千葉中央駅
千葉県千葉市中央区本千葉町にある京成電鉄の駅 ウィキペディアから
千葉県千葉市中央区本千葉町にある京成電鉄の駅 ウィキペディアから
千葉中央駅(ちばちゅうおうえき)は、千葉県千葉市中央区本千葉町にある京成電鉄の駅である。千葉線の終点で千原線の起点。駅番号はKS60。
当駅は中央区本千葉町15番1号に位置し、当駅と千葉駅および京成千葉駅の両駅間は約1キロメートルほどの商業施設(ペリエ千葉ストリート1、千葉ショッピングセンターC-one、ユアエルム千葉店Mio1・Mio2)にてつながっている。
千葉県の県庁所在地及び政令指定都市である千葉市中心街にある駅の一つである。当駅から千葉駅・京成千葉駅及び千葉都市モノレール1号線の葭川公園駅にかけての中心市街地(富士見地区から中央地区)には企業のオフィスビル、銀行や商業施設、家電量販店などが林立する繁華街となっており、関東有数の市場規模を誇る。
駅東口は再開発事業で複合型ホテルとして建設が進められ[1]、2002年(平成14年)9月6日に京成ホテルミラマーレ(旧・千葉京成ホテル)、京成ローザ10(映画館)、ユアエルム千葉店Mio1・Mio2(商業施設)、千葉中央駅前交番が入居する超高層建築物が完成した[2]。また、駅西口の複合商業施設である千葉中央駅西口ビルは、老朽化が進んでいたことから2018年(平成30年)8月より建て替え工事が進められ、2021年(令和3年)10月に京成千葉中央ビルとして完成した。これにより同駅の拠点性を高める効果を狙う[3]。
千葉線と千原線が乗り入れており、前者の終点かつ後者の起点である。ただし、両路線の運転系統は一本化している。千原線ちはら台からの列車は全て千葉線へ直通運転し、千葉線京成津田沼方面からの列車の半数、新京成電鉄からの列車の全てが当駅止まりである。当駅からの上り列車の行き先は京成上野、津田沼、松戸行きが存在するが、1990年代までは1日1本都営地下鉄浅草線直通の普通西馬込行きが存在した。
千原線は千葉急行電鉄の路線であった経緯から、京成の他路線とは異なる運賃体系となっており、キロ数計算は当駅で打ち切られる。詳細は「京成電鉄#運賃」を参照。
当駅付近でJR外房線が並走している。現在当駅がある場所は外房線本千葉駅の跡地で、当駅と共に本千葉駅も今の場所に移転したため、現在は外房線側に駅はない。
相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。ちはら台方面に引き上げ線があり、その先の千原線内は単線となる(ただし、用地は複線に対応している)[16][17]。
ホーム有効長は8両。ただし、京成幕張本郷 - 新千葉間の各駅のホーム有効長は6両分しかないため、通常は千葉線に8両編成が入線することはない[18]。
2023年度の1日平均乗降人員は19,367人[19]で、京成線内69駅中第22位である。
1日あたりの平均乗車人員は、以下の通りである[統計 1]。
年度 | 1日平均 乗降人員[20] |
1日平均 乗車人員[21] |
---|---|---|
2003年(平成15年) | 14,334 | |
2004年(平成16年) | 14,043 | 6,910 |
2005年(平成17年) | 14,078 | 6,940 |
2006年(平成18年) | 14,505 | 7,180 |
2007年(平成19年) | 15,068 | 7,438 |
2008年(平成20年) | 15,210 | 7,505 |
2009年(平成21年) | 15,647 | [統計 2]7,704 |
2010年(平成22年) | 15,903 | [統計 2]7,833 |
2011年(平成23年) | 15,546 | [統計 2]7,666 |
2012年(平成24年) | 15,624 | [統計 3]7,705 |
2013年(平成25年) | 16,263 | [統計 2]8,017 |
2014年(平成26年) | 16,291 | |
2015年(平成27年) | 16,953 | |
2016年(平成28年) | 17,287 | |
2017年(平成29年) | 17,861 | |
2018年(平成30年) | 18,322 | |
2019年(令和元年) | [22]18,321 | [22]8,995 |
2020年(令和 | 2年)[23]15,296 | [23]7,529 |
2021年(令和 | 3年)[19]16,610 | [19]8,173 |
2022年(令和 | 4年)18,297 | 9,011 |
2023年(令和 | 5年)19,367 | 9,559 |
東口には駅前ロータリー交差点、西口は千葉市新宿公園に続く駅前広場が整備されている。当駅を中心とする約半径1キロメートル(km)範囲内には隣駅の京成千葉駅、JR東日本・千葉都市モノレールの千葉駅、JR東日本の本千葉駅、千葉都市モノレールの市役所前駅・栄町駅・葭川公園駅・県庁前駅があり、状況によっては徒歩での移動の方が早く到達する場合もある。駅北側には国道14号、東側には国道126号がある。
周辺は千葉市の中心市街地で、千葉銀座通りなどは京成線では当駅が最も近い。しかし2000年代に入ると、千葉市街では富士見から千葉駅前付近に人が集まる傾向にあり、賑わいは当駅周辺から京成千葉駅周辺に集中している。JR外房線高架下はショッピングモール(ペリエ千葉ストリート1、千葉ショッピングセンターC-one、ユアエルム千葉店Mio1)が千葉駅から当駅まで連続し、線路東側を含めて繁華街となっている。漫画・アニメ・ゲーム関連のように千葉市内では当駅周辺に店舗が集積する業種もある。東口が商業地で占められているのに対し、西口はダイエー千葉店が2001年(平成13年)に閉店し、跡地にマンションが建築されるなど次第に住宅地となりつつある。東側亀岡町方面には千葉大学医学部や千葉大学医学部附属病院、千葉県文化会館などがある。他にも駅周辺には博物館や美術館、科学館など文教施設が多い。千葉県庁舎、千葉県警察本部などへは、京成線では当駅が最寄りである。
栄町には千葉都市モノレール1号線の栄町駅があり、当駅から徒歩約10分。栄町駅は富士見一丁目に近接している。富士見二丁目は当駅が近接している。
中央二丁目には千葉都市モノレール1号線の葭川公園駅があり、当駅から徒歩約5分、モノレールとの乗換は京成千葉駅の方が至便となっている。葭川公園駅は中央(一丁目・三丁目・四丁目)にも近接している。
長洲一丁目にはJR外房線の本千葉駅があり、当駅から徒歩約8分。本千葉駅は長洲二丁目にも近接している。
市場町には千葉都市モノレール1号線の県庁前駅があり、当駅から徒歩約8分。県庁前駅は亥鼻(一丁目・二丁目・三丁目)にも近接している。
新町には京成千葉線の京成千葉駅があり、当駅から徒歩約10分。
千葉港には千葉都市モノレール1号線の市役所前駅があり、当駅から徒歩約12分。市役所前駅は問屋町にも近接している。
東口は駅前ロータリー交差点付近にバス停留所があり、西口は駅前広場周辺にある。
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