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ウルトラシリーズの登場キャラクター(ウルトラ怪獣) ウィキペディアから
アボラスは、特撮テレビドラマ『ウルトラマン』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する、架空の怪獣。別名は
特撮テレビドラマ『ウルトラマン』第19話「悪魔はふたたび」に登場。
3億5,000年前[注釈 1]の超古代文明ミュー帝国で「青い悪魔」と恐れられ、液化されて円筒形のアンプルを収めたタイムカプセルに封印されていた青い古代怪獣。眉間が一本角状に伸びた巨大な頭部や大きく横に裂けた口が特徴であり、強靭な体力を持つ。口からは、何でも溶かす白い泡状の溶解液(溶解泡[7][10])を放射する。東京のビル工事現場で出土され、調査のために運ばれた鉱物試験場で高圧電流による10万ボルト以上の電気ショックを受けてアンプルが開けられた結果、復活する。
その後、都心部を横断して首都高速を進撃しながら、野獣の闘争本能によって引き寄せられるように先んじて復活した怪獣バニラと旧国立競技場[注釈 2]にて激突する。科学特捜隊の原子弾で弱ったバニラを倒し、ウルトラマンと対決する。ウルトラマンに溶解液を浴びせてスペシウム光線を阻止するが、溶解液はウルトラマンに弾き飛ばされる。持ち前の体力で2発のスペシウム光線に耐えるが、3発目には耐えられず倒される。
第35話「怪獣墓場」の怪獣供養では、遺影として写真が飾られている。
テレビアニメ『ザ☆ウルトラマン』第27話「怪獣島浮上!!」に登場。
怪獣墓場で眠っていた個体が、バラドン星人によってアーストロン、ゴーストロン、ゴキネズラ、レッドキング、バニラと共に蘇生させられたうえで怪獣島に収容され、地球へ送られた。
武器は『ウルトラマン』の登場個体と同一であるが、外見には緑色の体色や肩に生えている長く鋭い角といった相違が見られる[28]。バニラと激しく戦ううちにゴキネズラとも戦い、最終的にはその3体でレッドキングと戦闘中のジョーニアスを襲撃するが、3体とも倒される。
特撮テレビドラマ『ウルトラマンパワード』第9話「復活! 二大怪獣」(米国版サブタイトル:TAILS FROM THE CRYPTS)に登場。玩具などではパワードアボラスの名称が用いられている。
古代人から「青い悪魔」として恐れられており、彼らの作り上げた石棺の中に3千年間以上も封印されていた怪獣。最大の武器は口から放射する溶解性の強い泡であるが、初代とは異なりガス状ではなく液体そのものになっている[注釈 3]。
石棺が納められていた洞窟に入った大学新聞の編集委員が石棺を偶然開け、焚いたカメラのシャッター音により、覚醒する。青い光となって岩に吸い込まれ、その中から復活して洞窟を崩しながら地上に現れると、同じく現代に復活したバニラを溶解液で倒す。W.I.N.R.のスカイハンターの攻撃を受けて倒れるもののすぐに復活し、その後は再生したバニラと共にパワードへ2対1の戦いを挑むが、スカイハンターから発せられた2万3千ヘルツの音波で弱体化し、最後はバニラ共々メガ・スペシウム光線で爆砕される[注釈 4]。
特撮テレビドラマ『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』第21話「悪魔がふたたび」に登場。
第20話で登場したバリガイラーの電撃の影響により、シズマ財団遺伝学研究センターにて保管・調査されていた3億5,000年前[注釈 5]の遺物の青いカプセルに入っていた液状生命体が活性化してバニラとともに蘇った「青き悪魔」。大口から吐く泡状の溶解液が武器[37]。古文書には、「悪戯に殺めると毒の血(毒素)を撒き散らして土や川を汚染して都を滅ぼすため生きたまま封印した」と記されている[38]。
GUTS-SELECTのマナカケンゴを泡状の溶解液で閉じ込め、市街地にてバニラと激戦を繰り広げるが、力を制御できるようになったイグニスが変身したトリガーダークにより、バニラの炎で溶解液を取り除かれてケンゴが救出されるとウルトラマントリガーに変身され、グリッタートリガーエタニティのエタニティボンバーを受けた後、トリガーダークの浄化光線によって爆散した炎を包み込まれ、清らかな光の粒子に変換されて霧散する[38][39]。
いずれも映像はそれぞれの初登場作品の流用。
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