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京都府の地域政党。日本維新の会の京都府総支部 ウィキペディアから
京都維新の会(きょうといしんのかい)は、日本維新の会の京都府総支部。京都府の地域政党[注 1]でもある。略称は、京都維新(きょうといしん)。
京都維新の会 | |
---|---|
代表 | 堀場幸子 |
副代表 | 宇佐美賢一 |
幹事長 | 上倉淑敬 |
政調会長 | 久保田正紀 |
成立年月日 | 2012年(平成24年)10月5日 |
本部所在地 |
〒604-8241 京都府京都市伏見区桃山町丹後10−6伴ビル203 |
衆議院議席数 |
1 / 465 (0%) |
参議院議席数 |
0 / 245 (0%) |
京都府議会 |
9 / 60 (15%) |
京都市会 |
10 / 67 (15%) |
政治的思想・立場 | 維新八策に準じる |
機関紙 | 機関紙 日本維新の会(2023年1月1日現在) |
公式サイト | 【公式】日本維新の会京都府総支部,京都維新の会ウェブサイト |
2012年10月5日、自民党所属でかつては京都府議会議長や自民党京都府連幹事長をも務めたこともあり、かねてより国政進出へ意欲を示していた田坂幾太が、橋下徹率いる日本維新の会と連携する政治団体「京都維新の会」の設立を京都府選管に届け出て、田坂自身を代表とする京都維新の会が発足する[6][7]。
翌、10月6日午後、代表の田坂が大阪にて、橋下や日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事らと会談した[8]。この場で田坂が「京都で維新の会を立ち上げた。よろしくお願いしたい」と橋下らに言うと、橋下も「一緒に頑張りましょう」と応じ、この会談をもって正式に連携することが合意決定した。
さらに、10月11日、代表の田坂が正式に自民党を離党し、党籍を離脱した。それから5日後の10月16日、大阪府庁内で大阪維新の会の今井豊と田坂が会談し、その場で「京都府内での「維新」の取りまとめ役」の役目を京都維新の会が担うよう依頼されたという。
最終的には10月24日に、代表の田坂と日本維新の会の副代表である今井豊が、大阪府庁内で面会し、両者が協定書に署名し、正式に連携がスタートした[9]。これに伴い、関西では初めて日本維新の会と連携する政治団体が設立されたこととなった[10][9]。
2012年10月28日、京都市下京区内のビルで事務所開きを行う[11]。この場には、坂井良和大阪市議団団長以下、日本維新の会所属の大阪市議会議員7人も駆け付けたほか、橋下が祝電を寄せた。また、この時点で連携協議を行っている最中であった福知山市の福知山維新の会所属の市議や京都乙訓維新の会を発足させた大山崎町議も出席した[11]。この場では、みんなの党所属で元衆院議員の清水鴻一郎が、顧問に就任することが明らかにされたほか、みんなの党所属の清水祐子京都市会議員[注 3]が入党予定であることが明らかにされた[11]。なお、この時点ですでに、田坂以外に城陽市議会議員の大西吉文と土居一豊、そして精華町議会議員の三原和久の合計3名が入党している。
同年12月16日の第46回衆院選に際し、代表の田坂幾太は京都府議会議員を辞し、日本維新の会公認候補として京都1区から出馬した[7][12]が、落選した[6][13]。 これにより、京都維新の会は京都府議会における議席を失った。この選挙戦のさなか、田坂陣営で選挙違反行為が行われていたことが明らかとなっている[13]。
2016年1月、おおさか維新の会の支部とすることを選管に届け出た。同年4月に行われた衆議院議員京都府第3区補欠選挙にて候補者を擁立するも惨敗する[14]。この補欠選挙の際に候補者擁立や選挙戦を巡る方針の違いが表面化し、敗戦後には京都維新の会幹事長を務めていた京都市の豊田貴志市議が責任を取って幹事長を辞任する[14]。また、豊田は6月3日に「ほかのメンバーと、政策実現の手法が違う」として、京都市会議員団の団長を辞任し会派からも離脱した[14]。
2017年の第48回衆議院議員総選挙において森夏枝が、京都府第3区から日本維新の会公認で立候補。得票数は5候補者中4位、惜敗率26.202%であったが、重複立候補していた比例近畿ブロック名簿で単独1位であったため復活当選を果たし、京都維新の会初の国会議員となった。当選後、京都維新の会代表に就任した。
2019年4月7日、第19回統一地方選挙の前半戦において、京都府議会で現職1名と新人1名の2名が当選。京都市会では現職3人と伏見区新人1名加え、推薦した西京区の無所属現職も当選。 これにより5人(推薦含む)が当選し「交渉会派」に復帰した[15]。
同年7月29日、日本維新の会代表の松井一郎大阪市長が2020年京都市長選挙で独自候補の擁立を目指す意向を明らかにし、31日から候補者公募を開始していた。しかし、候補者公募に難航し結局は自主投票となった。
同年9月16日、京都維新の会の臨時全体会議が開かれ、役員改選と新体制が発足した。副代表に高見孝志(木津川市議)、幹事長に菅谷浩平(京都市議、北区選出)、政調会長に西條利洋(長岡京市議)などが新たに選出された[16]。
2020年4月26日、京丹後市議会議員選挙で新人の冨田恵輔が2148票を獲得し、トップ当選を果たした。京都維新の会幹事長代理の森川央(京都市議)が「維新初の京都北部進出、維新拡大の一里塚にしたい」と述べているように衆院京都5区内で初めての擁立だった[17]。
2022年4月10日、府議補選京都市北区選挙区(欠員1)で、新人の畑本義允が当選[18]。
同年8月5日、京都維新の会は京都市会において、京都党と新会派を結成した[19]。これによって8人の会派となり交渉会派や条例提案が可能になった[20]。
2022年11月20日に執行された舞鶴市議選で、同党所属の現職1人新人2人の計3人全員が当選した[21]。
2023年4月9日、第20回統一地方選挙の前半戦において、京都府議会で9人、京都市会で10人が当選した。
大阪維新の会や日本維新の会の綱領「維新八策」の京都版といえる「維新・京都八策」[22]を制定している。このため、教育分野への首長の介入権限の強化を図った教育基本条例など大阪維新の会が大阪府・大阪市で制定した条例と同じ趣旨の条例を京都府内でも作成し成立させることや、議員報酬の3割カットや議員定数の2割削減などの実現も公約としている[9]。
議会 | 氏名 | |
---|---|---|
衆議院議員 | 堀場幸子 | |
京都府議 | ||
北区 | 畑本よしまさ | |
下京区 | 田中しほ | |
右京区 | 竹内さや | |
西京区 | 畑本くにえ | |
伏見区 | 上倉淑敬 | |
宇治市•久御山町 | くすおか誠広 | |
八幡市 | 西山たつお | |
木津川市•南山城町
和束町•精華町•笠位町 |
ふでやす祥一 | |
京都市議 | ||
北区 | 菅谷浩平 | |
上京区 | 中谷しゅうじ | |
左京区 | 宇佐美賢一 | |
西京区 | 北川みき | |
中京区 | 朝倉りょう | |
下京区 | 北尾ゆか | |
南区 | 土方りさ | |
右京区 | こうち大輔 | |
伏見区 | くぼたまさき | |
福知山市議 | 岩崎たかひろ | |
舞鶴市議 | 福本あすか | |
舞鶴市議 | 広瀬のぼる | |
宇治市議 | 秋月しんじ | |
宇治市議 | 藤田ともはる | |
亀岡市議 | 松山まさゆき | |
城陽市議 | 藤田さち子 | |
向日市議 | 村田みつたか | |
向日市議 | 青山まゆみ | |
向日市議 | はせがわ愛 | |
長岡京市議 | 中村りょうた | |
八幡市議 | 山口かつひろ | |
八幡市議 | かのう義之 | |
八幡市議 | 寺田けいすけ | |
京田辺市議 | 上田たけし | |
京田辺市議 | 早川ゆきお | |
京田辺市議 | ありた幸平 | |
京丹後市議 | とみたけいすけ | |
木津川市議 | 谷川みつお | |
木津川市議 | 山崎こうすけ | |
木津川市議 | 小見山正 |
首長 | 氏名 | |
---|---|---|
舞鶴市 | 鴨田秋津 |
衆院選小選挙区 | 氏名 | |
---|---|---|
京都1区 | 堀場幸子 | |
京都3区 | 木村元紀 | |
京都4区 | 松井はるき | |
京都6区 | 中嶋秀樹 |
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