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日本の殺陣師・俳優・スタントマン・スーツアクター ウィキペディアから
二家本 辰己(にかもと たつみ、1953年3月6日[1][2] - )は、日本の殺陣師、俳優、スタントマン、スーツアクター。別名 二家本 辰巳(読み同じ)。アクションをこなせる役者集団アーバンアクターズ代表[3][4]。山口県周南市出身[1]。
中学卒業後、徳山技能専門校(現:山口県立東部高等産業技術学校)でブロック建築を学んで就職したものの、アクションスターを目指して1971年に上京し、ジャパンアクションクラブ(現・ジャパンアクションエンタープライズ)に入門した[1][4][5]。
アクションを得意とする俳優(またはスタントマン)として数々の作品に端役や斬られ役として出演したが、『ウルトラマンレオ』でレオのスーツアクターとして披露した華麗なアクションが名高い(詳細は後述)。
各種映画や『探偵物語』で共演するなどして交友のあった松田優作の監督作『ア・ホーマンス』からもっぱら殺陣師・アクション監督として活動するようになり[2][4][5]、1989年にアーバンアクターズを設立した[2][5]。
北野武の作品は『座頭市』をはじめとして殺陣・アクションをすべて二家本が担当しており、北野から「日本一忙しい殺陣師」として表彰を受けるなど高く評価されている[6]。そのほか、舞台などでも活躍するアクションコーディネーターの1人である。
2012年2月26日には、『第21回東京スポーツ映画大賞』と『第12回ビートたけしのエンターテインメント賞』の授賞式で、審査員長の北野によって急遽設けられた技術スタッフ賞を受賞した。その壇上では、同じく特別賞を受賞した福本清三との殺陣の実演や、北野が構えたマシンガンのプロップに二家本がアクションで応じるといったことも行われた[7]。
2022年11月19日には、東京都内にて開催されたトークイベントに町田政則と共に登壇し、JAC入門当時からの秘話を明かした[4]。
2023年、YouTubeチャンネル「二家本辰己official YouTube」を開設し、時代劇や特撮、アクションなどのさまざまな情報を発信している[5]。
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