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日本の漫画作品、テレビアニメ番組 ウィキペディアから
『ダーウィンズゲーム』(Darwin's Game)は、FLIPFLOPsによる日本の漫画作品。『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2013年1月号から2023年11月号まで連載[1]。2024年1月時点で単行本の累計発行部数は1000万部を突破している。
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このフィクションに関する記事は、ほとんどがあらすじ・登場人物のエピソードといった物語内容の紹介だけで成り立っています。 |
ダーウィンズゲーム | |
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ジャンル | サスペンス |
漫画 | |
作者 | FLIPFLOPs |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 別冊少年チャンピオン |
レーベル | 少年チャンピオン・コミックス |
発表号 | 2013年1月号 - 2023年11月号 |
発表期間 | 2012年12月12日 - 2023年10月12日 |
巻数 | 全30巻 |
話数 | 全125話+エピローグ1話 |
アニメ | |
原作 | FLIPFLOPs |
監督 | 徳本善信 |
シリーズ構成 | 深山秀 |
脚本 | 深山秀 |
キャラクターデザイン | 中西和也 |
音楽 | 末廣健一郎 |
アニメーション制作 | Nexus |
製作 | ダーウィンズゲーム製作委員会 |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 | 2020年1月4日 - 3月21日 |
話数 | 全11話 |
小説:ダーウィンズゲーム:フラッグゲーム | |
著者 | 深山秀(FLIPFLOPs)(小説) |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 別冊少年チャンピオン+ |
巻数 | 全1巻 |
話数 | 全4話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
ここでは発売されている単行本と、その話数(game#〇〇)を表記する。
平凡な高校生の少年カナメは、親友のキョウダから『ダーウィンズゲーム』という謎のアプリの招待を受けたことから、超能力同士の殺し合いゲームに巻き込まれる。また、その際に「シギル」と呼ばれる不思議な能力を授かることになる。
マスコットの着ぐるみを着た担任教師カトウを退けた透明化の能力を持つカナメは、敗北したカトウが床ごと体が切り刻まれながら消滅するところを目撃する。自宅に戻り、アプリについて調べる折に、ゲーム内のガチャで「本物の拳銃」が手元に届いたことから、これが異常事態であると再認識する。
日本ランキング5位で『無敗の女王』と呼ばれる鎖使いの少女シュカに接触したカナメは、このゲームは各プレイヤーに異能(シギル)と呼ばれる様々な超能力が与えられ、他のプレイヤーと命懸けで戦うことを強制される異能者たちのバトルゲームであると聞かされる。それは一度始めたらクリアするまで、絶対にやめられない命をかけたデスゲームだった。
ダーウィンズゲームには定期的にイベントがあり、カナメは初参加となった『宝探しゲーム』で、嘘を見抜くマシンガン使いのリュージ、演算能力により予測を行うスナイパーのレイン、水と氷を操る小学生のスイを仲間にし、熾烈な戦闘をくぐり抜けてイベントをクリアする。しかし、渋谷周辺を拠点にする半グレ犯罪クラン『エイス』のリーダー王に逆恨みされ、命を狙われることになる。
ゲームマスター(GM)から、ゲームクリアかシステムの破壊によってゲームをやめることができることを知ったカナメは、イベントクリア報酬としてクランマッチで勝利した場合に『相手クランのポイントを総取りできる特権』を得る。その後、仲間たちと共にクラン【サンセットレーベンズ】を結成したカナメは、凄腕の暗殺家である劉雪蘭を仲間にして、ゲームのクリアを目指す。
しかし、『エイス』により親友シノヅカを人質にとられたカナメは、空間を自在に操る異能を持つ王を倒すものの、親友を亡くしてしまう。《アニメ第1期》
作者自らが描く公式スピンオフ小説。 エイス討伐後、シブヤをサンセットレーベンズの領地とするために、開催されたフラッグゲーム。その裏で、シュカがダーウィンズゲームを始めるきっかけとなった両親の仇を討つ。
続くイベントの『ハンティングゲーム』では、絶海の孤島でのサバイバル対人戦が繰り広げられる中、周囲を見渡す異能を持つガンマニアのオージと行動を共にする。だが、島には異能を使用する類人猿ドウメと、明らかに古代の文明で生活する日本邑があり、それらがハンティングの目標とされる。しかしカナメらはドウメを敵としながら邑人を守ることとし、彼らを狩ろうとしていた分身のシギルを使うカネヒラを倒す。
並行世界のGMと接見し、アプリを解析することによってGMへ近づく方針を固めたカナメは、前イベント中に傘下となったクラントリニティの特権により、次のイベント情報を入手する。
続いて、イベント『海賊王との決闘ゲーム』では日本ランキング上位プレイヤーのギョクト&イノリという助っ人を含め、カナメ、シュカ、イヌカイ、劉雪蘭の4人で臨む。国内外から参加したプレイヤー全員が味方となり、異なる世界線からやってきたプレイヤーとの100人同士での決闘であったが、圧倒的な敵戦力を前に降伏し、生存者は事前のルール通り異世界へと連れ去られる。
捕虜として異世界に移ったイベント参加者であったが、国賓級の待遇となり、さらに異世界ではDゲームの影響がおよばないことから、この異世界に留まるという結論に総員が落ち着こうとしていたところ、カナメのスマートフォンにGMからDゲームの招待が届く。残してきた仲間が気がかりであったカナメは、一時的に元の世界に戻ることを決意する。
一方、元の世界では決闘ゲーム開催中に、イベント不参加者にはシブヤハンティングゲームのイベント通知が届いていた。突如としてシブヤの街中に現れた獣たちは次第に激しさを増し、シブヤの街を蹂躙していく。
異世界では予期せぬ妨害に遭ったため不完全な形での転送となってしまい、カナメのみが元の世界に戻ることができたが、異世界では数か月だった時間の流れが、元の世界では5年が経過していた。グリードに支配された世界で生き延びている人間たちの、世界を取り戻す抵抗としてカナメたちは立ち上がる。
この節の加筆が望まれています。 |
声の項はテレビアニメ版の声優。
カナメが組織したクラン。クラン名の意味は「夕暮れのカラス達」。名前の由来は、スイが童謡『七つの子』を元にして発案し、カナメとリュージがその独自のセンスで仕上げたもの。レイン以外のメンバーが決めており、カラスに対するそれぞれの印象から付けられた。クランマークは翼を広げた烏。
【エイス】とのクラン戦に勝利し、彼らが領土としていたシブヤを奪い拠点とした。スドウカナメをリーダーとし、日本国内のダーウィンズゲームにおいては最強クランと目されている。
シブヤを拠点とするクラン。メンバー全員が揃いのジャケットを着ている。Sレーベンズと対立するも、クラン崩壊時に「勝者総取り」が発動し、ポイント全損によりクランメンバー全員が死亡し、クランは壊滅した。
シンジュクを拠点とするクラン。メンバーは26人であり、元々は至って普通のキックボクシングジム。
兄妹3人によるクラン。「宝探しゲーム」ではリングを6種類集め、最後の1つであるダイヤを手に入れようとするも【ダンジョウ拳闘倶楽部】に3人とも失神させられてしまう[61]。【AGEラボ】と協力関係になった。
アメリカで研究に勤しむクラン。Dゲーム参加者のDNAサンプルを集めている。
5万人の信者を持つ同名の宗教団体を母体としている巨大なクラン。幹部信者全員が同じ念動系の異能を使う集団[82]。
シブヤ放棄後は異能を使って難民キャンプを建造し、レーベンズなどの傭兵クランと協力し合っている[83]。
カナメの高校の生徒12名で構成されたクラン。
東北の山間にある廃村を改装したDゲームプレイヤーの保護施設。携帯電話会社に依頼してアンテナを折って地域一帯を電波的に封鎖しており、シェルター同様エンカウントバトルは防げないものの、ランクバトルから身を守ることが出来る[89]。
シブヤ放棄後の5年間で、政府と共同の一大拠点となっている[90]。
カナメ達の世界線Nとは異なる進化経路を辿った平行世界の住人達。歴史的・文明的には明治時代程度に位置する。「200年前に」世界線Nで大鎧をまとった武士と戦い敗北していることから、時間の流れ方が世界線Nとは異なる模様。 軍は皇族を中心とした近衛・地方氏族を中心とした陸軍・豪商を中心とした海軍の三つの派閥に分かれ、綱引きを繰り広げている。世界枝の守護者として祭儀を執り行う力を受け継いだ者だけが皇になる資格を持ち、皇には政治の実権はない[140]。
携帯電話のソーシャルゲーム。通称Dゲーム[157]。招待メールのURLを押した瞬間に、携帯電話画面から蛇が出てきて首を噛まれた者はDゲームの参加者となる[2]。初期に所持しているポイントは30ポイント[158]。
ポイントを他の参加者と奪い合うゲームであり、1ポイント10万円で換金できる[112]。プレイヤーにはランクがあり、高ランクのプレイヤーには毎月一定のポイントが配布される。ポイントによってガチャやショップで買い物ができる[112]。
対戦がタイムアップして判定勝負になった場合、プレイヤーの危機回避は芸術点として評価される。挑戦されたプレイヤーは、大怪我せず逃げ切りさえすれば大抵判定勝ちになる[110]。
ダーウィンズゲーム参加者全員に個別に与えられる力[163]。ゲームを始めた瞬間から自然に使い方が分かるもの[164]。ただし、常識の通じない力であり、染みついた常識が無意識のブレーキになって本来の力を発揮できないことはある[165]。異能の変更は不可能[159]。世界線Oでは「天へと伸ばした決して届かない手」に例えられ、戦うための進化の力に近いと考えられている[166]。異能がどのように定まるかは、本人の望みだけでなく、自身を形作る先祖、家族、友人、敵といった様々な存在からの影響も大きいとされている[167]。
Dゲームの参加者による大規模のイベント。イベントが初めて開催されたのはAランクのプレイヤーが現れたときからだと言われている。イベントクリア者にはゲームマスターから1つだけ望んだ特権を与えられる。
[173] 参加者300人によるリングの争奪戦。終了時間までにリングを3つ以上所持していないプレイヤーは消去される。リングは7種類あり、それぞれ宝石の名が付けられている。
宝を見つけ出すのがクリア条件だが、ほとんどの参加者はそのことに気付かずに所持ノルマ3個やリングのポイントにしか興味がない。
どこかにある島で、ルールに記載されたターゲットを倒してIP(命の重さポイント)を稼ぐゲーム。うさぎや熊といった動物から人間までがIP一覧に載っている。参加者の誰かが10000IP集めるとゲームはクリア。 IP一覧にある、?の項目は200IPで獲物はドウメ[174]、BOSSは10000IP。この2つは絵が載っていなく対象が不明。 一緒に狩りを行っているメンバー全員に同ポイントが入る。
イギリス船籍の豪華客船クイーン・ファイナ号の船内、およびその上空50mを舞台とし、世界線Nのプレイヤー100名が「海兵側」となり、10万年前に分岐した世界線Oの住民100名からなる「海賊側」から船内の5つの宝物庫を守る。同じ陣営の者を殺すと1000ポイントのペナルティだが、敗北しても相手側の捕虜になるだけでポイント喪失はない。
「海賊王との決闘ゲーム」の開催中、シブヤで突如発生したイベント。至る所に次々と転送されてくるグリードと呼ばれる怪生物を倒す。一般人への被害が出てからイベント告知されるなど対応が後手に回り、GMから日米両政府に情報のリークがあり自衛隊機なども投入されたものの、有効な手段とはならず、シブヤの都市機能は崩壊してしまう。
また、世界線Oでは「遠見」の荒神力によって1000年前からこの災いが現れることが予言されていた[182]。
2020年1月から3月までTOKYO MXほかにて放送された[25]。コミックス第1巻から第8巻までを元に制作され、カナメ達がクラン【サンセットレーベンズ】を結成して、クラン「エイス」の王を倒すところまでが描かれた。
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 初放送日 |
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第1話 | 徳本善信 | 中西和也 | 2020年 1月4日 |
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第2話 | 高島大輔 | 野田康行 | 1月11日 | ||
第3話 | 明珍宇作 | 北原大地 | 1月18日 | ||
第4話 | 中西和也 |
| たなべようこ | 1月25日 | |
第4.5話 | (第1話 - 第4話、総集編) | 2月1日 | |||
第5話 | 高島大輔 |
| 2月8日 | ||
第6話 | 明珍宇作 |
| 2月15日 | ||
第7話 | 中西和也 | 高島大輔 |
| 2月22日 | |
第8話 | 高島大輔 | 川村英明 | 2月29日 | ||
第9話 | 徳本善信 |
| 3月7日 | ||
第10話 | 明珍宇作 | 高島大輔 | 3月14日 | ||
第11話 | 高島大輔 |
| 3月21日 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [194] | 備考 |
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2020年1月4日 - 3月21日 | 土曜 0:00 - 0:30(金曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | 製作参加 |
群馬テレビ | 群馬県 | |||
とちぎテレビ | 栃木県 | |||
BS11 | 日本全域 | 製作参加 / BS放送 / 『ANIME+』枠 | ||
AT-X | 日本全域 | 製作参加 / CS放送 / 字幕放送 / リピート放送あり | ||
2020年1月7日 - 3月24日 | 火曜 1:59 - 2:29(月曜深夜) | 読売テレビ | 近畿広域圏 | 『MANPA』第1部 |
2020年1月8日 - 3月25日 | 水曜 2:05 - 2:35(火曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | |
2020年1月29日 - 4月15日 | 水曜 1:55 - 2:21(火曜深夜) | 長崎文化放送 | 長崎県 | 『あに。』枠 |
第1話は1時間スペシャルとして放送。 |
巻 | 発売日[195] | 収録話 | 規格品番 | |
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BD限定版 | DVD限定版 | |||
1 | 2020年3月25日 | 第1話 | ANZX-14941/2 | ANZB-14941/2 |
2 | 2020年5月27日 | 第2話 - 第3話 | ANZX-14943/4 | ANZB-14943/4 |
3 | 2020年6月24日 | 第4話 - 第5話 | ANZX-14945/6 | ANZB-14945/6 |
4 | 2020年7月29日 | 第6話 - 第7話 | ANZX-14947/8 | ANZB-14947/8 |
5 | 2020年8月26日 | 第8話 - 第9話 | ANZX-14949/50 | ANZB-14949/50 |
6 | 2020年9月30日 | 第10話 - 第11話 | ANZX-14951/2 | ANZB-14951/2 |
『週刊少年チャンピオン』2020年7号から2020年39号まで連載された小説。著者は、原作者である深山秀本人。挿絵も原作作画の高畑ゆき本人が手がけている。
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