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日本のお笑いコンビ ウィキペディアから
シンクロニシティは、日本の男女お笑いコンビ。2023年3月までフリーで活動しており、現在は吉本興業所属。NSC東京校22期および大阪校39期と同期扱い。
シンクロニシティ | |
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メンバー |
よしおか 西野諒太郎 |
結成年 | 2017年 |
事務所 |
フリー →吉本興業 |
活動時期 | 2017年 - |
出身 | 中央大学落語研究会 |
出会い | 落語研究会の先輩・後輩 |
旧コンビ名 |
晴天サンティ(よしおか) 30度バンク(西野) |
現在の活動状況 | ライブ中心 |
芸種 |
漫才 コント |
ネタ作成者 | 西野諒太郎 |
同期 |
ナイチンゲールダンス マリーマリー 爛々など |
公式サイト | 公式プロフィール |
受賞歴 | |
2015年 関東大学生お笑いグランプリ 優勝(西野) 2015年 国民的大学生グランプリ〜大学芸会〜個人戦 優勝(西野) 2016年 国民的大学生グランプリ〜大学芸会〜個人戦 審査員賞(よしおか) 2016年 M-1グランプリ2016 ベストアマチュア賞(よしおか) |
これはシンクロニシティのチャンネルです | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2023年 - |
登録者数 | 3.1万人 |
総再生回数 | 3,022,591 回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年1月22日時点。 |
よしおかは幼少期から『爆笑レッドカーペット』(フジテレ)『爆笑レッドシアター』(フジテレビ)などのお笑い番組が大好きで、更には妹と一緒におもちゃのラジオへ録音して遊ぶことを繰り返しているうちに、「なんか私面白いな」と自信をつけていった[10][4]。
西野は、バラエティ番組を録画し土日にそれをずっと流していた父親がいたためお笑いが好きになった。小学校では係決めの際に担任から「お笑い係」へ任命され、毎週木曜日の朝に15分の漫才をクラスメイトの前で披露していた。高校では人見知りになって誰とも喋らずラジオ番組『JUNK』(TBSラジオ)を聴きながら、誰とやるでもないネタを書いていた[10][4]。
2人とも中央大学へ進学し、落語研究会に入会。西野が3年生時に1年生だったよしおかは、社会人となることに備えて人前へ出るための練習として入った。入学してから西野は井坂航とコンビ「30度バンク」を結成[7]。当時からネタ作りを担い、2015年には「関東大学生お笑いグランプリ」「国民的大学生グランプリ~大学芸会~ 個人戦」にて優勝を果たす。『M-1グランプリ2015』では3回戦まで進出するも、翌年の大会では1回戦敗退に終わる[11]。お互いの大学卒業・就職に伴って2016年3月に30度バンクは活動休止(事実上の解散)となった。
一方、よしおかが東京学芸大学のお笑いサークルGOCに所属していた飯森七重と組んだコンビ「晴天サンティ」は「大学芸会 個人戦」にて審査員賞[12]、『M-1グランプリ2016』では初出場ながら準々決勝まで進出・ベストアマチュア賞を受賞するなど注目を集め[13][14]、テレビから複数のオファーも来ていたほどだった[4]。しかし、よしおかはこのままこのコンビで世に出ていくという想像ができず先が見えないと考え、2017年2月に晴天サンティを解散した。晴天サンティ時代はなぞなぞをテーマにした漫才を演じていた。
進級してから2人は大学の文化祭で周囲の人々から結成を勧められ、西野は就職が決まっていたもののよしおかから西野に声をかける形で現在のコンビとなる。コンビ名は、よしおかが学生時代にやっていたシンクロナイズドスイミングから「シンクロ」を取り、そこに西野が大学時代に呼ばれていたあだ名の「ニシティ」を足したものが由来[15]。
『M-1グランプリ2019』で準々決勝進出に終わった後、よしおかが「もう辞めます」と告げて以降は出演予定だったライブを全て断るなど、事実上の解散状態にまで発展。「プロじゃないからフェードアウトでもいい」「辞めたって思われるのも嫌だから」と正式な解散発表もしないまま辞めるつもりだったが、最中に戸部田誠(てれびのスキマ)の取材をその直後の2019年12月に受ける。西野曰く「(この取材の)流れで続けることになった」らしく、「あの取材がなかったら間違いなくシンクロニシティは2019年の時点で終わっていた」と話している[16]。
2021年6月28日、よしおかの体調不良により当面コンビとしての活動休止を発表[17]。西野は個人での活動を継続後、同年12月17日の西野のTwitterよりコンビ活動の再開を発表[18]。
2023年4月2日、フリーから吉本興業への所属を発表した。またこれまではサラリーマンとの兼業芸人だったが、会社は辞めお笑い一本に集中することも発表している[19]。これについて本人たちは「(会社と)両立するのが限界だった」ようで所属先を吉本に決めたのは、それまでフリーだったのでフリーとは逆の所を選びたいと思い、よしおかは「自分と近い年齢の女性芸人がたくさんいる所がいい」という意見も取り入れ、他に芸人仲間から話を聞いたりしながら決めていったという[16]。
漫才[1]とコント両方を演じる。キングオブコントでは準々決勝、M-1グランプリでは準決勝まで進出経験がある[4][15]。控えめで内向的なよしおかがボソボソと不条理なボケを放ち、西野が翻弄されながらもツッコむスタイルを得意とする[4]。結成初期はシチュコント漫才(「タトゥー」「寿司屋に弟子入り」など)やシチュエーション漫才(「オーディション」など)が多かったが現在は言葉遊びを利用したしゃべくり漫才(「俳句」「英会話」など)が主流となっている。
ネタ作りの際はよしおかから「文字で見て面白さが分かる」「お笑いの構造に触れることはやらないでください」などの条件を提示された上で、西野が請け負っている[4]。男女の恋愛ネタは同じく男女コンビである相席スタートの足元にも及ばないと自覚しているため、絶対にやらないという[4]。かつては社会人兼業芸人であることに加え、「ライブは(賞レースにかけるネタの)参考にはならない」というよしおかの考え方から、ライブの出演本数は月1〜2回程度に絞っていた[4]。
落語研究会入会当初のよしおかについて西野曰く「最初に彼女がアマチュアで『M-1』に出たときは、吉岡さんが大きな声で漫才コントをやっていて、まったく笑いを取れてなかったんです。それで普段のほうが面白いよって話になって、そのままの感じでネタをやって『晴天サンティ』で準々決勝に行ったんです。そこから、もう二度と明るくなることはなくなりました(笑)」と語っている[4]。
年度(回) | 結果 | エントリー No. |
会場 | 日程 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2017年(第13回) | 3回戦進出[1] | 906 | [東京] ルミネtheよしもと | 10月21日(土) | |
2018年(第14回) | 準々決勝進出[1] | 300 | [東京] NEW PIER HALL | 11月6日(火) | |
2019年(第15回) | 202 | 11月19日(火) | |||
2020年(第16回) | 113 | 11月17日(火) | |||
2021年(第17回) | 不参加 | - | - | - | |
2022年(第18回) | 準決勝進出[1] | 39 | [東京] NEW PIER HALL | 11月30日(水) | 敗者復活戦14位 |
2023年(第19回) | 準々決勝進出[1] | 743 | [東京] ルミネtheよしもと | 11月22日(水) | |
2024年(第20回) | 2409 | 11月21日(木) |
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