Loading AI tools
ウィキペディアから
『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ』(げきじょうばんポケットモンスターベストウイッシュ キュレムたい せいけんし ケルディオ)は、2012年7月14日より公開されたテレビアニメ『ポケットモンスター』の劇場版第15作目の作品。
劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ | |
---|---|
監督 | 湯山邦彦 |
脚本 | 園田英樹 |
原案 | 田尻智 |
製作 |
盛武源、吉川兆二 小田原明子、岡本順哉 川瀬好一 |
製作総指揮 |
都築伸一郎 福永晋 |
ナレーター | 石塚運昇 |
出演者 |
松本梨香 大谷育江 宮野真守 悠木碧 高橋克実 中川翔子 ローラ 山寺宏一 |
音楽 | 宮崎慎二 |
主題歌 | ローラ「Memories」 |
撮影 | 池田新助 |
編集 | 辺見俊夫 |
制作会社 | オー・エル・エム |
製作会社 | ピカチュウプロジェクト |
配給 | 東宝 |
公開 | 2012年7月14日 |
上映時間 | 70分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 36.1億円[1] |
前作 | 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム |
次作 | 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒 |
公式サイトでは「15周年記念超大作」と紹介されている。
当初発表されたタイトルは『キュレムVS聖剣士』であり、本作で初公表となるポケモン・ケルディオの名が伏せられていた。また、「劇場版で(後に正式タイトルに組み込まれる)主役となるポケモンはそれまでゲーム版で公開されていなかった初登場のポケモン」という慣例が、2010年『幻影の覇者 ゾロアーク』以来2年ぶりに復活した。
本年は映画15周年を迎えることを記念して『おどるポケモンひみつ基地』以来9年ぶりとなる短編映画『メロエッタのキラキラリサイタル』が制作、同時上映された。そのため、短編作品が廃止された『裂空の訪問者 デオキシス』以降の作品に比べ、本作単体の上映時間は短くなり、70分程度となったのは、『七夜の願い星 ジラーチ』以来である。
本作公開当時にはTVシリーズが『ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2』に移行していたが、本作では移行前の設定[2]であり、シリーズタイトルも移行前のものである。ただし、オープニングはシーズン2の主題歌「やじるしになって!」が使用された。
サトシが登場する長編に必ず物語に絡んで登場してきたロケット団が台詞付きで登場せず、物語に絡まない長編作品は本作が唯一である。ムサシ役の林原めぐみとコジロウ役の三木眞一郎は別の役で出演しているが、ニャース役の犬山イヌコは初めて長編作品に未出演となった(同時上映『メロエッタのキラキラリサイタル』には同役で出演)。
メディアファクトリーは本作よりピカチュウプロジェクトから外れたこと、さらに『ピカチュウレコード』レーベルがオープニング主題歌を担当する最後の作品である。製作会社の変更は『劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇』以来であり、劇場版は『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧のマギアナ』までに至るまで本作に参加した7社が製作している。
全国357スクリーンで公開され、2012年7月14、15、16日の初日3日間で興行収入7億5,376万100円、動員72万4,067人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第2位となった[3]。最終的な興行収入は36.1億円で同年公開の邦画で7位となり[1]、『ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』以来6年ぶりに40億円を下回った。
本作の前売り券に付属する引換券で入手できるポケモンはケルディオであり、6月23日より引き換えが開始された。このケルディオは『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』に連れて行くことで「かくごのすがた」にフォルムチェンジすることができる。
また、劇場ではメロエッタが『ポケットモンスターブラック・ホワイト』及び『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』を対象に配信される。
本年の予告CMにおける前売り券の宣伝はニャースが行っている。
イッシュ地方を旅していたサトシ達一行は、傷ついたケルディオを発見する。ケルディオはサトシ達と次第に打ち解けていく中で、「自分は聖剣士だ」と嘘をついてキュレムに挑み惨敗した事、自分を助けようとした聖剣士達がキュレムに氷漬けにされた事を明かす。そして、サトシ達の優しさに触れていく中で、自分の未熟さを悟ることとなる。キュレムを倒して聖剣士達を助けようと覚悟を決めるケルディオ。果たして、ケルディオはキュレムに打ち勝つ事が出来るのだろうか…。
詳細は個別記事かアニメ版ポケットモンスターの登場人物を参照。
『月刊コロコロコミック』で漫画版が掲載された。作画は井上桃太。単行本は公開日と同時に刊行された。
小学館ジュニアシネマ文庫で小説版が発売された。著者は水稀しま。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.