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日本のお笑いコンビ ウィキペディアから
井上は幼少期から毎年M-1グランプリをテレビにかじりつくようにして見るほどお笑いに夢中で、爆笑レッドカーペット・エンタの神様などのネタ番組は毎週録画して見ていた。そのうちM-1の舞台に憧れを抱き、決勝の舞台へ立ちたいと思って芸人の道を選んだ。文化祭では遊びの範疇であったが漫才を披露していたという[3]。
肉汁は中学2年の頃、はんにゃや有吉弘行がブレイクしていた時期でこの2組のようになりたいと思い立って芸人を志した。しかし高校までは目立ってお笑いを意識しておらず、大学に入ってから本格的にやり始めた[2][3]。
2人とも落語研究会には消去法で籍を入れており、井上はお笑いサークルがなかったことで仕方なく、肉汁はネタも落語もやりたいとは思わずバラエティ番組のようなお笑いがしたかったからだった。肉汁の組んでいたコンビが解散して間もない頃、1学年先輩の井上が誘って現在のコンビを結成(肉汁が入りたてだった4月に一度誘われていたが、よく分からない先輩ということもあってか井上を面白いと思えなかった肉汁は断っていた)[3]。
いよいよプロになる直前、井上はNSC東京校へ21期生として入学する(同期はエバース、ネイチャーバーガーなど)もわずか3ヶ月で中退。肉汁は就職するつもりであったが就活はほとんどせず、相方・井上とのネタ合わせやオーディションには頻繁に顔を出していた。就活を全くしなかった理由は肉汁曰く「ちゃんと芸人にはなりたかったんですけど、ただずっと相方が井上なのかなっていう思いはあって。でも僕も、相方が他にいない。ピンで行くのもちょっと厳しいなと思ってて、仕方なく誰もないからとりあえずここでやるかっていう感じですかね」[3]。
最初に入りたかった事務所はマセキ芸能社だったもののオーディションには落ち続け、3回以上オーディションに落ちると一生入れないという噂も聞いていたことで諦めた。とにかくどこでも所属できればよかったため、「養成所に入らなくても所属できる」という点から浅井企画へ入った[3]。
2024年の12月27日をもって解散。二人ともピン芸人として活動する[4]。
主に漫才で、フリーダムに動き回るボケを繰り出す肉汁に対して井上が冷静にツッコんでいくネタを得意とする。M-1グランプリでは2017〜2019年、2024年にて3回戦進出、2021年・2022年は準々決勝まで進出している[5]。ビートたけし杯「お笑い日本一」では決勝進出[6]。
ネタは2人で話し合って作り、井上がそれらを台本に起こしている[3]。コントに対しては井上が全く演技ができなかったため苦手としている[2][3]。
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