ジャレッド・ウォルシュ

アメリカの野球選手 (1993 - ) ウィキペディアから

ジャレッド・ウォルシュ

ジャレッド・ジェームズ・ウォルシュJared James Walsh, 1993年7月30日 - )は、アメリカ合衆国ウィスコンシン州ウォキショー郡ブルックフィールド英語版出身のプロ野球選手内野手外野手投手)。左投左打。

概要 基本情報, 国籍 ...
ジャレッド・ウォルシュ
Jared Walsh
Thumb
テキサス・レンジャーズ時代
(2024年4月1日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 ウィスコンシン州ウォキショー郡ブルックフィールド英語版
生年月日 (1993-07-30) 1993年7月30日(31歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 一塁手外野手投手
プロ入り 2015年 MLBドラフト39巡目
初出場 2019年5月15日
年俸 $2,650,000(2023年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
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経歴

要約
視点

エンゼルス時代

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ロサンゼルス・エンゼルス時代
(2022年7月8日)

2015年MLBドラフト39巡目(全体1185位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・エンゼルスでプロデビュー。パイオニアリーグのルーキー級オレム・オウルズ英語版でもプレーし、2球団合計で33試合に出場して打率.325、2本塁打、29打点を記録した。

2016年はA級バーリントン・ビーズ英語版でプレーし、111試合に出場して打率.290、7本塁打、36打点、2盗塁を記録した。

2017年はA+級インランド・エンパイア・シックスティシクサーズ英語版とAA級モービル・ベイベアーズでプレーし、2球団合計で90試合に出場して打率.311、11本塁打、61打点、2盗塁を記録した。

2018年より投手も兼任する二刀流選手となる。この年はA+級インランド、AA級モービル 、AAA級ソルトレイク・ビーズでプレー。野手としては3球団合計で130試合に出場して打率.277、29本塁打、99打点、1盗塁を記録し、投手としては3球団合計で8試合に登板して0勝1敗1セーブ、防御率1.59、7奪三振を記録した。

2019年は開幕をAAA級ソルトレイクで迎え、5月15日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[2]。同日のミネソタ・ツインズ戦にて「8番・一塁手」で先発出場してメジャーデビューすると、5打数3安打の活躍を見せた[3]。この年メジャーで野手としては31試合に出場して打率.203、1本塁打、5打点を記録し、投手としては5試合に登板して防御率1.80、5奪三振を記録した。なお、AAA級ソルトレイクでは96試合で36本塁打を放っている[4]

2020年は32試合に出場して打率.293、9本塁打、26打点を記録した。この年以降は野手に専念している。

2021年は前半戦だけで20本塁打を記録するなどブレイクし、大谷翔平と共にチームを牽引。一塁手に定着したため、それまで一塁を守っていたアルバート・プホルスはシーズン途中にDFAされることとなった。7月1日の敵地ニューヨーク・ヤンキース戦でクローザーアロルディス・チャップマンから同点満塁本塁打を記録し、大逆転の勝利に貢献した。7月4日に控え野手として自身初めてとなるオールスターゲームに選出された[5]。7月13日に開催されたオールスターゲームでは6回表にトロント・ブルージェイズテオスカー・ヘルナンデスの代打で途中出場し、オールスターゲーム初出場を果たしたが、中飛に終わった[6]。6回裏にメジャー昇格後は初の左翼手の守備につき、8回裏にはシカゴ・カブスクリス・ブライアントの安打性の打球を好捕した[6]。この年の一塁手のゴールドグラブ賞のファイナリストにも選ばれたが、受賞には至らなかった。

2022年は主軸としての活躍が期待されていたが、序盤は低調な成績に留まる。中盤に復調し、6月11日のニューヨーク・メッツ戦ではエンゼルス史上9度目となるサイクル安打を達成したが、後半戦以降は再び不振に陥った。その後、胸郭出口症候群を発症していることが発覚し、故障者リスト入りしてシーズンを終えた。

2023年は開幕を故障者リストで迎えた。マイナーでの調節を経て、6月16日にメジャーに復帰した。しかし、成績不振で、6月24日にエドゥアルド・エスコバーデビッド・フレッチャーのアクティブロースター入りに伴い、マイケル・ステファニックと共に傘下AAAソルトレイクに降格した[7]

レンジャーズ時代

2024年1月25日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び[8]、3月28日にメジャー契約を結んだ[9]

レンジャーズでは17試合に出場し、打率.226を記録した。4月20日にDFAとなり[10]、同月24日にFAとなった[11]

ホワイトソックス傘下時代

2024年4月30日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだことが発表された[12]。ホワイトソックス傘下AAA級のシャーロット・ナイツでプレーしたが、打率.185と調子が上がらず、7月16日に解雇された[13]

詳細情報

年度別打撃成績

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O
P
S
2019 LAA 3187796165112650000612350.203.276.329.605
2020 3210899192942964260003501150.293.324.646.971
2021 144585530701473412927098210348641527.277.340.509.850
2022 11845442341911821515844210027441386.215.269.374.642
2023 391161041013404291100001101451.125.216.279.494
2024 TEX 1760539122011770000700212.226.317.321.637
MLB:6年 38114101288155308676595641914206104111240616.239.301.438.739
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  • 2024年度シーズン終了時

年度別投手成績

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  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績

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投手(P)












2019 LAA 512001.000
MLB 512001.000
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一塁(1B)左翼(LF)右翼(RF)




































2019 LAA 24139150121.000--
2020 2915711110.994-230001.000
2021 12889773596.995-1822010.957
2022 11884246583.994210001.000-
2023 2916112126.994-9210001.000
2024 TEX 1610410211.983--
MLB 344230016714238.994210001.0002946010.979
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  • 2024年度シーズン終了時

表彰

  • Topps ルーキーオールスターチーム英語版:一塁手部門(2020年)

記録

背番号

  • 25(2019年 - 2020年)
  • 20(2021年 - 2023年)
  • 21(2024年)

脚注

関連項目

外部リンク

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