国際興業バス戸田営業所
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国際興業バス戸田営業所(こくさいこうぎょうバスとだえいぎょうしょ)は、埼玉県戸田市美女木東2-1-3の東京外環自動車道沿いにある国際興業バスの営業所の一つである。
2010年5月17日より、途中停留所からの乗車は不可能となり、降車専用扱い(乗車は赤羽駅のみ)となった。
埼京線開通前は西川51(のちに西川61に変更)が戸田市内中心部へ向かう系統の幹線格だったが、1985年10月1日に埼京線が開業すると、当初の駅設置予定位置が中央通りより外れたため利用者が減少した。西川62は、埼京線開業時の再編で西川50・52・58を統合して新設され、従来まで川口・戸田の共同運行だった川51の出入庫も兼ねていた。2011年1月16日の改正で戸田市役所非経由に経路変更されたほか、戸田公園駅に至る短縮系統の西川63が新設された[1][2]。西川口駅西口を発車するバスの中でもメイン格だった西川61は2024年4月1日に廃止[3]となり、西川63に振り替えられた。
開設時は戸田市役所までの運行だったが、西川口駅発着に変更されて1996年頃に現在の経路となり、2002年11月16日に戸田公園駅折返しの戸52が新設された。2020年3月27日の改正で川口駅西口 - 戸田公園駅間「川52(三代)」が廃止になった[4]。
蕨駅から芝地区を循環運行する短距離路線で、2011年1月16日までは蕨05が平日日中に南浦和駅まで運行、それ以外は全てが蕨05-2として運行していたが、ダイヤ改正で全便が芝循環として運行する形となり、蕨05-3が新設された[1]。 蕨05-2が入庫、蕨05-3が出庫路線として運行されている[2]。
日中は後述の浦19-2と交互に20分間隔で運転する。蕨50-2は朝が蕨方面のみ、夜は車庫方面に入庫する(入庫便は平日・土曜1便で休日は運休)。
蕨駅から戸田駅・戸田競艇場を経由(遠回り)して下笹目へ向かう路線。
2002年11月16日に新設。戸田公園駅では他の路線が乗り入れる西口ではなく東口から発着する。戸田公園駅東口周辺は道路が狭隘なため一方通行の経路で、蕨駅方面のみに「戸田公園駅入口」停留所が存在する。
蕨市役所経由の蕨80と市立病院入口経由の蕨81から形成する。蕨81は、2003年11月16日に浦19の経路変更を受け、蕨駅から市立病院への経路を確保すべく新設された[1]。
武蔵浦和駅から美女木、彩湖・道満グリーンパークを経て下笹目まで結ぶ武浦01を中心に、南浦80と武浦80の出入庫便が設定されている。南浦80については南浦和駅への出庫便のみの運行から、南浦06の廃止により再び入庫便が復活した(南浦80は土曜日に1往復)。武蔵浦和駅では下笹目方面のみ、東口ロータリーと東北新幹線高架下の2ヶ所に停車する。また、南浦80の南浦和駅西口方面のみ、西口ロータリーへ乗り入れたが後に乗り入れを中止した。
2001年に新設された。武蔵浦和駅から彩湖と呼ばれる荒川調整池に程近い松本地区を結ぶ循環路線。松本地区が狭隘なため小型車両での運行。2013年9月20日より、武蔵浦和駅 - 曲本保育園間の経路を(旧)武蔵浦和駅高架下乗場・沼影・沼影市民プール経由から(新)ナリアガーデン・沼影中央経由に変更し、同時に乗り入れロータリーを東口から西口へ変更した[1][2]。
南浦01は2004年にオープンした「イオン北戸田ショッピングセンター(現・イオンモール北戸田)」へのアクセス路線として、同年11月12日に新設された[2]。終点のショッピングセンター周辺の道路混雑により定時運行が難しくなっている。2010年よりショッピングセンター終点の降車場所が変更になった。南浦07は、現・南浦01開業以前から運転されている路線で、南浦01とほぼ同数の運行本数があったが、2009年4月7日の改正で大幅に減便され、現在は僅かの運行となっている。
比較的短距離路線だが、武蔵浦和駅周辺の渋滞のために遅延することもある。武蔵浦和駅では、この南浦08のみ定時性確保の目的から武蔵浦和駅高架下のみの発着で、駅前ロータリーには乗り入れない。平日には深夜バスが1便運行される。
2003年11月16日の改正によって蕨05が大減便されたのに伴い、本数が大幅に減らされた細野地区の輸送を補完するために南浦和駅東口を起点に循環する形に変更した。午前は東台先回り、午後は競馬場先回りで運行されるが、大谷場地区の経由地が多少異なる。
2024年7月16日の南浦51は朝の出庫のみ。
2013年3月16日のダイヤ改正により、平日と土曜の10時 - 18時台の運行及び日曜祝日は全便運休となった。
2020年3月27日ダイヤ改正で土曜日の運行を取りやめ、平日のみの運行となった[注釈 1][4]。
2024年7月16日のダイヤ改正により、南浦52の夜間1便を南浦51に変更。南浦和駅発二十三夜坂下行の便を新設(予定)[5]
2005年9月1日に南浦50を延長する形で南浦55が新設された。始発 - 13時までは柳崎先回り、14時-終発までは西伊刈先回りで運転されていたが、2009年4月7日の改正で全便柳崎先回りに統一された[2]。南浦55-2・55-3は出入庫で、南浦55-3は平日に深夜バスも設定している。円正寺付近にはさいたま市コミュニティバス南区役所線も走っている。
1998年7月16日に新設。浦07・50・南浦50の戸田移管と南浦11・52・55の新設などの影響で本数が増えたが、2009年4月7日の改正で大幅な減便となった。
以前は市立病院経由(浦19)と北町四丁目経由(浦19-2)の2路線が交互に運行されていたが、国道と市役所通りを結ぶ市道が渋滞になりやすいこともあり、2003年11月16日、浦19が廃止、代わりに蕨81が新設されている[2]。 浦81は出入庫便で、浦和駅方向のみ武蔵浦和駅東口ロータリーに乗り入れる[2]。
2007年11月1日、浦和駅東口の駅前広場の整備が進み、浦50の浦和駅東口乗入れが再開されたと同時に、東口通り停留所は浦和駅東口に名称変更された。2009年4月7日に新設された浦50-2・南浦12[1][2]は出入庫系統である。
2017年8月1日に浦10(浦和駅 - 中浦和駅 - 西浦和駅入口 - 田島団地)の代替として新設された。浦和駅から県庁前・武蔵浦和駅を経由して田島団地へ向かう路線で、従来より南浦08が運行している田島団地から、埼京線快速電車および武蔵野線が停車する武蔵浦和駅と県庁、さらに上野東京ラインが停車する浦和駅を乗り換え無しで結ぶ。しかし本数は田島団地発で7 - 9時台に1 - 2本、15 - 18時台に1本ずつが全曜日共通で設定されているのみで、それ以外の日中は武浦10-2が毎時1本設定されている。
競艇開催時のみ運行。戸田の管轄系統であるが、他の営業所からも応援で輸送する。なお2023年1月7日付で、運休中だった川100は廃止され、上記戸100系統のみの運行となった[6]。
さいたま新都心駅は羽田空港行きが始発から3便と夕方・夜間の国際線直通便のみ停車するが、大宮営業所行きは全便が停車する。
2020年3月27日廃止。並走する 戸52(戸田公園駅 - 氷川町三丁目 - 下笹目)に統合[9]
一般路線車については他営業所と同様にいすゞ自動車社製であるが、戸田市コミュニティバス『toco』(国際興業受託分の計4路線)用と蕨市コミュニティバス『ぷらっとわらび』用に日野・ポンチョが在籍している[10]。
このうち、いすゞ・エルガミオ7M車両の方向幕には、他の車両にはない『toco』用(他社受託の美笹循環を除く)及び『ぷらっとわらび』用の方向幕も収録されているが、そちらについては通常運用されている専用車両が点検に入った際、エルガミオ7M車両を代車として運用される。なお、エルガミオ7M車両は2017年12月をもって全廃となった。
かつてCNGエンジン車両も在籍していたが、同営業所内にはCNGスタンド設備がないため所外のCNGスタンドにて充填していた[11]。
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