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国際興業バス練馬営業所(こくさいこうぎょうバスねりまえいぎょうしょ)は、東京都練馬区北町に位置する国際興業バスの営業所である。
主に練馬区、板橋区、豊島区を中心に北区と埼玉県戸田市、和光市へ乗り入れる路線を担当する。
都内にある国際興業の乗合営業所では唯一、後乗り前降り整理券方式の路線も担当している。
練馬区内には西武バス、都営バスも車庫があり、それぞれ「南田中車庫」、「練馬車庫(桜台)」を名乗っているが、国際興業バスでは2007年9月16日改正まで「練馬車庫」が正式名称であり、改正以前から行先案内上は混同を避けるため「練馬北町車庫」の名称を多用していたが、そちらに合わせる形で改称し、「練馬北町車庫」が正式名称になった。
練馬営業所は、1962年に池袋の傘下にあった練馬出張所が独立することにより開設された営業所である。東武東上線沿線における路線の歴史は、大正から昭和初期に始まり、前身の事業者である池袋乗合自動車による池袋 - 成増、成増 - 石神井公園、江古田 - 田柄久保、板橋乗合自動車による板橋 - 豊島園線などが運行されていた。終戦後は、東都乗合自動車時代に都営バスとの相互乗入れによる都心直通路線が開設され、東武東上線沿線からは1947年に常盤台 - 東京駅線(その後成増へ延長)、1949年に上板橋 - 日比谷線が開通した。川越街道上においては、1953年に池袋 - 志木線、池袋 - 練馬北町 - 成増 - 石神井公園線などの運行が開始され、これらは巣鴨営業所(1953年以前は板橋営業所)が担当した。
池袋営業所においては、1949年に池袋駅 - 豊島園循環線、1952年に池袋駅 - 茂呂・江古田線、1956年から1960年にかけては練馬区役所 - 常盤台駅線、練馬区役所 - 徳丸線がそれぞれ桜台経由、豊島園経由の二つの経路で開設され、練馬周辺における路線の拡充が図られた。これらを背景に、1958年9月1日に池袋営業所練馬出張所が開設され、この地域の路線を受け持つようになった。
その後、1962年8月1日に練馬出張所は練馬営業所に昇格し、同時に廃止となった巣鴨営業所の路線の一部を引き継いで営業を開始した。
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2006年5月28日に開通した環八新線区間の一つである北町若木トンネルから北へ抜けて赤羽駅まで走行する路線で、2007年9月16日に運行を開始した。練馬駅では他社が北口まで運行するのに対し、国際興業は駅南口降車場で営業を終了する。2013年2月16日のダイヤ改正で、志村地区の渋滞による遅延を防止するために志村消防署を通過する赤01-2が新設され、練馬駅を平日朝始発 - 8時59分までに発車する便は全て赤01-2として運行する。練95は上板01の出入庫用として運行されていたが、2010年2月7日に上板01が廃止されて以降は、赤01の練馬側出入庫として残存している。赤85は反対に赤01の赤羽側の出入庫として新設され、当初は練馬北町車庫折り返しだったが、2009年2月16日より平和台駅まで延伸された。
光が丘と有楽町線平和台駅、池袋方面を連絡する。光01は1984年4月28日、光02は1986年4月2日、光04は1991年の運行開始で、いずれも当初は光が丘団地が起点だった。1998年4月1日に団地折返場が閉鎖されたのに伴い、光が丘駅発着となった。
光04は他の光が丘発着路線と異なり、独自の経路を持つ。当初、光が丘IMA経由で開通したことに加え、1998年11月16日に平和台駅 - 練馬北町車庫が錦団地経由に変更、1999年4月16日に光が丘駅 - 田柄町を西武バス光20-1高松循環と同一経路で短絡する形に変更される。新たに通過する、新経路の途中の新設停留所には西武バス光20-1高松循環(2004年9月1日廃止)の、田柄五丁目停留所へ併設(但し車庫行き。循環は片廻りの為、光が丘行き乗り場は新設)された。
成増駅から石神井公園駅へ向かう路線で途中、埼玉県和光市白子地区をかすめるが和光市内の区間も西武バス石02系統・練42系統・吉60系統等と共に東京都区内特別運賃適用のため230円(西武便は220円)で全線で東京都シルバーパスも利用可能。石神井公園駅南口発着時代は両方向とも近くの踏切を通過せざるを得ない経路だったが、この踏切通過に難があり、特に駅西側(所沢方)踏切を渡る道路が富士街道で、道路幅が狭い・踏切距離・通過車両が長いといった問題に加え、富士街道自体も道路渋滞を起こしやすく、ダイヤを乱す大きな要因となっていた。このため、石神井公園駅北口の再開発事業竣工およびバスターミナル設置を機に、北口発着へ変更となる。その後、2004年11月12日の改正で成増方向の経路変更が行われ、下屋敷経由の石02-2(路線図上。行き先案内など営業上では石02)が新設(石神井公園駅行きは変更なし)されると同時に、増16の深夜バスを三軒寺へ延伸した。
下屋敷経由は当初平日朝夕のみの運行だったが、休日も含めた日中時間帯にも設定され始め、最終的に石神井庁舎経由は1日1本のみまで減便されたのち2010年12月1日に廃止(西武の石01-1も廃止)され、全便が下屋敷経由となった。この改正・経路変更によってダイヤの乱れが改善されてきたが、土支田二丁目 - 比丘尼橋間と三軒寺 - 三原台一丁目間には現在でも狭隘道路が多く存在している。かつては系統番号は同じ[石02]であったが、起終点の石神井公園駅南口、成増駅南口の停留所の他、経路上設置の中間の停留所が国際興業と西武バスで別々の場所に設置されていたり、同一箇所でも名称が異なっていたり、両社のダイヤが等間隔ではなく、結果として無駄な団子状運転となっている事も多く見受けられが、現在は多くの停留所で名称の統一が行われたほか、ダイヤも両者あわせて等間隔となるよう調整されている。地下鉄成増駅との連絡は、成増方面行きが「成増一丁目」、成増発は「成増駅入口」(但し異なる名称で残る箇所で、西武の停留所名称は「成増町」である)の利用が便利である。
上記のいずれの系統とも、西武バスの石02との共通定期券の取扱を行っている他、西武運行の石01、石04においても、共通定期券取扱として乗車可能である。
赤塚公園発のみ運行
成増駅から高島平駅、高島平操車場へ向かう路線で、西高島平駅経由の高01と美術館経由の増17からなる。高01、高01-2は下新倉付近で埼玉県和光市をかすめるが、埼玉県内の走行区間がごく短区間のため、全線230円均一料金で前乗り後降り方式である。高01は以前志村営業所の所管であったが、2003年7月1日に増17が新設された際に当営業所に移管された。
沿線にマンモス団地の高島平団地を抱え、三園、大門、成増の住宅密集地も抱えているため終日混雑しており、特に高校や病院なども沿線に存在する高01系統の混雑が顕著となっている。なお、増17は三園、大門地区の住民による路線新設の要請が強かったため[注 1]、新設された系統である。誤乗防止のため、増17の方向幕はピンク色(LEDの場合は系統部分が反転)となっている。
2009年2月16日に、高01の区間便(深夜バス)として増19が運行開始された。
成増駅から北上し、笹目橋を渡って埼玉県戸田市内の下笹目へと向かう路線である。笹目橋を渡る路線はこの路線だけで、東京都区内と埼玉県内を結ぶ数少ない路線の一つである。かつては下笹目から先、美女木、北戸田駅経由[注 2]で蕨駅西口まで至っていた路線であり、戸田営業所の所管だった。しかし、美女木付近の渋滞が理由で蕨駅西口 - 戸田車庫間を短縮、成増駅北口 - 下笹目 - 戸田車庫線となり戸田車庫行きは出入庫便のわずかな本数のみで残りは下笹目行きになった。2004年11月には所管が戸田から当営業所に移管されたことにより、戸田車庫行きは廃止された。上記の区間のみが残ることとなった。
埼玉県内を起終点として走行することから、対キロ運賃対応の案内表示機、整理券発行機等を搭載した車両が運用に入る。また、始発 - 午前9時までの下笹目発の便に限り、乗車方式が前乗り申告制前払いになる。
2020年10月1日実施のダイヤ改正で、日中時間帯の運行が消滅し、朝と夜のみ運行に縮小される。
王子駅から北本通り、環七通り、富士見通りを経由して上板橋駅に至る路線である。かつては王子駅 - 常盤台教会間の路線で、1978年10月31日までは都営バスとの共同運行であったが、都営バスの撤退により翌11月1日以降国際興業が単独で運行している。常盤台二丁目の常盤台パブテスト教会前道路向かいにあった折返場の閉鎖に伴い、1998年11月16日に上板橋駅まで延長された。[3]上板橋には駅前ロータリーに設置されている「上板橋駅停留所」と、駅前通り上に設置されている「上板橋駅前停留所」があり、王子発の一部便は「王54-2」系統として運転され、駅前停留所が終着である。引き続き回送として上板橋駅駅前ロータリーには入らずに運転し、直接練馬北町車庫へ入庫する。
当初は、上の根橋からそのまま環七通りを南下し羽沢から氷川神社下(現:氷川台駅付近)まで運行される。1973年10月に豊玉北まで延伸し、1999年11月に現在の運行区間となった。小茂根地区が狭路のため中型車が限定で運用されている。
練馬区コミュニティバス「みどりバス」全6系統のうち2系統の運行を受託している。
光が丘駅を起点に土支田地区をきめ細かに循環する路線。2002年3月16日に西武バスが単独で開通した路線だが、2ヵ月後の5月16日より国際興業が本数を上乗せする形で参入した。2024年4月1日撤退。西武バスの単独運行に変更 [6]
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