この項目は、ソニックシリーズにおいてゲスト的に登場したキャラクター、非戦闘要員、過去のシリーズで登場していたキャラクターを記載する。
その他の登場人物
ソニックシリーズに2度以上登場してはいるが、ヒーロー、ダーク、悪役といった分類が不適当なキャラクターを記載する。
- Pr.ジェラルド(ジェラルド・ロボトニック)
- DCの『ソニックアドベンチャー2』に初登場。Dr.エッグマンの祖父で、外見はエッグマンがそのまま年を取っただけと言っていいほど彼に似ている(声優もエッグマンと同じく大塚周夫が担当)。身長170cm、体重88Kg(いずれもアニメ『ソニックX』のアイキャッチより)。当時世界最高の頭脳を持つ科学者と謳われ、巨大なスペースコロニー『アーク』を代表する数々の作品を生み出した。先天性免疫不全症候群のマリアを孫娘に持つ。とても温厚で優しく、誰もがPr.ジェラルドのような科学者になりたいと思っていた(孫のエッグマンもその一人)。自分の頭脳を駆使した発明品でこの星に住む全ての人々を幸せにしたいという想いを持っていた。
- 50年前、スペースコロニー・アークで行われていた「プロジェクトシャドウ」のさなか、Pr.ジェラルドの元へ周期彗星「ブラック彗星」よりブラックドゥームが到来。自らの不老不死の生命力を研究材料に提供する代わりに、50年後、自身が率いる戦闘民族「ブラックアームズ」がこの星(ソニックの世界でいう地球)を占拠する手助けをしてほしいと頼まれる。どうしてもかなえられなかった不老不死の研究がこれで成功する、これで愛する孫娘マリアを助けることができる。そう考えたPr.ジェラルドは、ブラックドゥームと契約を交わしてしまう。己の研究成果のために地球の未来を売ってしまったPr.ジェラルドだが、もちろん対策をとらないわけではなかった。50年後にまず占拠されるであろうアークを守るため、永久燃料カオスドライブを内蔵した拠点防衛メカ「人工カオス」をいたるところに配置。ブラック彗星を迎え撃つための光学兵器「エクリプスキャノン」の配備し、ブラックアームズの並外れた戦闘力に太刀打ちできる唯一の生命体「シャドウ・ザ・ヘッジホッグ」を生み出した。そして50年後、シャドウがPr.ジェラルドに代わって指揮をとるよう記憶操作をする。また、その過程で偶然究極の古代兵器「ギゾイド」を目覚めさせてしまう。
- ところがある日、研究中であった実験体「人工カオス」が突然暴走し、研究員たちやGUNの兵士たちに襲いかかる事件が起きた。負傷者は数知れず、連邦政府は危険な研究を続ける研究員たちを一人残らず幽閉することを決定した。そんな中、あるGUNの兵士が誤ってPr.ジェラルドの孫娘マリアを射殺してしまう事件が起きた。それを知ったPr.ジェラルドは怒りに我を忘れ、研究成果を全て人類滅亡のための兵器として作り変えていった。しかしそれらの兵器を世に送り出すこともなくPr.ジェラルドは逮捕され、GUNの監獄がある「プリズンアイランド」へと幽閉され、死刑という孤独な最期を遂げた。しかし、死刑前にPr.ジェラルドはアークにカオスエメラルドが7つセットされたときにアークが地球に向かって落下するようにプログラムしていた。さらにアーク落下プログラムの最終防衛ラインとして、究極生命体プロトタイプにシャドウのデータを反映させた「バイオリザード」をアークの中枢に配置した。しかしバイオリザードは、マリアの本当の願いを知りスーパー化したシャドウとソニックに倒され、アーク落下も2人のカオスコントロールにより阻止された。その後、『シャドウ・ザ・ヘッシホッグ』にて彼の開発したアークやシャドウが結果として世界を救うことになる。
- 『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』では、彼には、二人の息子がおり、ロボット工学のエッグマンの父と考古学者のマリアの父である。また、息子達の容姿は二人共ジェラルドに似ている。
- マリア(マリア・ロボトニック)
- DCの『ソニックアドベンチャー2』に初登場。Pr.ジェラルドの孫娘で、Dr.エッグマンの従妹にあたる少女。年齢12歳、身長140cm、体重32Kg(いずれもアニメ『ソニックX』のアイキャッチより)。長い金髪のブロンドの髪と大きな青い目をしており、Pr.ジェラルドや同じ孫にあたるエッグマンとはまったく似ていない。宇宙に浮かぶ巨大なスペースコロニー・アークで50年前に生まれたが、先天性免疫不全症候群を煩っているため、病原菌に非常に弱く、無菌空間であるアークから外に出ることができず、窓の外から見える地球に興味と憧れを抱いていた。とても優しい性格で、アークの科学者たちの研究によって生み出された実験体などにも人間と同じように接していた。特に自身の病気を克服するための過程として造られた人造生命体のシャドウや少年時代のGUNの司令官とはとても仲が良かった。
- アーク封滅作戦の際にシャドウと一緒にアーク内を逃げ回っていたが、GUNの兵士に銃撃されてしまう。最後の力でなんとかシャドウをアークから逃がすことに成功したが、最後の願いをシャドウに託し、力尽きる。Pr.ジェラルドの記憶操作でシャドウはその言葉を「この星に住む全ての人類に復讐を」と言ったのだと勘違いして人類を滅ぼすために暴れまわっていたが、実際は「この星に住む全ての人間に、もう一度生きるチャンスを与えてあげて」と言っており、シャドウもアーク落下の際にその言葉を思い出し、ソニックに協力する。その後、シャドウは『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』で彼女のことは吹っ切れ、自分の道を歩むようになり、結果的にシャドウに「自分の道を見つけてほしい」という彼女の願いは叶った。
- 『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』では、彼女は、地球出身でアークで育てられたことに変更され、幼い頃に先天性免疫不全症候群を発症してからは、病養の為に祖父のPr.ジェラルドによってアークへ移住した。また、彼女には年下の妹がいることが判明する。
- 大統領
- DCの『ソニックアドベンチャー2』にて初登場。『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』にも登場している。ルージュの宝石泥棒を黙認する代わりに、彼女をエージェントとして雇っており、エッグマンの元へスパイとして送り込んでいた。非常に冷静な人物であり、エッグマンの脅迫にもうろたえることはなく、ブラックアームズの侵攻にも屈することは無かった。ソニックやシャドウのことをヒーローとして認識しており、「シャドウ・ザ・ヘッジホッグ」のルートによっては、人類に敵対しようとするシャドウに対し驚いていた。シャドウ・ザ・ヘッジホッグのラストでは、シャドウやアークの犠牲者に償うため、司令官とともに過ちの無い未来を築いていこう、と決心した。
- ヴァニラ(ヴァニラ・ザ・ラビット)
- クリームの母親。詳細は「クリーム・ザ・ラビット#家族」を参照。
- 魔術師マーリン
- 魔導師マリーナの祖父。名前のみの登場で本人は登場していない。
- ドドンパ
- 『チームソニックレーシング』にて登場するタヌキ。一人称は「ワガハイ」。超高性能のマシンや異世界(並行世界)や未来に招待状を届けるなどの科学力を持ち、言葉使いやふっくらした容姿からどこかエッグマンに似ていたため、当初はテイルスたちからエッグマンの変装やエッグマンの仲間と疑われるが、その正体は「ドンパ・モーターズ」の社長で、ドンパ国の国王。真の目的はチームワークをエネルギーにし、エコロジーで最高のエンジンを作ることである。エンジンを作ることを最優先に考えていたため、エッグマンが悪事に使った場所をレース用に勝手に改造したり、エッグマンの口車に乗り、彼と協力してエンジンを完成させるもそれを「デスエッグ」の動力源として悪用されてしまう。その後、ソニックたちに救われ、そのお礼で新しいマシンを彼らに提供し、純粋にレースを楽しむことにした。
小動物系キャラクター
- チャオ
- オモチャオ
- チーズ
- クリームの親友のチャオ。
- チョコラ
- チーズの弟。
- カエルくん(フロッギー)
- ビッグの親友のカエル。ビッグとともにミスティックルーインに住んでいる。ソニックアドベンチャーでは、カオスから分離した尻尾が偶然彼に取り付いてしまう。カオスの一部と同化した影響により、元に戻ろう(カオスと一つになろう)とする本能に支配され、ビッグの元から逃げだしてしまう。また、この時、ビッグがお守りとして手に入れていたカオスエメラルドも飲み込んでしまった。カオスの尻尾とカオスエメラルドを持っていたため、エッグマンから狙われるハメになった。最終的にカオスに取り込まれてしまうが、ソニックの協力によりビッグに救出され、ビッグとともにエッグキャリアから脱出した。その後は、ビッグとともに再び平和に暮らしているようである。
- ソニックヒーローズではメタルソニックに誘拐されたが、コピーが済んだこともあり、チームローズの活躍により無事救出された。
- 『ソニッククロニクル 闇次元からの侵略者』では、ビッグのパワームーブで演出として登場する。それまでは助けられ役としての登場だったが、敵キャラクターに毒を与えたり、他のカエル友達を呼び寄せて敵全体に一斉攻撃をしかけたりと、高い戦闘力を見せ活躍していた。
- 小鳥さん(フリッキー)
- 『フリッキー』でソニックより初登場した小鳥。『ソニックアドベンチャー』では、エミーが保護している。
ゲストキャラクター
- ティカル
- DCの『ソニックアドベンチャー』で初登場した、古代ナックルズ族の少女。14歳。ナックルズの遠い先祖にあたる。幼いころに母親を亡くし、祖母により育てられた。そのため、大変なおばあちゃん子である。穏健派である祖母の意思を継ぎ、父親であるパチャカマ(声優:大川透、中嶋聡彦〈ソニックX〉)と対立している。
- 族長であるパチャカマが他の国を侵略し、その力としてマスターエメラルドを欲したため、ティカルはそれを食い止めようとするが、失敗。その結果カオスが暴走したため、自らの魂と共にカオスをマスターエメラルドに封印する。現代にて、マスターエメラルドの破壊と共に封印がとかれ、ティカルは赤い光球(ヒントボール)となって現れる。カオスを再び封印しようとするが、肉体を失っているためそれは不可能であった。そのため、代わりにカオスを止めてもらおうと、ソニックたち6人を導く。また、その意思を理解してもらおうと、ソニックたちにたびたび過去の記憶を見せている。マスターエメラルドの力を引き出す呪文を知っており、同族であるナックルズにも受け継がれている。
- 『ソニックアドベンチャー2』では、隠しキャラとして使用できる。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして登場。
- ルミナ(ルミナ・フロウライト)
- DCの『ソニックシャッフル』で初登場した、妖精の女の子。夢の世界マージナリワールを生み出した、夢を現実にする宝石「プレシャストーン」をイルミナと共に守護している。しかし、夢の世界に現れた闇の存在であるヴォイドにより、プレシャストーンが破壊されてしまう。マージナリワールの危機を救うため、ソニックたちをマージナリワールに呼び出し、助けを求めた。ゲーム中では、ステージやミニゲームのナビゲートをしてくれる。12月24日になるとナイツの姿に変化する(声と台詞はルミナのまま)。
- ヴォイド
- DCの『ソニックシャッフル』で初登場した、闇の存在。一人称は「ボク」で喋り方は中性的。少年のようにみえるが、性別不明。夢の世界マージナリワールに突然姿を現した。ヴォイド空間と呼ばれる特殊な異空間を通じてマージナリワールを自在に移動する能力を持っている。触れただけでプレシャストーンを破壊する能力があり、マージナリワールを混乱に陥れた。
- しかし、プレシャストーン破壊はヴォイドの望んだ能力ではなく、ただプレシャストーンと一つになりたかっただけである。怒りや悲しみと言った心の闇があるからこそ夢は生まれるものであり、ヴォイドはそんな「夢の世界」を生み出したプレシャストーンの一部である。
- イルミナ
- DCの『ソニックシャッフル』で初登場した、夢の世界マージナリワールの女神。ヴォイドがプレシャストーンを破壊したことにより力を失っていたが、ソニックたちがプレシャストーンを集め、ルミナがヴォイドを受け入れたことにより復活した。
- エメル
- 声優:無し(キャプチャーしたキャラクターの声になるが、基本的には金丸淳一)
- ソニックバトルで登場した、ソニックが「エメラルドビーチ」に落ちていたのを拾ってきたロボット。エメルという名前は、カオスエメラルドを動力とすることからソニックがつけた名である。あらゆる技、機械などの能力をキャプチャーし、使用することができる能力を持つ。ただのロボットだと思っていたソニックだったが、テイルスが調べたところ、エメルは究極の古代兵器「ギゾイド」ということが判明する。しかしソニックたちはエメルを信じ、カオスエメラルドを集める。エメルはソニックたちが新たにカオスエメラルドをセットするたびに知能、戦闘能力がアップしていき、自我を持つようになっていった。しかしシャドウだけはエメルを破壊しようとするがソニックに説得され、ルージュに教えられた「自由になるパスワード」を命令する。
- そのパスワードをシャドウに教えられたエメルは自由なロボットとなるが、兵器としての部分を完全には捨てられず、真の契約者になろうと企むエッグマンのミスで暴走してしまい、地球を滅ぼそうとする。暴走したエメルはソニックに倒され、エメルは組み込まれていた最後のプログラム「暴走したときに消滅する」が起動し、エメルは消えた。
- 彼は、実は4000年前の4大文明の一つとされていたノクターン族によって製作された戦闘兵器「ギゾイド」のうちの一体である。エメル(当時は何と呼ばれていたのかは不明)はギゾイドの中でも最強と言われていたが、ノクターン族が異次元空間「トワイライト・スペース」に転送された際に置き去りにされてしまう。50年前において既にPr.ジェラルドに発見され、再び封印しようと試みていたが、封印した直後ジェラルドはプリズンアイランドに幽閉されてしまう。だが狂気に目覚める前のジェラルドがもしもの時のために、封印されたシャドウとギゾイドが自由になるためのパスワードをプログラムしていた。そのパスワードはマリアの願い、「全ての人類に希望を」だった。
- 『ソニック クロニクル』では、ギゾイドがザコキャラとして登場しており、ボスキャラとしてスキュラ、チャリブが登場している。ギゾイドは皆、角が三つに分かれている(ソニック アドバンス3のジーメルのように)が、エメルのみ一本角になっている。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして登場している。
- ジーメル
- エッグマンがエメルのデータを元に開発したロボット。詳細は「クリーム・ザ・ラビット#家族」を参照。
- エリス
- ソレアナ公国の公女。祭典の最中にエッグマンに攫われそうになったところをソニックに助けられる。カオスエメラルドをあしらった首飾りを身に着けている。
- 実は、父親である故ソレアナ王(声優:内海賢二)により体内にイブリースを封印されている。感情が昂ぶって涙を流すと封印が解けるため、理由も知らされないまま泣きたくても泣けない生活を送っていた。それ故、心を閉ざし気味だったが、ソニックとの交流で心を開いていく。しかし、それが仇となって、メフィレスにソニックを暗殺された時に深い悲しみと絶望のせいで泣いてしまい、封印を解いてしまうが、カオスエメラルドと自分の祈りでソニックを復活させることに成功した。一方で、ソニックを蘇生させる最後のきっかけになったのは彼女の強い意志による祈りだった。
- ソニックを誰かとダブらせて見ている節があるが、その相手は実はシルバー。10年前の事故の現場からエリスを運び出したのがシルバーであり、その姿を朦朧とした意識の中で僅かながら見ていたため、なんとなく容姿が似ているソニックを見て彼を思い出していた。彼女が持っていたカオスエメラルドはシルバーがお守りとしてエリスに持たせたものだが、その出所はエリスがソニックの元からエッグマンに拉致された際に落としたものである(タイムパラドックス)。
- エンディングによると幼い頃に母親を亡くしたらしく、ソレアナ公がソラリスの種火の前で「お母さんも蘇る」と言っていることから、「炎の災厄」と、ソニックたちを巻き込んだ一連の事件を引き起こしたソラリスプロジェクトは彼女の母親を蘇らせる目的もあった可能性がある。
- エンディングでソラリスの種火を吹き消そうとする時、泣きそうになりながら「たとえ世界がどうなっても…」と、ソニックとの出会いそのものが無くなることが辛そうだったが、ソニックの「Smile.」という一言に意を決してソラリスを吹き消した。結果、イブリースやメフィレス、エッグマンの襲撃も含めたソラリス関連の事象は一切無かったことになり(エリスの首飾りにカオスエメラルドが無いことからも確認できる)、そのことに関する皆の記憶も無くなった。しかし、祭典の最中にソニックが走ったことで起きた風に「懐かしい感じがする」ともつぶやいている。
- シャーラ
- 『アラジンと魔法のランプ』に出てくるリングの精。原作と違って女性。消えていくアラビアンナイトの世界に書き込まれた『伝説の青いハリネズミ』に救いを求めに、ソニックの前に現れる。彼女のリングを指にはめて「契約」することで、主の簡単な願いを叶えることができる(ハンカチをたくさん出すなど)。お気楽でお調子者なソニックの言動に呆れつつも、彼の冒険をサポートしていく。契約した時点で主従関係となっているが、ソニックがそういった関係を嫌がったため、その時々によってソニックに対する呼び方や口調が変わる。イベントシーンでは人間のような姿だが、アクションステージではティカルのように光の玉になってソニックにアドバイスを与える。
- 契約したリング(通称・スキルリング)には魔力が封じ込められていて、ソニックが冒険を進めていく中で、その魔力は少しずつ解禁されていき、さまざまな力を発揮することができる。また、時空を歪めて周りの動きを鈍くし、動きを良く見ることができる「タイムブレイク」、超音速で一気に駆け抜ける『スピードブレイク』という技を使える。
- 実はイレイザーとはかつて信頼関係があり、憎しみに囚われたイレイザーに元に戻ってもらうため、「世界リング」を渡して自分も生贄になろうとする。しかし、ソニックと冒険の中で後ろめたい気持ちが募っており、イレイザーの入っていたランプをソニックに渡したりしていた。世界リングを渡そうとしたところをソニックに止められたものの、すでにイレイザーの手に渡ってしまい、イレイザーの攻撃からソニックを守るために身代わりになって、庇ったことで一度は死亡するが、イレイザーのランプの力で復活を果たす。最後はイレイザーのランプの封印を見届け、飽きるほどアラビアンナイトの世界を満喫したソニックに別れを告げた。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして登場している。
- マリン(マリン・ザ・ラクーン)
- 『ソニックラッシュアドベンチャー』に登場するアライグマの少女。ブレイズのいる異世界にある、サザン島の風車村に住んでいる。関西弁を話す。冒険に強い憧れを抱いている。好奇心旺盛な性格で、ソニックたちが止めるのも聞かず、考えるより先に行動しソニックたちを困らせることが多い(本人はリーダーシップを取っているつもりのようである)。ソニックとテイルスを自分の子分だと思ったり、環境問題について語ったりするなど、非常に見栄っ張り。風車村の牛乳早飲みのチャンピオンらしい。綺麗好きである。お化けが苦手で、周りには隠しているがバレている。また、南国生まれであるため寒さに弱いらしいが、コタツとミカンがあれば平気、とは彼女の弁。自分の拳から気を放って攻撃する能力を持つが、彼女は戦闘要員(プレイヤーキャラクター)として登場していない。なお、日本国外版ではオーストラリア地方の方言で喋るキャラクターになっている。
- チップ(ライトガイア)
- 妖精のような姿をした可愛く無邪気な生命体。緑色の玉が嵌め込まれた首輪をしている。宙に浮き空を飛ぶ。好奇心旺盛。食いしん坊で食い意地が張っており、必ず板チョコを隠し持っている。少々恐がり。人懐っこく、初対面の者(人だけではなく聖獣にも)に板チョコを渡す癖がある。エッグマンの罠に嵌まって宇宙のエッグマン艦隊から地上に落とされたウェアホッグと化したソニックにぶつかった。自分に関する一切の記憶が思い出せないため、それを「自分がぶつかったせいかもしれない」と思ったソニックが、壊れた地球を治すかてら彼の記憶を探すことになる。「チップ」という名前は、最初に赴いた街で食べたスペシャルチョコサンデーからソニックが付けた仮の名前。
- その正体はダークガイアと対を成す存在である「ライトガイア」。ダークガイアが星を壊す度にそれを癒す役割を持った存在である。チップが光のバリアを張ることができたり、神殿の台座を起動できるのはこのため。ダークガイアとの戦闘では各地の神殿を召喚して神殿巨人を作りダークガイアの動きを封じた。ソニックと共にダークガイアを倒した後、スーパー化が解けて疲れ果てて気絶したソニックに「君は生きて」と閉じ行く大地の裂け目から地上に放り投げ、ダークガイア、神殿巨人と共に星のコアに消えて眠りに就いた。この時、友情の証としてソニックに自分の首輪を託した。
- 記憶はエッグマンが強引にダークガイアを目覚めさせたため、本来目覚める時期ではなかったために頭が混乱して思い出せなくなっていた。星を守る存在であるが、その役目の周期故に星のこと自体はほとんど何も知らなかったため、ソニックとの旅はとても楽しい良い思い出となったと語っている。
- 神殿巨人
- チップが各地の神殿を召還して作った巨人。ダークガイアの動きを封じ、ソニックと共にダークガイアを倒した。
- その後、スーパー化が解けて疲れ果てて気絶したソニックに「君は生きて」と閉じ行く大地の裂け目から地上に放り投げ、チップ、ダークガイアと共に星のコアに消えて眠りに就いた。
- ピックル教授
- ダークガイアなど太古の星の歴史について書かれた『ガイア文書』の研究者。テイルスの知り合い。その研究がエッグマンにとって野望の邪魔だったため、文書共々エッグマンに攫われたが、ソニックとテイルスによって救出された。性格はマイペースで飄々とした感じであり、エッグマンに捕まっても緊迫感を見せなかった。サンドイッチにうるさく、好物はキュウリのサンドイッチ。スパゴニア大学の寮長曰く、意外にも寂しがりやで、しばらく会ってあげないと拗ねてしまうらしい。
- 次の目的地を教える、カメラのフラッシュを補充する他、彼にお土産をあげるとヒントや太陽のメダル、月のメダル、フラッシュなどをくれる。敬語で話す。
- カリバーン
- 自らの意思を持ち、使い手を選ぶと言われる「剣の師匠」と呼ばれる伝説の聖剣。長らく大樹の下の岩床に刺さったままだった。
- 目釘の辺りにある目口で喋ることが可能で、ソニックの近くなら自ら浮いて動くこともできる。口癖は「たわけ!」。かなり厳格な性格で口うるさく、性格が正反対のソニックとは衝突が絶えない。その一方で、お世辞に弱いという一面がある。自称ジェントルメン。
- 出会った当初は、ソニックを「ヒヨッコ」(ソニックからは逆に「ナマクラ」「聖剣様」と呼ばれていた)と罵っていたが、彼が試練を乗り越えていき、ついには円卓の騎士たちを全員倒した時、彼を「風の騎士・ソニック」として認めるようになる。「風の騎士」という名前は、パーシヴァル戦でソニックが「この自由に吹く風がオレの主」と言ったことから。「風の騎士」という名は『ソニックと暗黒の騎士』主題歌「Knight of the wind」にも受け継がれている。
- エクスカリバーの鞘の力で「黄泉の女王」と化したマリーナとの戦いの最中、その強大な力の前にカリバーン自身が折れてしまう。だが、相棒が折れても立ち向かうソニックの、決して逃げず諦めない不屈の意思に共鳴。3つの聖具の力を取り込み、大聖剣エクスカリバーとして覚醒を遂げる(これにはマリーナ、そして使い手であるソニックも驚いていた様子)。
- アーサー王が存在しないということは、同時にエクスカリバー自体も存在しないということだが、そのエクスカリバーは実在して、かつ正体(仮の姿)が当のカリバーンだった(この事実を知っているのは湖の貴婦人ニミュエ、ただ一人であった)。
- これにより、その聖剣を引き抜いたソニックが真のアーサー王となるのである。
- シェイド
- 『ソニッククロニクル 闇次元からの侵略者』に登場する、黒装束に身を包んだ謎の女性。その正体は、ナックルズ族とライバル関係にあったノクターン族の戦闘部隊マローダーの指揮官である。
- ノクターン族は昔、異次元空間「トワイライトスペース」に追放されてしまったため、彼女はノクターン族を元の世界(ソニックたちの住む世界)に帰す、という使命を持っている。
- そのため、ノクターン族のリーダーであるノウェムに従っていたが、ノウェムの目的はソニックたちの住む世界を征服、支配することだった。
- ノウェムの目的が果たされればシェイドの使命も果たされることになるが、シェイドは「この世界を犠牲にしてまで使命を果たしたくはない」と言い、ソニックたちとともにノウェムと戦うことを決意する。
- 彼女自身は悪の心は持っていないため、知らずにノウェムの野望の片棒を担いでいたことに責任を感じているようである。
- 黒装束に身を包んでいることからも分かるように、隠密行動を得意とする。だが、正面からの戦闘も決して不得意ではなく、白兵戦も充分こなす。
- 物語内では世界を救うソニックに敬意を持ったり、ナックルズのことを心配そうに気に掛けたりしているため、エミーやルージュに嫌われている様子。
- ウィスプ
- プラネットウィスプに住んでいたエイリアン。ゲームの劇中ではWii版に8種類、DS版に5種類の種族が登場し、重複を除いて合計すると10種類存在する。それぞれ形・色・能力が異なる。ウィスプパワー発動時のシステムボイスを担当しているは立木文彦。
- 共通するのは常に浮遊していて、身体にあたる部分が明確に存在せず、各々足が生えている点である。その身体には凄まじいエネルギーが秘められており、エッグマンによってその力を利用され次々捕獲されてしまう。
- 特殊な言語でしゃべるため会話のためには翻訳機が必要で、テイルスがその場で作成したが、真の完成はウィスプと別れるまでかかってしまったため、とんちんかんな翻訳内容が多かった。その後のシリーズにもアイテムとして登場し、ソニックのサポートをしている。なお、声はゲームスタッフの中のプランナーが務めている。
- ヤッカー
- プラネットウィスプに住んでいたホワイトウィスプの一体。彼だけ頭に巻き毛がついているのが特徴。ソニックによってシアン・ウィスプの一匹とともに救われる。性格はとても陽気で身体全体で感情を伝える。そのためテイルスが翻訳を間違えたりすると不機嫌そうな顔をして否定したりした。
- 途中でソニックたちとはぐれてしまうが、宇宙空間に放り出されたソニックを仲間たちとともに救い出す。その後ソニックたちにお礼を言うも、すぐに母星へ帰らないといけなかったため、そのまま別れを告げて故郷へと帰っていった。ウィスプの声はセガのプランナーが担当している。
- ホワイト・ウィスプ
- 白いウィスプ。救出することによりソニックのブーストゲージを充填させる。ウィスプの代表的・あるいは一般的な存在で、OPにおけるプラネットウィスプのシーンなどではもっとも多く登場している。目は1つで足は3つ。
- シアン・ウィスプ
- シアンカラーのウィスプ、鋭い目付きと鋭利な手・身体が特徴。ソニックをさらなる超光速で移動させるレーザーの能力を与える。
- 劇中では最初にエッグマンに追われていたが、ソニックに助けられ自主的にその力を貸し与えた。
- 『ソニックジェネレーションズ 青の冒険』にも登場し、モダンソニックに力を貸す。
- イエロー・ウィスプ
- イエローカラーのウィスプ、三角形で螺旋状の模様がドリルのように常に渦巻いているのが特徴。目は一つで触手のような足が三本生えている。
- ソニックを地中や水中で高速進行させるドリルの能力を与える。
- グリーン・ウィスプ
- Wii版にしか登場しないグリーンカラーのウィスプ、緩い楕円形をしていて頭頂部にはコブのような盛り上がりが一つある。目は一つで丸い足が身体の下に四本ついている。
- ソニックを空中浮遊させ、リングを伝うことにより高速移動するホバーの能力を与える。
- オレンジ・ウィスプ
- オレンジカラーのウィスプ。ロケットのような体と窓をイメージした目が特徴で、ソニックを空高く飛ばすロケットの能力を与える。
- 『ソニックジェネレーションズ 白の時空』にも登場し、モダンソニックに力を貸す。
- ピンク・ウィスプ
- Wii版にしか登場しないピンクカラーのウィスプ。頭の5本のトゲと鋭い目があるのが特徴。スピンダッシュするソニックの体をトゲだらけにし、天井や壁を移動できるスパイクの能力を与える。『ソニックジェネレーションズ 白の時空』にも登場し、クラシックソニックのスピンダッシュと組み合わせることができる。
- ブルー・ウィスプ
- Wii版にしか登場しないブルーカラーのウィスプ。四角の体と横に並んだ3つの目が特徴。
- ソニックをブロックに変え、地震を起こしブルーリングとブロックを入れ替えたり、敵を倒すキューブの能力を与える。
- パープル・ウィスプ
- パープルカラーのウィスプ。ソニックを闇の力で牙の生えた怪物のような姿に変え、触れた障害物や敵を食らうフレンジーの能力を与える。多く食らうことで巨大化し、食らう速度と範囲がアップする。
- その正体はネガエネルギーを受けたウィスプで、事件後はヤッカーによって本来の姿に戻ったが、その後のシリーズにもこの姿で登場している。2本のツノとキバのような口が特徴。
- レッド・ウィスプ
- DS版にしか登場しないレッドカラーのウィスプ。ソニックに炎の力を与え、爆風の力で大ジャンプさせるバーストの能力を与える。炎のような形の体と3つの目が特徴。『ソニックジェネレーションズ 青の冒険』にも登場し、クラシックソニックに力を貸す。
- バイオレット・ウィスプ
- DS版にしか登場しないバイオレットカラーのウィスプ。ソニックに重力を操る力でブラックホールを作りだし、あらゆるものを吸い込み、多く吸い込むことで巨大化し、移動速度と範囲がアップするポイドの能力を与える。
- その正体はネガエネルギーを受けたウィスプで、事件後はヤッカーによって本来の姿に戻ったが、その後のシリーズにもこの姿で登場している。見た目はパープル・ウィスプに似ているがツノがなく、ブラックホールのような形をしている。
- 以下は『ソニック ロストワールド』で初登場
- クリムゾンウィスプ
- マゼンタウィスプ
- アイボリーウィスプ
- インディゴウィスプ
- グレイウィスプ
- ブラックウィスプ
- 以下は『チームソニックレーシング』で初登場
- ジェイドウィスプ
- バーチャル・ヘッジホッグ
- 『ソニック カラーズ』に登場した、赤い色のソニック。青い色のソニックもいる。
- AGES(ドリームカー)
- 『ソニック&オールスターレーシング トランスフォームド』に登場した、セガの神様。レースに参加すべくビジュアルメモリに姿を変えた。『デイトナUSA』のホーネット、『ドリームキャスト』のコントローラー、『アフターバーナーII』のF-14XXにトランスフォームする。
- セージ
- 『ソニックフロンティア』に登場する謎の少女。実はエッグマンが作った高性能AIが古代人の技術によって擬人化した姿でそのため、エッグマンの命令に従順だが一方で主人やソニックの言葉や行動に疑問を持ったり、エッグマンの安全を最優先するために自らを提案することもある。この従順さもあるためか、エッグマンも彼女に対して父親のような感情を抱くようになる。
- トリップ(トリップ・ザ・サンゲイザー)
- 『ソニック スーパースターズ』に登場した、オオヨロイトカゲ。
クラシックソニックシリーズのキャラクター
- メカソニック
- 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』および『ソニック&ナックルズ』に登場したソニック型ロボット。メタルソニック(後述)のような鋼鉄製のボディと、赤く光るモノアイが特徴。『2』に登場したものは灰色の金属色がむき出しで、機体形状も丸みを帯びたデザインであったが、『&ナックルズ』では青い体色でよりシャープなデザインのものが登場した。さらに『ソニックアドベンチャー』では、アドベンチャーフィールドのファイナルエッグ内部にてメカソニックに似たソニック型ロボットがメタルソニックと共にカプセルの中に飾られている。
- テイルスドール
- 『ソニックR』に登場した、ソニックを油断させ、攻撃するために作られたエッグマン苦肉の策。頭部に動力装置を埋め込み、それ以外は単なるぬいぐるみという貧弱な姿をしている。『ソニックアドベンチャー』ではテイルスドールの他、ソニック型とナックルズ型のドールがアクションステージのファイナルエッグにE-100シリーズの訓練用ターゲットとして登場している。
- メカナックルズ
- 『ソニックアドバンス』に登場した、エッグマンが開発したナックルズ型ロボット。エンジェルアイランドにてソニックを待ち受ける。
- バーク(バーク・ザ・ポーラベアー)
- アーケードゲーム(AC)『ソニック・ザ・ファイターズ』に登場した、シロクマ。性格はシャイで無口、ぶっきらぼうだが自然を愛する優しい心を持つ。趣味はスノーボード。攻撃はボクシングスタイルの強力なパンチと投げ技が中心。セガサターン(SS)ソフト『ファイターズメガミックス』にも隠しキャラとして出演している。
- アメコミ版ではよく表紙に見掛けていたが、160話以降ではビーンと供に悪役として登場した。台詞の一言さえ言わないほどの無口であり、団体で攻められるのが苦手である。
- ビーン(ビーン・ザ・ダイナマイト)
- バークに同じく『ソニック・ザ・ファイターズ』に登場した、キツツキ。ACソフト『ダイナマイトダックス』の主人公、BINの息子。スポーツが大好きで特にサッカーが得意。攻撃には爆弾を用いる。彼もバーク同様に、『ファイターズメガミックス』に隠しキャラとして参戦している。また『バーチャストライカー2 ver.2000.1』ではある条件を満たすと出現する。
- アメコミ版ではよく表紙に見掛けていたが、160話以降ではバークと供に悪役として登場した。爆弾を武器として扱うが、一度喋ったら止まらないほどのお喋りで、アホな性格になっている。特に光る物が大好きで、痛みすら感じないほどのマゾでもあったりする。バークとは常に相棒同士として行動し、傭兵としてマンモス・モギュールと組んでいたが、一度は報酬による条件でソニックの味方になったことがある。
- ハニー(ハニー・ザ・キャット)
- 元々はAC版『ソニック・ザ・ファイターズ』で登場する予定だったが、一旦没キャラクターになり、後にPlayStation 3・Xbox 360版で正式登場したネコ。モチーフとなっているのは『ファイティングバイパーズ』のハニーで、同様のコスチュームを着ている。
- アメコミ版では16歳でマイティーの親友という設定である。常にあがり症で、噛みやすいタイプとなっている。
- エミードール
- 『ソニックマニア』に登場。