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札幌市中央区中島公園にある文学館 ウィキペディアから
北海道立文学館(ほっかいどうりつぶんがくかん、英: Hokkaido Museum of Literature)は、北海道札幌市中央区中島公園にある文学館である。管理運営は公益財団法人北海道文学館が指定管理者としておこなっている。なお、当記事では本館の前身にあたる旧「北海道文学館」(札幌市資料館)、及び運営母体である「公益財団法人北海道文学館」についても触れる。
Hokkaido Museum of Literature | |
---|---|
文学館外観 | |
施設情報 | |
正式名称 | 北海道立文学館 |
専門分野 | 文学資料 |
館長 | 工藤正廣 |
事業主体 | 北海道 |
管理運営 | 公益財団法人北海道文学館 |
延床面積 | 3,501 m2 |
開館 | 1995年9月22日 |
所在地 |
〒064-0931 札幌市中央区中島公園1-4 |
位置 | 北緯43度2分39.3秒 東経141度21分22.2秒 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
プロジェクト:GLAM |
1995年(平成7年)9月22日開館[1]。北海道出身の文学者や北海道にゆかりの深い文学者に関する文学資料を収集、展示している。
展示は大きく常設展と特別展に分かれる。常設展は「北海道文学の歴史」と題して作家の直筆原稿や書簡・初版本など貴重資料約1,800点を展示構成し、北海道の文学の流れをわかりやすく紹介している。また、新たに収蔵された資料は、常設展示室内の「常設展 文学館アーカイブ」コーナーで年4回に分けて展示される[2]。特別展(展覧会)は年4回ほどのペースで開催され、道内ゆかりの文学者を中心にさまざまなテーマを設定して企画展示をおこなっている[3]。また、それらとは別に「ファミリー文学館」と題して、「ネコ!ねこ!猫!! 2」展[4]、「おいしい! 美味(うま)い!! 文学」展[5]、「人形劇からとび出した人形たち」展[6]など、家族層向けの企画展およびそれにともなうワークショップやイベントを年1回開いている[3]。なお、文学関連資料以外にも小樽市出身で北海道を代表する版画家・大本靖の作品を多数収蔵しており、定期的に作品展を開催している[7]。
管理運営は、公益財団法人北海道文学館がおこなっており、運営経費は館内で催される展覧会やイベント等の入場料収入のほか、北海道庁からの出資金や賛助会員からの会費などでまかなわれている[8][9]。館長は、北海道文学研究者の木原直彦が初代を務めたあとは[10]、北海道教育委員会OBが四代つづいたが[11]、2014年から2018年まで第6代館長を北海道帯広市出身で芥川賞作家の池澤夏樹が務めた[12][13]。池澤の退任後は、ロシア文学研究者・詩人で北海道大学名誉教授の工藤正廣が館長を務めている[14]。
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公益財団法人北海道文学館(こうえきざいだんほうじんほっかいどうぶんがくかん)は、北海道立文学館の管理・運営を北海道から委託されている指定管理者である。
1967年に任意団体として「北海道文学館」設立。1979年に初めて札幌市資料館内に常設の展示室を持つ。1988年に財団法人化。 1994年(平成6年)に北海道立文学館が竣工すると翌1995年(平成7年)、開館に備えて北海道教育委員会が同館の管理運営を財団法人北海道文学館に委託した。地方自治法改正にともない指定管理者制度が導入された2006年(平成18年)からは[85]、4年ごとに同館の指定管理者として指定が更新されている。
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