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ウルトラシリーズの登場キャラクター(ウルトラ怪獣) ウィキペディアから
ジェロニモンは、特撮テレビドラマ『ウルトラマン』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する架空の怪獣。別名は怪獣酋長。
怪獣を蘇らせる能力を持つことから、ゲーム作品などでは重要な位置づけで登場することが多い[1]。
『ウルトラマン』第37話「小さな英雄」に登場。
死亡した怪獣を蘇生させる超能力を持ち、今までウルトラマンと科学特捜隊に倒された60体以上の怪獣を蘇らせて大岩山に集結させ、人間に総攻撃をかけようと目論む。手始めにテレスドン、ドラコ、ピグモンを甦らせるが、人間に友好的なピグモンを蘇らせたことが仇となり、自らの目論見を科学特捜隊に知られたため、60体すべての蘇生には失敗する。テレスドンとドラコを科学特捜隊に倒された後、大岩山から現れる。
頭頂部から尻尾にかけては大量の赤い羽根(白、青、黄、黒もわずかながら混じっている)が、顎から首にかけては大量の白い毛が生えているほか、尻尾にも少量の赤い羽根が生えている。ウルトラマンとの戦いでは頭部と尻尾から針のように鋭い羽根[注釈 1]を飛ばし、脳波で遠隔操作して手裏剣のようにウルトラマンの胸板や背中へ突き刺すなどダメージを与え[8][注釈 2]、口からは生物や物体を空中に浮遊させるガス状の無重力光線[出典 4][注釈 3]を噴射して攻撃する。しかし、ウルトラマンと組み合った際に背後を取られて頭部と尻尾の羽根の大半をむしり取られたうえ、逆上して放った無重力光線をリバウンド光線で跳ね返されて自身が空中に浮遊させられる。最後は、ウルトラマンに抱え上げられた状態でイデ隊員に新兵器「スパーク8」の一撃を浴びせられ、倒される。
『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』(『FER』) のウルトラモード EPISODE 09「怪獣酋長の眠り」に登場。
「怪獣酋長の眠り」では、無数の怪獣が眠っている怪獣墓場のような雪原地帯にて他の怪獣と共に氷柱の中で眠っていた。ウルトラマンに見つけられると氷柱の中から念力による気弾を撃って退けようとするが、それが不可能と理解すると氷柱から出て直接対峙する。その超能力は以前「スパーク8」で倒された時よりも明らかに強くなっているが、自身の復活はまだ不完全であり、戦闘中に苦しみ始める。撤退するよりも自らの命を削ってでも戦うことを選び、赤いオーラを出した決死の全力状態で戦うが、ウルトラマンに敗れて息絶える。
これまでの作中に現れた再生怪獣(ブルトン、ゴモラ、レッドキング、エレキング、タイラント、カオスヘッダー)を蘇らせた張本人であり、後にメフィラス星人の指示で行っていたことが判明する。
設定上は『ウルトラマン』に登場した個体と同一であるが、こちらは頭部に角が生えており、身体に白い傷があるなどの差異が存在する。
データカードダス『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』のストーリーモード第1部・第3話「ジェロニモンの恐怖」に登場。元々ブルトンらと手を組んで暗躍していたらしく、主人公に倒された超コッヴとレイキュバスを蘇らせるため、大阪城に現れる。2匹を復活させて自らも戦うが、最終的に主人公に倒される。
ステータスは全体的に低い。必殺技は、倒された応援怪獣を再生させる(RR以降は自身のパワーを500ほど回復させる)「怪獣蘇生」と、劇中使用する「無重力光線」、羽根飾りを敵めがけて飛ばす「フェザーショット」がある。
いずれも映像は初登場作品の流用。
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