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福島県会津若松市にある東日本旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅 ウィキペディアから
広田駅(ひろたえき)は、福島県会津若松市河東町広田字
地上駅。形状は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線[2]を有するが、旧・3番線は信号機の使用を停止しているため、実質相対式ホーム2面2線となっている。両ホームは構内踏切で連絡している[2]。あいづ統括センター(会津若松駅)管理の無人駅[2]。
有人駅時代に建てられた木造駅舎があったが、2007年(平成19年)[2]12月に火災が発生、半焼した。火災前の駅舎は、事務室の部分が「まちの駅 河東」として利用され、待合所の改札口脇に近距離乗車券の自動券売機が設置されていた。待合室内部は無事だったが、火元となった倉庫やホーム側の雁木、信号設備があった部分は焼失した。
焼失した旧駅舎に代わる新駅舎は2008年(平成20年)6月に完成、使用開始された。新駅舎は、鉄骨平屋建て床面積85m2。会津らしさを意識した和風外観で[7][2]、無人駅のため周辺から見通せるよう窓を多くし、死角を極力減らした[7]。建設費は約3,000万円。
現在、JR貨物の駅は車扱貨物臨時取扱駅となっており、貨物列車発着は無い。貨物設備は無く、専用線も当駅には接続していない。
以前は、住友大阪セメント広田サービスステーションへ至る専用線が存在した。この施設へ青海駅発送セメントを輸送するために、火 - 木の朝方(2006年3月改正時、需要変動で指定運転日でも運休する場合があった)に貨物列車が到着していた。しかし、2007年3月14日到着分限りで到着する貨物が無くなり、翌3月15日に機関車が単機で到着し、前日に到着してセメントを取降ろした空車を引き取って、専用線運行は終了した。専用線には住友大阪セメント所有のオレンジ色の日立製作所製スイッチャー1機が存在していた。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均乗車人員 |
2000 | 238 |
2001 | 241 |
2002 | 227 |
2003 | 225 |
2004 | 211 |
旧河沼郡河東町中心部に位置するため、駅前は住宅地となっている。小さい駅前広場を備える。
駅に隣接してタクシー会社があるのでタクシー利用には不自由しない。
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