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本田技研工業のミニバン型乗用車 ウィキペディアから
フリード(FREED)は、本田技研工業が生産・販売するコンパクトミニバン型の小型乗用車である。
ホンダ・フリード(初代) GB3/4/GP3型 | |
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2008年9月発売型 Giエアロ | |
2011年10月改良型 G | |
2014年4月改良型 G | |
概要 | |
販売期間 | 2008年5月 - 2016年9月 |
ボディ | |
乗車定員 |
7名・8名 (2008年5月-2011年10月) 6名・7名 (2011年10月-2016年9月) 5名(FLEX) (2008年5月-2011年10月) |
ボディタイプ |
5ドアコンパクトミニバン 5ドアトールワゴン(FLEX) |
駆動方式 |
前輪駆動(FF車) 四輪駆動(4WD車)[注 1] |
パワートレイン | |
エンジン |
L15A型:(ガソリン車) 1,496cc 直列4気筒SOHC (2008年5月-2016年9月) LEA型:(ハイブリッド車) 1,496cc 直列4気筒SOHC (2011年10月-2016年9月) |
モーター |
MF6型:交流同期電動機 (ハイブリッド車) (2011年10月-2016年9月) |
最高出力 |
87kW (118PS)/6,600rpm (ガソリン車) (2008年5月-2016年9月) エンジン: 65kW (88PS)/5,400rpm モーター: 10kW (14PS)/ 1,500rpm (ハイブリッド車) (2011年10月-2016年9月) |
最大トルク |
144N·m (14.7kgf·m)/ 4,800rpm (ガソリン車) (2008年5月-2016年9月) エンジン: 132N·m (13.5kgf·m)/ 4,200rpm モーター: 78N·m (8.0kgf·m)/ 1,000rpm[注 2] (ハイブリッド車) (2011年10月-2016年9月) |
変速機 |
無段変速オートマチック (トルクコンバーター付)[注 3] 5速AT[注 4] 無段変速オートマチック (ホンダマルチマチックS)[注 5] |
サスペンション | |
前 | マクファーソン式 |
後 |
車軸式(FF車) ド・ディオン式(4WD車) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,740mm |
全長 | 4,215mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 |
1,715mm(FF車) 1,745mm(4WD車) |
その他 | |
ブレーキ |
前:油圧式ベンチレーテッドディスク 後:油圧式リーディングトレーリング |
2015年5月までの新車登録台数の累計 | 42万9,161台[1] |
系譜 | |
先代 | ホンダ・モビリオ |
モビリオの後継車として、「運転しやすいサイズでなおかつ室内空間にもゆとりあるコンパクトミニバン」を求めており、ミドルサイズミニバンでは少々大きすぎると考えている顧客をターゲットに開発された。生産工場は埼玉製作所狭山完成車工場。
最大の特徴はそのスタイリッシュなデザインである。先代にあたるモビリオをはじめ、トヨタ・シエンタ、日産・キューブキュービック[注 6]など、女性向けともいえる可愛らしさを強調した車が多かった同クラスにおいて、こちらは上級ラージミニバンにも通じる男性的なデザインが与えられ、父親でも堂々と乗れる初めてのコンパクトミニバンだったこともあり、ユーザーを問わないフリースタイルのミニバンとして人気を博した[1]。
ベースとなる3列シート仕様(6人乗り: 2列目キャプテンシート、7人乗り: 2列目ベンチシート)[注 7]と、2列シート仕様の「FLEX」(5人乗り)がある。スタイルは、ヨーロッパの路面電車を連想させるユニークなものだったモビリオから一転、機能的かつシンプルな、実寸以上にゆとりを感じさせるデザインとなった。
前輪回りのプラットフォームやエンジンは、2代目フィット(GE8)のものをベースにステアリング部より後ろのフロアパンを新規開発している。フィットやモビリオなどとは異なり、燃料タンクを2列目下に設置しているため、背の高い荷物を収納するためのシートアレンジはできないが、1列目のシート下に空間が生まれ、2列目乗員の足元スペースが広がった。モビリオに対し、全長を145mm延長したことに加え、各部寸法の見直しにより室内長は190mm延長され、全幅の10mm拡大と相まって居住性を向上(特に3列目)した。2列目床高さを15mm低くし、Bピラーの位置の適正化により、スライドドアの開口幅を30mm拡大し、2・3列目の乗降性も向上した。3列目シートは、3代目ステップワゴンのシートの改良版であり、モビリオの2人掛けから3人掛けに拡大。格納方法を5:5分割左右はね上げ式に改め、また軽量化により格納が容易になった。
エンジンは、モビリオに引き続き1.5LのL15A型を搭載。新たにi-VTECを採用し、最高出力/最大トルクおよび燃費性能が向上した。トランスミッションは、FF車にトルクコンバーター付きCVT、4WD車に5速ATを採用。
「FLEX・Fパッケージ」と「FLEXエアロ」には、メーカーオプションで「スカイルーフ」が選択できる。
ホンダ・フリード(2代目) ホンダ・フリード+ GB5/6/7/8型 | |
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フリード HYBRID G Honda SENSING (2019年10月改良型) | |
フリード HYBRID CROSSTAR Honda SENSING (2019年10月改良型) | |
概要 | |
販売期間 | 2016年9月16日 - 2024年6月26日 |
ボディ | |
乗車定員 |
6名・7名:(フリード) 5名:(フリード+) |
ボディタイプ |
5ドアコンパクトミニバン 5ドアトールワゴン(フリード+) |
駆動方式 |
前輪駆動(FF車) 四輪駆動(4WD車) |
パワートレイン | |
エンジン |
L15B型:(ガソリン車) 1,496cc 直列4気筒 直噴DOHC LEB型:(ハイブリッド車) 1,496cc 直列4気筒DOHC |
モーター |
H1型:交流同期電動機 (ハイブリッド車) |
最高出力 |
96kW (131PS)/6,600rpm (ガソリン車) エンジン: 81kW (110PS)/6,000rpm モーター: 22kW (29.5PS)/ 1,313-2,000rpm (ハイブリッド車) |
最大トルク |
155N·m (15.8kgf·m)/ 4,600rpm (ガソリン車) エンジン: 134N·m (13.7kgf·m)/ 5,000rpm モーター: 160N·m (16.3kgf·m)/ 0-1,313rpm (ハイブリッド車) |
変速機 |
無段変速オートマチック (ガソリン車) 7速DCT (ハイブリッド車) |
サスペンション | |
前 | マクファーソン式 |
後 |
車軸式(FF車) ド・ディオン式(4WD車) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,740mm |
全長 |
4,265mm[注 8] 4,295mm[注 9] (2016年9月-) 4,290mm(Modulo X) (2017年12月-) |
全幅 | 1,695mm |
全高 |
1,710mm(FF車) 1,735mm(4WD車) |
車両重量 |
1,340-1,510kg(フリード) 1,350-1,500kg(フリード+) |
その他 | |
ブレーキ |
前:油圧式ベンチレーテッドディスク 後:油圧式リーディングトレーリング(ガソリン車) 後:油圧式ディスク (ハイブリッド車) |
系譜 | |
先代 |
フリードスパイク (フリード+の先代モデル) |
2代目は、3列シート車の「フリード」に加え、フリードスパイクの後継モデルとなる2列シート車の「フリード+(フリードプラス)」[17]、フリード+のボディをベースとした福祉車両「車いす仕様車」を設定。全タイプにおいてエクステリアデザインを共通化した[18]。
先代モデルに対し、1-3列目のヒップポイント間距離を90mm拡大。また6人乗り仕様は2列目キャプテンシートを採用し、スライド量を120mm拡大して360mmとした。さらに、ウォークスルー幅を1列目で50mm、2列目で25mmそれぞれ拡大したほか、スライドドア開口幅を20mm拡大して665mm、ステップ高も15mm下げて390mmとし、乗降性を向上させた[18]。
エクステリアデザインでは、左右をタテ方向に広げたフロントウインドウとすることで、ドライバーの見上げ角が向上し視界を拡大。さらに、新たに追加したフロントコーナーウインドウ(三角窓)と細くしたフロントピラーにより、斜め前方視界の向上とともに開放的な室内空間を演出した。また、リアクォーターパネルでは、スライドレールカバーの分割線を目立たなく処理するデザインとした[19]。ボディサイズは、先代に対し全長を50mm延長し4,265mm、全高を2WD車は5mm、4WD車は10mm引き下げ、それぞれ1,710mm/1,735mmとした一方、全幅は先代と同寸の1,695mmとし5ナンバーサイズを維持。また、ホイールベースも先代と変わらず2,740mmとしている。なおナンバープレートの装着位置は下部ガーニッシュ内からテールゲート中央に変更された。
インテリアでは、シートファブリックや本物の木のような質感を表現する木目調パネルの採用により、ぬくもりを感じる質感を表現。また、メーターの薄型化と遠方への配置により、少ない視線移動でメーターを確認可能とし、前方の運転視界向上に貢献。また、メーターとエアコンコントロール部の照明は連動し、6色から選択可能としたほか、エアコンコントロール照明部には温度を上げるとレッドに、下げるとブルーに変化する光のアンサーバック機能を採用した[18][20]。
パワートレインは一新された。ガソリン車には1.5L直噴DOHCエンジン「L15B」型を搭載。先代モデルが搭載していた「L15A」型に対し、直噴化・DOHCヘッドの採用などにより、最高出力は9kW(13PS)、最大トルクは11N・m(1.1kgf・m)、それぞれ向上したほか、アイドリングストップシステムの採用などによりJC08モード走行燃料消費率も2.4~3.0km/L向上し、19.0km/Lとなった(燃費はFF車の数値)。トランスミッションは、先代モデルの4WD車に組み合わされた5速ATを廃し、ガソリン車すべてにCVTを採用した。
ハイブリッド車には1.5LアトキンソンサイクルDOHCエンジン+1モーター内蔵7速デュアルクラッチトランスミッション搭載の「SPORT HYBRID i-DCD[注 10]」を採用。先代モデルに対し、エンジン(「LEB」型)/モーター(「H1」型)の最高出力は16kW(22PS)/ 12kW(15.5PS)それぞれ向上。燃費も5.0-5.6km/L改善し26.6-27.2km/Lとなった(燃費はFF車の数値)。モーターのみのEV走行も可能になったほか、専用設定のギアレシオ(ローレシオ化)により、加速性能を向上させた。モーターには、世界初の重希土類(ジスプロシウム・テルビウム)完全フリーのネオジム磁石を採用。また、IPU(インテリジェントパワーユニット)を小型化し、搭載位置を3列目シート下から1列目シート下に変更したことで空いたスペースを活かした「車いす仕様車」を新たにラインアップ。また、IPUを専用設計することで、排気量1.0L~1.5Lの5ナンバークラスのコンパクトミニバン初となるハイブリッド4WD車の設定を実現した[18]。
ボディ骨格はハイテン材の適用率を上げて剛性を向上。フリード(3列シート車)のガソリン車をベースとした骨格は、最小限の専用パーツを置換するだけで、ハイブリッド車やフリード+(2列シート車)、車いす仕様車のボディまで対応する「マルチシェル骨格」を採用した。また、高剛性リアサスペンションや液封コンプライアンスブッシュの採用により乗り心地を向上させたほか、エクステリアデザインの調整やタイヤ回り、ボディ底面の流れをスムーズに整流することで、空力性能の向上を図った。加えて、4WD車には各種センサーで路面や走行状態を検知し、状況に応じて瞬時に4WD走行に切り替える電子制御式「リアルタイムAWD(インテリジェント・コントロール・システム)」を採用した[18]。
安全運転支援システム「Honda SENSING」を新採用。衝突軽減ブレーキ(CMBS[注 11])、歩行者事故低減ステアリング、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、LKAS[注 12](車線維持支援システム)、路外逸脱抑制機能、誤発進抑制機能、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能の8種の機能で構成される(タイプ別に標準装備、またはメーカーオプション設定)[21]。
ベース車に対し、テールゲートパネルとリアバンパーを開口面積の広い専用デザインに変更。これにより、テールゲート開口部地上高を「フリードスパイク」より185mm低い335mm(FF車の数値)とし低床化を追求。また、2列目シートには6:4分割のダブルフォールダウン機構を採用し、フルフラット化を実現。軽量・高強度のユーティリティボードを用いてシートアレンジをした場合、セミダブルサイズのマットレスを敷くことができるフラットスペースを構築可能とした。さらに、フラットスペース下を床下収納として利用できる等、車中泊機能を強化した。
エクステリアでは、ベース車のデザインイメージを保ちつつ、テールゲートの下端処理を低床フロアに対応した見切りラインを成立させるデザインとした。なお、ボディサイズはFF車の全長のみ、フリードに対し30mm延長され4,295mmとしている[22]。また、インテリアでは、立体的に見えるブロック柄のシートファブリックや、メタル調パネル、モノトーン基調のインテリアカラーを採用し、ベース車と差別化した[18]。
また、「フリード+」のボディをベースとし、二段ヒンジ式スロープを備えた車いす仕様車を設定。また、先代と同様に助手席リフトアップシート車とサイドリフトアップシート車も設定された[18]。
ホンダ・フリード(3代目) GT1/2/3/4/5/6/7/8型 | |
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e:HEV AIR 2WD・6人乗り | |
e:HEVクロスター2WD・5人乗り | |
概要 | |
販売期間 |
2024年6月28日 - (発表:2024年6月27日) |
ボディ | |
乗車定員 | 4~7名 |
ボディタイプ |
5ドアコンパクトミニバン 5ドアトールワゴン |
駆動方式 |
前輪駆動(FF車) 四輪駆動(4WD車) |
パワートレイン | |
エンジン |
L15D型:(ガソリンモデル) 1,496cc 直列4気筒 DOHC LEB型:(e:HEVモデル) 1,496cc 直列4気筒 DOHC |
モーター |
H5型:交流同期電動機 (e:HEVモデル) |
最高出力 |
87kW (118PS)/6,600rpm (ガソリンモデル) エンジン: 78kW (106PS)/ 6,000-6,400rpm モーター: 90kW (123PS)/ 3,500-8,000rpm (e:HEVモデル) |
最大トルク |
142N·m (14.5kgf·m)/ 4,300rpm (ガソリンモデル) エンジン: 127N·m (13.0kgf·m)/ 4,500-5,000rpm モーター: 253N·m (25.8kgf·m)/ 0-3,000rpm (e:HEVモデル) |
変速機 |
無段変速オートマチック (ガソリンモデル) 電気式無段変速機 (e:HEVモデル) |
サスペンション | |
前 | マクファーソン式 |
後 |
車軸式(FF車) ド・ディオン式(4WD車) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,740mm |
全長 | 4,310mm |
全幅 |
1,695mm(AIR) 1,720mm(CROSSTAR) |
全高 |
1,755mm(FF車) 1,780mm(4WD車) |
車両重量 | 1,370-1,580kg |
その他 | |
ブレーキ |
前:油圧式ベンチレーテッドディスク 後:油圧式ディスク |
3代目ではラインナップを6代目ステップワゴンに次いでの採用となる「AIR(エアー)」と2代目・マイナーチェンジモデルから踏襲される「CROSSTAR」の2本立て構成へ刷新。「AIR」には上級タイプの「AIR EX」も設定される。乗車定員は2列目を独立型のキャプテンシートとした6人乗りが基本となり、2列目をベンチシート(6:4分割ダブルフォールダウン機構付)とした7人乗りは「AIR EX」のFF車のみに、2代目のフリード+に相当する5人乗りは「CROSSTER」のみにそれぞれ変更となった。
エクステリアデザインは「AIR」がフロントのヘッドライトやグリルがよりシャープな造形となり、サイドはヘッドライトからキャラクターライン、リアライセンスガーニッシュまでつながる水平基調のデザインを採用。リアは台形フォルムとなり、LED化されたコンビネーションランプの位置が低くなった。「CROSSTAR」は「AIR」をベースにフロントバンパー、ホイールアーチプロテクター、サイドシルガーニッシュを専用デザインに変えてブラック化(これにより全幅が1,700mmを超えるため、歴代初の3ナンバー登録となる)。併せて、フロントグリルが高輝度シルバーの専用デザインとなり、リアロアガーニッシュやルーフレールも採用された。
インテリアデザインはメーターをインホイール化したことでダッシュボードが水平基調となり、併せてベルトラインも水平基調化。また、斜め前方の視界改善のため、フロントピラーをタイヤの真上に付け根を配置して一本化され、ドアミラーの位置も変更された。
安全運転支援システム「Honda SENSING」はフロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーで構成された最新仕様となり、近距離衝突軽減ブレーキ、急アクセル抑制機能[注 18]、オートハイビーム、アダプティブドライビングビーム[注 19]、トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)、ブラインドスポットインフォメーション[注 20]、パーキングセンサーシステム、後退出庫サポート[注 21]を追加した17の機能となり、ACCは渋滞追従機能付へ強化された。
2代目ではフリード+に設定されていた福祉改造車両は「CROSSTAR」へ承継され、車いす移動車の後継となる「スロープ」と「リフトアップシート(助手席)」を設定(FF車のみで、e:HEVモデルは「スロープ」のみ)。「スロープ」は普段は荷室の床として使用し、引き出すとそのままスロープになる「スーパーフレックススロープ」が採用され、電動ウインチ(速度調整機能・進路補正付)も備わっているため、車いすごとの乗車だけでなく、電動モビリティや荷物を載せた台車やショッピングカートをそのまま積載することも可能。「スーパーフレックススロープ」の採用によりリアデザインは「CROSSTAR」と同一となるニュートラルデザインを実現しており、型式指定登録車となったことで納車期間が短縮化された。
また、本代では歴代初の法人向け専用タイプである「e:HEV AIR Biz」も設定された。「e:HEV AIR」に対し、運転席&助手席シートヒーター(4WD車のみ)、Honda CONNECT for Gathers+ナビ装着用スペシャルパッケージ[注 22]、シートバックポケット(助手席)、コンビニフック付1列目シートアームレスト、運転席用バニティミラーが省かれ、スピーカーは4スピーカーから2スピーカーにグレードダウン、3列目シート(3点式ELRシートベルト及び左右のドリンクホルダーとグラブレールを含む)も省かれるため、乗車定員は4名となる。
ガソリンモデルはL15D型へ換装。ハイブリッドモデルはフリードでは初採用となる2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」へ変更。エンジンは2代目ハイブリッド車と同じLEB型だが、モーターがH5型へ換装され、出力・トルク共に向上された。
Freedom(自由)からの造語で、従来の常識や定石にとらわれることなく、どこまでも自由な発想で追い求めたクルマ、という意味を込めての命名。また、Free(自由な)+Do(行動する)という意味も込められている[41]。
2代目に設定された「フリード+」の「+(プラス)」は、フリードの特長である取り回しの良さやコンパクトさに加え、「新たな使い方や利用シーンを創造する独創的な機能をプラスすることで、クルマのある生活に新たな可能性をもたらしたい」という想いからつけられた[18]。
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