デビッド・ペラルタ

ベネズエラの野球選手 (1987 - ) ウィキペディアから

デビッド・ペラルタ

センガー・デビッド・ペラルタ・ゲレーロSenger David Peralta Guerrero, 1987年8月14日 - )は、ベネズエラカラボボ州バレンシア出身のプロ野球選手外野手)。左投左打。MLBサンディエゴ・パドレス所属。愛称はフライト・トレイン[1]

概要 サンディエゴ・パドレス #24, 基本情報 ...
デビッド・ペラルタ
David Peralta
サンディエゴ・パドレス #24
Thumb
アリゾナ・ダイヤモンドバックス時代
(2019年6月11日)
基本情報
国籍 ベネズエラ
出身地 カラボボ州バレンシア
生年月日 (1987-08-14) 1987年8月14日(37歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2004年 アマチュアFA
初出場 2014年6月1日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム ベネズエラ
WBC 2023年
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経歴

要約
視点

プロ入りとカージナルス傘下時代

2004年9月26日にセントルイス・カージナルスと契約。

2006年、ルーキー級ジョンソンシティ・カージナルスで投手としてプロデビュー。3試合に登板し、1勝1敗、防御率5.00だった。

2007年もルーキー級ジョンソンシティでプレー。15試合に登板し、1勝5敗、防御率5.81だった。

2008年は2回の肩の手術とそのリハビリにより全休となった[2]

2009年5月に自由契約となった[3]。退団後は野手転向を志すもプレーする場所がなかったため、自宅で元ソフトボール選手である妻とバッティング練習を続けた[3]

独立リーグ時代

2011年に独立リーグ・ノース・アメリカン・リーグリオグランデバレー・ホワイトウィングスに外野手として入団。85試合に出場し、打率.392、17本塁打、81打点、7盗塁という成績を残した。

2012年アメリカン・アソシエーションウィチタ・ウィングナッツに加入。98試合に出場し、打率.332、3本塁打、70打点、25盗塁だった。

2013年はアメリカン・アソシエーションのアマリロ・ソックスへ移籍。42試合に出場し、打率.352、8本塁打、38打点、4盗塁だった。

この独立リーグ時代にはマクドナルドアルバイトしてガソリン代を稼いだが[3]、変則的なシフトで激務であったと伝わる。

ダイヤモンドバックス時代

2013年7月2日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ。A+級ビサリア・ローハイドで51試合に出場し、打率.346、8本塁打、42打点、1盗塁だった。

2014年はAA級モービル・ベイベアーズで開幕を迎え、53試合に出場。打率.297、6本塁打、46打点、2盗塁と好成績を残し、6月1日にA・J・ポロックが故障で離脱したため、ダイヤモンドバックスとメジャー契約を結んだ[4]。同日のシンシナティ・レッズ戦でメジャーデビュー。「7番・左翼手」で先発起用され、4打数2安打、2三振だった[5]

2015年は開幕スタメンこそ外れたものの、主にポール・ゴールドシュミットの後の4番を打ち、打率.312、17本塁打と好成績を残した。また、リーグトップとなる10三塁打を記録した。

2018年は自己最多となる30本塁打を記録し自身初となるシルバースラッガー賞を受賞した。

2019年は故障で故障者リスト入りするなど99試合の出場となったがリーグトップとなるUZR6.2、RngR6.1を記録し[6]、自身初となるゴールドグラブ賞を受賞した。

2020年1月13日に3年総額2200万ドルで契約を延長したことが発表された[7]

2021年5月14日のナショナルズ戦で得点差が開いたため、初めて投手として登板し、1奪三振を記録した[8]。この結果2021年は、三塁打のリーグ年間トップの打者が投手としての奪三振も記録するという、1900年ホーナス・ワグナー以来の珍記録が120年ぶりに2人も現れることとなった。もう1人は大谷翔平である。

レイズ時代

2022年7月30日にクリスチャン・セネダとのトレードで、タンパベイ・レイズへ移籍した[9]。オフの11月6日にFAとなった[10]

ドジャース時代

2023年2月16日にロサンゼルス・ドジャースと1年650万ドルで契約合意した[11]。シーズン開幕前の3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ベネズエラ代表に選出された。オフの11月3日にFAとなった[12]

詳細情報

年度別打撃成績

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O
P
S
2014 ARI 88348329409412981483663111601609.286.320.450.770
2015 1495174626114426101724178940744241077.312.371.522.893
2016 48183171234395474152001813423.251.295.433.728
2017 14057752582154313142335784034316947.293.352.444.796
2018 1466145607516425530289874002484412414.293.352.516.868
2019 9942338248105293121765700013535879.275.343.461.804
2020 5421820319611015883410021300454.300.339.433.773
2021 15053848757126308[注 1]81966321024633929.259.325.402.728
2022 873102782969192121284112032742746.248.316.460.777
TB 4718016110411110541801031412402.255.317.335.652
'22計 134490439391103031218259130641541148.251.316.415.731
2023 LAD 1334223944710225171505541062012728.259.294.381.675
2024 SD 9126023635631108982820002202543.267.335.415.750
MLB:11年 12324590418852611662384812518755693916131336203489181.278.335.448.782
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  • 2024年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

WBCでの打撃成績

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2023[13] ベネズエラ 51714052007410130010.357.471.500
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年度別投手成績

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  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績

投手守備
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投手(P)












2021 ARI 10000----
MLB 10000----
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外野守備
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左翼(LF)中堅(CF)右翼(RF)




































2014 ARI 3636130.92514210001.0004075512.988
2015 124211320.991120001.0009140001.000
2016 -8150001.00044840011.000
2017 5072521.975-78174220.989
2018 138219140.982-560001.000
2019 93201321.990--
2020 45861011.000--
2021 137277230.989--
2022 75158221.988--
TB 38570001.000--
'22計 113215221.991--
2023 LAD 118194221.990-1291011.000
2024 SD 11140001.000-5473110.987
MLB 865152520205.98723380001.000242435944.991
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表彰

背番号

  • 6(2014年 - 2023年)
  • 24(2024年 - )

代表歴

脚注

関連項目

外部リンク

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