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アイリスは、任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』を原作とするアニメ『ポケットモンスターシリーズ』に登場する架空の人物。声優は悠木碧。
このフィクションに関する記事は、全体として物語世界内の観点に立って記述されています。 |
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アイリス | |
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ポケットモンスターのキャラクター | |
登場(最初) | BW1話「イッシュ地方へ!ゼクロムの影!!」 |
声優 |
悠木碧 アイリーン・スティーブンス(英語版) |
プロフィール | |
性別 | 女性 |
肩書き |
ポケモントレーナー イッシュのチャンピオン |
BW[4]のヒロイン。BW1話から登場。ドラゴンタイプのポケモンを自在に操る「ドラゴンマスター」[5]を目指している。ガブリアスを使うシンオウ地方のチャンピオンのシロナには強い憧れを持つ。デコロラ諸島でサトシと別れのさいには、憧れを抱いていたジョウト地方のイブキと会い、他地方のドラゴンタイプポケモンと出会うビジョンを描いていた。サトシと別れてから、各地のドラゴン使いと戦い、ドラゴンタイプのポケモンに出会い学び続けて[6]、イッシュ地方最強のチャンピオンになった[7]。
褐色の肌と独特な髪型が特徴的。一人称は主に「あたし」。身長はサトシより少し低い。自然の多い竜の里で育ったために野生のきのみをそのまま気にせず丸かじりする、要所で軽い身のこなしを披露、きのみや薬草などの知識にも秀でているなど、ワイルドかつアクティブな少女。垂直な木や崖を駆け登ったり、高い所から落ちてもきれいに着地し、モグリュー相手にポケモンを使わずに生身で戦うなどかなりの超人体質でもある。こうした性格故に、幼少期にソウリュウシティに留学した際には都会で育った同年代の学友やその生活に馴染む事ができず、学園を飛び出している。
基本的に年相応の無邪気かつ陽気な性格。野生的ではあるが、可愛いポケモンを好んだり、宝石に興味を持つなど女の子らしさもある。一方で生意気な面もあり、サトシが単純で直情的な行動をしたり、ポケモンの知識に乏しい事に対して度々「子どもねー」と呆れ気味に評している[8][9][10]。一方で、サトシのバトルスタイルやポケモンに対する優しさに感心する場面もある。また、サトシの強さもある程度認めており、ズルッグが加入するまではレベルの低いキバゴに対して本気で攻めてくるサトシとのバトルを避けている。当初こそサトシと些細な事で口喧嘩をしたり意地を張り合う事もあったが旅を続ける内に打ち解けていき、相変わらず度々子供扱いしつつも、悪いと思った事は素直に謝ったり、一緒に木登りや綱渡りで遊んだり、ドンバトル決勝やライモンシティ観光などでお互いに和気藹々したりしている[11]。しかし、Da!9話では些細な事から大喧嘩しサトシに絶交を言い渡してしまうものの、お互いに反省し仲直りしている。デントの「It's○○タイム」の際の奇妙な行動には度々呆れており、「面倒臭い」と言っている(カベルネやBW80話に登場したピノ・ノワールのテイスティングタイムにも同様の反応を見せた)[12]。イーストイッシュで対面したヒカリの事はデント同様に以前から話を聞かされており、同性同士という事もあり、すぐに仲良くなっている。気は長いほうではないようで、釣りをした際には、待つことに嫌気が差して直接獲物を捕まえていた。またその際には、水中で水ポケモンを捕まえやすくするためとはいえ、大勢の人がいる前でレギンスを脱ぐという大胆な一面も見せている[13]。食いしん坊でもあり、BW8話では大量のコロッケをサトシと2人だけで平らげていた。ただし辛い物は少々苦手なようであり、本人は涙目になりながらも意地を張って食べるものの、同じく辛さにそれほど強くないサトシを子供扱いしていた。
好奇心旺盛で、野生や他人のポケモンでも気に入ったポケモンには積極的に触れており、(サトシたちもしていることとはいえ)バトルをせず突然モンスターボールを投げる傾向がある。ただし、その行為はポケモンからは良く思われない事が多く、ミジュマルやポカブをゲットしようとしたが、最終的に2匹ともサトシに懐き、彼にゲットされた。ロケット団をクビになったふりをしていたニャースに対しても、モンスターボールを投げて捕獲しようとするも、モンスターボールから脱出したニャースに、「ニャーは誰かのポケモンになるつもりはない」と怒られた。後にニャースの嘘が発覚した際には「ゲットしなくて良かったかも」と呟いていた。
ドラゴンタイプの使い手であるためか、自身もドラゴンタイプが苦手なこおりタイプのポケモンに対して苦手意識を持っている[14]。そのため寒さそのものも苦手としている[15]。しかし、BW81話でこおりタイプ(バイバニラ)の扱いに手慣れになった経験から、ラングレーに「アイスマスターを目指したら?」と言われたこともある。こおりタイプポケモンへのトラウマはこの一件である程度克服した。シューティーのバニプッチに怯えていた際には、髪型も変形していた。ただし、全ての氷タイプのポケモンが苦手という訳ではないようで、クマシュンやマンムーに対しては特に怯えてはいない。また、BW64話やBW77話では、災害類にも苦手意識がある一面も見せている。
基本的に目上の人間に対する礼儀はしっかりしているが、幼少期は「ドラゴンマスター」であるシャガに対し偉そうな口を聞くなど、現在以上に生意気な面があった。その後、シャガに完敗したことで苦手意識を持つようになり、サトシがソウリュウジムへ行くことを嫌がり、イッシュリーグが開催されるヒガキシティへ向うさいに、ソウリュウシティを通ると耳にすると複雑そうな顔をした[16]。PM2では、シャガからソウリュウジムを借り、サトシとバトルをした。その時は、シャガのことを「先生」と呼んだ。
科学的な分析を重要視するデントとは対照的に、祟りや呪いなどのいわゆるオカルト的現象を信じている。事件が起こった際にそういった現象が原因だと強く主張することなどもしばしばあるが、BW26話やBW64話では怪奇現象に怯える様子も見せている。またそのようなものの気配を感じることもあるが、その推測は外れていることが多く、サトシたちからはたいてい呆れられている。しかしポケモンの気配を感じることは得意であり、はぐれたキバゴやクリムガンを探し当てた事がある。また、BW59話ではユウト(声 - 立花慎之介)の指示で巫女の格好をして彼のゴチミルと共に儀式を行いランドロスを召喚する事に成功した。恋愛に関しては歴代ヒロイン同様、サトシより理解しているが、ヒカリ程では無いものの比較的恋愛への関心は低く、食べながら話をするのでデントに呆れられている。本人曰く「恋愛話をするとお腹がすく」。
旅に出る前にモグリュー→ドリュウズで99勝を達成し、新人トレーナーのエミー(声 - 阿澄佳奈)のクリムガンがサトシのポカブとバトルした際には的確なアドバイスで彼女を勝利に導き、竜の里で行われたバトル大会やドンバトルではサトシを破って優勝している[17]など、トレーナーとしての資質はそれなりにある様子。また、ポケモンについての知識が豊富であることを示す描写も目立つ[18]。
手持ちに癖のあるポケモンが多い[19]ためか、ポケモンを育てる際や戦わせる際には自分の思い通りに出来ず苦労することが多い。また、ドリュウズやカイリューなど、自分のポケモンが言う事を聞かず勝手に戦いだすと、アイリス自身も冷静さを失いがちになり、感情任せに怒鳴ってしまう事が度々ある。そう言った意味ではサトシやデントと比べると未熟な面がみられる。船の上という場所を考えずに「あなをほる」を指示してしまい、ロケット団の船を沈めてしまったこともあった。
竜の里出身である為、特にドラゴンタイプには詳しく[20]、ドラゴンポケモンと会うと興奮する事もある。他のポケモンに比べて成長が遅いとされるドラゴンタイプであるキバゴなど、自分の手持ちポケモンの育成に対しては「だからこそ育てがいがある」と前向きな姿勢を見せている。また、竜の里出身の者はドラゴンポケモンと心を通わせられる力があると言われているがアイリスもその力の持ち主であり、暴れ者のカイリューに対して初めて力が発動し、カイリューの過去の記憶が脳裏を過ぎっている[21]。なお、幼馴染のショウブ(声 - 竹達彩奈)によれば、ドラゴンタイプと真に通じ合えるのは、「竜の里」においてもオババ様と他に数人しかおらず、その中の一人がアイリスであるとのこと。その為、シャガからはソウリュウジムの後継者候補とみなされている。幼少時代はドラゴンタイプが苦手だったが、手当てしたクリムガンが助けてくれた過去がある。特別編ではフカマルと心を合わせ、更にフスベジム戦でもカイリューともあわせられるようになり、力を使いこなしつつある。
ポケモンをゲットする際のセリフは「○○ゲットで、どどんがどーん!(通常時)/ドラゴンウイッシュ!(ドラゴンタイプをゲットした時)」。
モデルはゲーム『ポケットモンスターブラック・ホワイト』に登場するキャラクター。ゲームでジムリーダー[22]として登場したキャラクターがヒロインを担当するのは無印シリーズのカスミ以来の事となる。デントより先に登場したのにかかわらず、デントが登場して以降のキャストクレジットでは何故かデントより下の4番手になっていたが、『キュレムVS聖剣士 ケルディオ』と『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』におけるキャストクレジットではデントより上の3番手に変わった。なお、PM2では『ブラック2・ホワイト2』の衣装で登場している。[23]
竜の里では、幼い頃から自然の中で野生のポケモンたちや幼馴染のショウブと遊びながら暮らしていた。モグリュー(現在はドリュウズ)と出会ったのもこの頃である。竜の里で開かれたバトル大会では優勝するが、その直後のシャガとのバトルに完敗する。
シャガとのバトルの後、オババ様の薦めでソウリュウ学園に入学するも、里との生活感の違いから周囲と打ち解ける事が出来なかった。そして授業で行われたバトルでパートナーポケモンのオノンドと心を合わせることが出来ずに敗北、シャガからポケモンに対する気持ちがまだまだ未熟であることを指摘される。この出来事が決定打となり、悩んだ末にホームシックになり里へ戻ることになった。その後は里でしばらく生活を続けていたが、ある時オババ様から産まれたばかりのキバゴを貰い受け、立派なオノノクスへと育て上げることを命じられた。これはシャガの「学園では彼女の才能は伸ばすことが出来ず、もっと広い世界で自由にのびのびとさせたほうが良い」「旅をして体験を積み重ねることでドラゴンマスターに近づくことが出来るはず」という判断によるもので、それによって自身をも成長させる事が、彼女に与えられた試練であり、旅の目的となっている。
これまでのヒロインと異なり、サトシとは自転車を壊されたことをきっかけとしてではなく、ポケモンと勘違いされモンスターボールを投げつけられたことから知り合った[24]。その後は成り行きからサトシに同行していた[25]が、第6話でデントに誘われた事もあり、正式にサトシの旅に同行する事になった。
BWのDa編14話では、彼女がドラゴンタイプのポケモンに興味を持つきっかけが明かされた。幼少時の彼女はドラゴンタイプは「顔も怖くて乱暴そうに見えるから」という理由で嫌っていたが、洞窟で雨宿りしていた際に怪我をしていたクリムガンと遭遇し、懸命に看病した後、誤って尻尾を踏みつけられたペンドラーに絡まれたところをそのクリムガンに助けられて以降、彼女はドラゴンタイプが好きになった。
サトシがイッシュ地方での旅を終え、デコロラ諸島を巡ってのカントー地方への帰路まで同行した。クチバシティに到着後、洞窟島で出会ったフスベシティのイブキに会いに行く為、サトシと別れヤマブキシティのリニアでジョウトへ旅立った。
特別編ではフスベシティにて、フカマルの起こした事件を解決後、フスベジムでイブキとバトル。敗北したものの、フカマルをゲットして、レックウザを目撃。その飛び立った方向へと新たに旅立った。
過去シリーズのヒロインとは異なり、BW編の次作にあたるXYシリーズとSM編には登場しておらず、両シリーズにおけるヒロインとの共演も無かった[26]。なお、XY&Z最終回後の特別編では、同じくBW編でサトシやアイリスと一緒に旅をしたデントがゲストキャラクターとして登場した。
PM2の50話以降のオープニングに一瞬登場している。本編での登場は65話。イッシュ地方のチャンピオンとなっており、衣装もポケモンバトルの際には『ブラック2・ホワイト2』と同じものを着ている。軽い身のこなしやサトシを子供呼ばわりする点は相変わらず。ポケモンワールドチャンピオンシップスにエントリーしており、現在スーパークラス。サトシと2VS2のバトルを行い敗れる。
マスターズトーナメントの第一試合でシロナと対戦するも、実力が違い過ぎたのかわずかな差で敗北。悔しさのあまりに泣き出すも、ゴウと共にサトシを応援する。
BWシリーズ終了時の手持ちはオノノクス・ドリュウズ・エモンガ・カイリュー・フカマル。
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