]。
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年) 船橋校舎60周年記念式典挙行。
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)
- 2017年(平成29年)
- 2021年(令和3年) 生命・物質化学科を廃止。
基礎データ
所在地
象徴
- 日本大学短期大学部の校章は日本大学と同じものを使用。(カレッジマークは大学と同様、「桜」の花をデザインしたものとなっている。)
教育および研究
組織
学科
- 船橋校舎
- 建築・生活デザイン学科
- デザイン系分野
- エンジニアリング系分野
- ものづくり・サイエンス総合学科
- 機械工学分野
- 電気電子工学分野
- 情報科学分野
- 応用化学分野
- 物理学分野
- 数学分野
- 総合科学分野
- 三島校舎
- ビジネス教養学科
- 食物栄養学科
- 湘南校舎
- 江古田校舎
専攻科
- 食物栄養専攻
- 専攻科食物栄養専攻では、食物栄養学科など、2年制の栄養士養成施設校を卒業した一定の基準を満たす専修学校専門課程(専門士称号に相当する課程)の栄養士資格を取得した者、または取得見込みの者も、専攻科食物栄養専攻に入学できる特徴がある。
- 専攻科の修了者は、独立行政法人大学評価・学位授与機構により認定された学士(栄養学)の学位が授与される。また、厚生労働省令が定める各種施設において、栄養士業務を1年間経験することで、管理栄養士国家試験の受験資格を得ることができる。(※ただし、管理栄養士の受験は専攻科を修了後、2年目以降とする。)
別科
- なし
取得資格について
教育
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
- 日本大学短期大学部のクラブ活動はどのキャンパスも学部と合同となっている。
学園祭
大学関係者と組織
大学関係者組織
- 日本大学短期大学部の同窓会は学部と同様となっている。日本大学校友会を参照にされたい。
大学関係者一覧
大学関係者
- 歴代学長
出身者
- 日向野義幸 - 政治家、元栃木県栃木市長
- 柴順三郎 - 政治家、元静岡県副知事
- 望月良和 - 政治家、元静岡県伊豆の国市長
- 坂本和昭 - 政治家、元大分県玖珠郡九重町長
- 平野洋子 - 小説家、実業家
- 藤林聖子 - 作詞家
- 水杜明珠 - ライトノベル作家
- 北川えり - タレント
- 佐々野宏美 - フリーアナウンサー
- 菅田順和 - 元競輪選手
- 岩崎誠一 - 元競輪選手
- 西加南子 - 自転車競技選手
- 黒木実 - 建築家
- 今井徹也 - 建築家
その他
→「日本大学の人物一覧」も参照
施設
キャンパス
船橋キャンパス
三島キャンパス
- 使用学科:食物栄養学科、ビジネス教養学科
- 使用専攻科:食物栄養専攻
- 使用附属施設:なし
- 交通アクセス:JR東海道本線および東海道新幹線「三島駅」での下車が最も便利であるが、駅から徒歩で10分程度の距離がある。キャンパスは国際関係学部と共用している。
事務地区
学生食堂
- 各キャンパスに設置されている。
寮
- 日本大学指定学生寮を利用することが可能である。
対外関係
系列校
卒業後の進路について
就職について
- 進路は就職を選ぶ学生が大半を占めており、卒業生のほとんどは民間企業への就職となっている。
編入学・進学実績
- 全学科を対象に、日本大学への編入学者が多いものとなっている。
注釈
注釈グループ
- 一時期、土木専攻・建築専攻が置かれていた
- 一時期、電気専攻・機械専攻が置かれていた
補足
- 一部、廃止された学科もあった。
- うち男1,011
- うち男1,312
- うち女995。
- うち2学科4専攻
- 短期大学名 日本大学短期大学部
- 当時の所在地なので、現在のそれとは異なっている場合があることに留意。
- 但し、1959年の栄養科→1962年に家政科への改組を経て遅れながらも設置された。
- 新設。
- うち4学科は第二部もあり。
- うち女77。
- うち女49。
- 栄養科 女54、家政科 女130。
- 栄養科、家政科合わせた定員。
- うち女3。
- 入学定員80名。
- 入学定員150名。
- うち女1。
- うち女39。
- うち女12。
- うち男6。
- うち女49。
- うち男42。
- うち女6。
- うち男67。
- うち女7。
- うち女42。
- うち女86。
- うち女14。
- うち女20。
- うち女29。
- うち男26。
- うち男18。
- うち男20。
- うち男259。
- うち男17。
- うち女9。
- うち男23。
- うち男135。
- うち女2。
- 過去にあった農学科や生活環境学科にも設けられていた。
出典
参考文献
関連項目
外部リンク
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