ホアキム・ソリア

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ホアキム・ソリア

ホアキム・アグスティン・ソリア・ラモスJoakim Agustin Soria Ramos, 1984年5月18日 - )は、メキシコ合衆国コアウイラ州モンクローバ英語版出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

概要 基本情報, 国籍 ...
ホアキム・ソリア
Joakim Soria
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カンザスシティ・ロイヤルズでの現役時代
(2011年5月24日)
基本情報
国籍 メキシコ
出身地 コアウイラ州モンクローバ英語版
生年月日 (1984-05-18) 1984年5月18日(40歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
185 lb =約83.9 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2001年 アマチュアFA
初出場 2007年4月4日
最終出場 2021年9月15日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム メキシコ
WBC 2009年2017年
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経歴

要約
視点

プロ入りとドジャース傘下時代

2001年10月31日にロサンゼルス・ドジャースと契約。

2003年にはトミー・ジョン手術を受けた。

2004年10月12日に自由契約となった。

メキシカンリーグ時代

2005年メキシカンリーグメキシコシティ・レッドデビルズでプレー、またメキシコ・ウィンターリーグではオブレゴン・ヤキスでプレーした。

パドレス傘下時代

2005年12月20日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ。

2006年は傘下のA級フォートウェイン・ウィザーズ英語版とメキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズでプレーした。オフの12月9日にはメキシコ・ウィンターリーグでエルモシーヨ・オレンジ・グローワーズ英語版相手に完全試合を達成した。

ロイヤルズ時代

2006年12月にルール・ファイブ・ドラフトカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、移籍した[1]

2007年4月4日のボストン・レッドソックス戦でメジャーデビューを果たし、この年は62試合に登板して2勝3敗17セーブ、防御率2.48という成績を残した。

2008年は開幕からクローザーとして活躍。開幕から13試合連続セーブを記録し、アル・ラボスキー英語版の持つ11連続セーブの球団記録を塗り替えた[2]。5月17日にはロイヤルズと総額875万ドルの3年契約(2012年・600万ドル、2013年・800万ドル、2014年・875万ドルの球団オプション付き)に合意[3][4]。7月にはオールスターにロイヤルズから唯一選出された。ロイヤルズのクローザーがオールスターに選出されたのは2003年マイク・マクドゥーガル以来であった[2]。オールスターでは1回2/3を投げ、ダン・アグラデビッド・ライトから三振を奪った[5][6]。最終的にこの年は63試合に登板して2勝3敗42セーブ、防御率1.60、66奪三振を記録した。

2009年はシーズン開幕前の3月に開催された第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のメキシコ代表に選出された。

2010年は2年ぶりにオールスターに選出された。

2011年は60試合に登板して5勝5敗28セーブ、防御率4.03だった。オフの10月31日にロイヤルズが600万ドルの球団オプションを行使した[7]

2012年4月4日に右肘の故障で15日間の故障者リスト入りし、2度目のトミー・ジョン手術を受けた[8]。5月3日に60日間の故障者リストへ異動し、シーズンを全休した。オフの10月31日にロイヤルズが残り2年の球団オプションを破棄し、FAとなった[9]

レンジャーズ時代

2012年12月4日にテキサス・レンジャーズと総額800万ドルの2年契約(2015年の球団オプション付き)に合意した[10][11]

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テキサス・レンジャーズでの現役時代
(2013年7月10日)

2013年3月31日に前年の手術の影響で、15日間の故障者リスト入りした[12]。6月9日に60日間の故障者リストへ異動した[13]。7月7日に復帰し[14]、26試合に登板。1勝0敗、防御率3.80、28奪三振を記録した。

2014年は開幕ロースター入りし[15]、35試合に登板。1勝3敗17セーブ、防御率2.70、42奪三振を記録した。

タイガース時代

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デトロイト・タイガースでの現役時代
(2014年10月2日)

2014年7月23日にコーリー・クネイブルジェイク・トンプソンとのトレードで、デトロイト・タイガースへ移籍した[16]

パイレーツ時代

2015年7月30日にジャコビー・ジョーンズとのトレードで、ピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[17][18]。オフの11月2日にFAとなった[19]

ロイヤルズ復帰

2015年12月10日に古巣ロイヤルズと3年契約(4年目は双方がオプション行使の権利を持つ)を結んだ[20]

2016年は、2年連続70試合以上となる70試合丁度に登板し、通算500試合登板を超えた。自己ワーストの10本塁打を浴びて防御率4.05など、やや打ち込まれたが、5勝8敗1セーブ、奪三振率9.2という成績を残し、特に高い三振奪取能力は健在だった。

2017年はシーズン開幕前の3月に開催された第4回WBC本戦のメキシコ代表に選出され、2大会ぶり2度目の選出となった。 シーズンでは登板数は59試合と前年から大きく減ったが、4勝3敗1セーブ、防御率3.70、奪三振率10.3と投球内容は改善された。

ホワイトソックス時代

2018年1月4日にロイヤルズ、シカゴ・ホワイトソックス、ドジャース間の三角トレードで、ホワイトソックスへ移籍した[21]。ホワイトソックスでは7月までに抑えとして40試合に投げ、16セーブを挙げた。

ブルワーズ時代

2018年7月26日にコディ・メデイロス英語版ウィルバー・ペレスとのトレードで、金銭と共にミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[22]。移籍後はセットアッパーとして26試合に投げたが、防御率4.09とやや成績を落とした。オフの10月30日にオプションを破棄し、FAとなった[23]

アスレチックス時代

2018年12月21日にオークランド・アスレチックスと2年契約を結んだ[24]

2019年はマリナーズと東京で開催されたMLB日本開幕戦のメンバーとして訪日している。

2020年オフの10月28日にFAとなった[25]

ダイヤモンドバックス時代

2021年2月6日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスと350万ドルの単年契約を結んだ[26]。オプションとして最大50万ドルの出来高が含まれる。

ブルージェイズ時代

2021年7月30日に後日発表選手とのトレードで、トロント・ブルージェイズへ移籍した[27]。オフの11月10日に現役引退を表明した[28]

引退後

2025年のスプリングトレーニングでは古巣ロイヤルズのゲストコーチを努めた[29]

投球スタイル

オーバースローから投げられる、最速96.3mph(約155km/h)・平均92mph(約148km/h)の速球が全投球中の約7割を占めており、その他に平均85mph(137km/h)のチェンジアップ、平均80mph(約129km/h)のスライダー、平均71mph(約114km/h)のスローカーブを使用する[30]

人物

かつての愛称は"メクスキューショナー"("Mexicutioner", メキシコ(Mexico)の死刑執行人(Executioner))だったが、母国に悲観的なイメージを与えたくないとの理由から2011年2月よりこの愛称を使用しないでほしいと呼びかけている[31]2018年のプレイヤーズ・ウィークエンド英語版では"ジュニオール"(""JUNIOR"")を[32]2019年のプレイヤーズ・ウィークエンドでは"ぺぺ"("PEPE")を背ネームに使用した[33]

詳細情報

年度別投手成績

さらに見る 年 度, 球団 ...




















































W
H
I
P
2007 KC 62000023179.40027069.04631931752020192.480.94
2008 63000023420.40026067.13951916661113121.600.86
2009 47000032300.60022253.04451612693014132.211.13
2010 66000012430.33327065.25341612713113131.781.05
2011 60000055280.50025660.16071702601029274.031.28
2013 TEX 26000010061.00010123.21821421282010103.801.35
2014 35000013170.25013333.1250411420012102.700.87
DET 1300001111.5004911.0132211610764.911.36
'14計 48000024181.33318244.1382622481019163.250.99
2015 43000031230.75016541.03281112360013132.851.05
PIT 29000000111----10726.22308002850762.031.16
'15計 720000312411.75027267.25581912645020192.531.09
2016 KC 70000058120.38529366.270102702682331304.051.46
2017 59000043120.57123256.04912021644024233.701.23
2018 CWS 40000003162.00016438.23521011491013112.561.16
MIL 26000031011.7509122.0182601261111104.091.09
'18計 660000341613.42925560.25341612752124213.121.14
2019 OAK 71100024121.33327869.05192013795133334.301.03
2020 2200002224.5009622.118110302400872.821.25
2021 ARI 3100001463.20012529.1314801311114144.301.33
TOR 1000000002348.082400910777.881.50
'21計 4100001465.20015937.13961201402121215.061.37
MLB:14年 77310003645229110.4443146763.06336723118278313382792643.111.13
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年度別守備成績

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投手(P)












2007 KC 624910.929
2008 6366011.000
2009 472511.875
2010 66910011.000
2011 60111011.000
2013 TEX 2611001.000
2014 351510.857
DET 1301001.000
'14計 481610.875
2015 4319011.000
PIT 2910001.000
'15計 7229011.000
2016 KC 70515001.000
2017 59116031.000
2018 CWS 4032001.000
MIL 2624001.000
'18計 6656001.000
2019 OAK 7155001.000
2020 2201001.000
2021 ARI 3112001.000
TOR 100000
'21計 4112001.000
MLB 773539238.980
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記録

背番号

  • 48(2007年 - 2011年、2016年 - 2021年途中)
  • 28(2013年 - 2014年途中、2021年途中 - 同年終了)
  • 38(2014年途中 - 2015年)

代表歴

脚注

関連項目

外部リンク

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