みなとみらい21熱供給
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みなとみらい二十一熱供給株式会社(みなとみらいにじゅういちねつきょうきゅう[2]、英語: Minato Mirai 21 District Heating and Cooling Co., Ltd. 、略称: MM21 DHC、通称: みなとみらい21熱供給)は、神奈川県横浜市中区に本社を置く地域熱供給会社。
![]() みなとみらい21熱供給本社 (ビル内ではセンタープラントも稼動) | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | MM21 DHC |
本社所在地 |
日本 〒221-0062 神奈川県横浜市中区桜木町1丁目1番地45 |
設立 | 1986年10月1日 |
業種 | 電気・ガス業 |
法人番号 | 5020001029057 |
事業内容 | 地域熱供給(地域冷暖房)事業 |
代表者 | 内田 茂(取締役社長) |
資本金 | 30億円 |
売上高 |
112億3,800万円 (2024年3月期)[1] |
営業利益 |
17億2,000万円 (2024年3月期)[1] |
経常利益 |
15億8,200万円 (2024年3月期)[1] |
純利益 |
11億200万円 (2024年3月期)[1] |
純資産 |
147億6,700万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
333億3,900万円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 54名 |
主要株主 | 三菱地所・東京電力・東京ガス・東京電力エナジーパートナー・日本政策投資銀行・横浜市 |
外部リンク | http://www.mm21dhc.co.jp/ |
みなとみらい中央地区のオフィスビル、商業施設、ホテル、コンベンションセンター、病院、マンション、地下鉄駅(みなとみらい線の駅)などに対して熱供給事業を行う[3]。
概要
みなとみらい21熱供給株式会社は、みなとみらい中央地区に熱供給を行う事業会社として1986年(昭和61年)に設立された。本社および熱供給システムのセンタープラントは横浜市中区桜木町(みなとみらい地区31街区)に所在している[4]。また、同システムの第2プラントはクイーンズスクエア横浜(クイーンズタワーA)の地下4〜5階に所在している[5][6]。なお、今後は第3プラント(冷凍能力 20,000RT)を2027年(令和9年)5月完成予定の52街区開発地内(地下)に設ける予定である[7][8][9][10][11]。
みなとみらい地区の開発とともに規模を拡大し、現在では日本有数の規模を誇る熱供給会社となっている。2016年(平成28年)3月31日現在の供給床面積は約338万6千m2で日本の地域熱供給地点133地区中第1位、販売熱量は137万394GJで138地区中第1位である。また、事業者別では77社中第3位である[12]。
沿革
主な供給先
要約
視点
2024年4月時点で、以下のビル・施設に供給を行っている[3][13]。
- オフィス・ホテル・商業施設・公共施設等
- MMパークビル
- MUFGグローバルラーニングセンター(三菱UFJフィナンシャル・グループ研修施設)[14]
- LG YOKOHAMA INNOVATION CENTER[15]
- オーケーみなとみらい本社ビル[16]
- OCEAN GATE MINATO MIRAI[17]
- 神奈川県警察本部みなとみらい分庁舎
- 神奈川大学みなとみらいキャンパス[18]
- クイーンズスクエア横浜
- クイーンズタワーA(クイーンズスクエア横浜内)
- クリーンセンター
- クロスゲート
- クロス・パティオ(グランモール公園内)
- 京急グループ本社[19]
- KTビル(コーエーテクモゲームス本社/横浜東急REIホテル/KT Zepp Yokohama)[20]
- KDX横浜みなとみらいタワー(旧:三菱重工横浜ビル)
- けいゆう病院/けいゆうみらい館(別棟)[13][21]
- 県民共済プラザビル
- 資生堂グローバルイノベーションセンター[22]
- 首都高速道路株式会社 神奈川局[23]
- シンクロン本社ビル/新館[24]
- 新高島駅(みなとみらい線内)[25]
- 日産自動車グローバル本社
- 日石横浜ビル
- パシフィコ横浜
- パシフィコ横浜ノース[26]
- ぴあアリーナMM[27]
- ヒューリックみなとみらい(旧:TOCみなとみらい)
- 富士フイルムビジネスイノベーション 横浜みなとみらい事業所(旧:富士ゼロックスR&Dスクエア)
- 富士ソフト本社ビル
- プライムコーストみなとみらい[28]
- MARK IS みなとみらい
- みなとみらい駅(みなとみらい線内)
- みなとみらい学園ビル[29]
- みなとみらいグランドセントラルタワー
- みなとみらいセンタービル
- みなとみらいビジネススクエア
- みなとみらい44街区ビル(ウェスティンホテル横浜/The Apartment Bay YOKOHAMA)[30]
- ミュージックテラス(Kアリーナ横浜/ヒルトン横浜/Kタワー横浜)[13]
- 村田製作所みなとみらいイノベーションセンター[31]
- 横浜アイマークプレイス[32]
- 横浜アンパンマンこどもミュージアム(61街区)[33]
- 横浜銀行本店ビル
- 横浜グランゲート[34]
- 横濱ゲートタワー[35]
- 横浜コネクトスクエア[13]
- 横浜シンフォステージ [13]
- 横浜野村ビル[36]
- 横浜美術館
- 横浜ブルーアベニュー
- 横浜ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート/ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜[37]
- 横浜三井ビルディング
- 横浜みなと博物館
- 横浜メディアタワー
- 横浜ランドマークタワー
- リーフみなとみらい
- マンション
設備概要
熱供給システムのプラントには2022年7月時点で以下の設備がある[40]。
- センタープラント
- 冷凍機
- インバータターボ冷凍機 5,400RT×1
- 電動ターボ冷凍機 3,000RT×1
- 低温電動ターボ冷凍機 2,080RT(製氷時1,720RT)×2
- 二重効用吸収冷凍機 3,000RT×2
- 氷蓄熱槽 15,000RT×2(蓄熱時 3,000RT×10時間/放熱時 5,000RT×6時間)
- 冷却塔 開放式強制通風型 12セル 39,481CT
- ボイラー
- 炉筒煙管ボイラー 9.6t/h×1、15.0t/h×1、24.0t/h×1、36.0t/h×1
- 水管ボイラー 40.0t/h×2
- 第2プラント
- 冷凍機
- 電動ターボ冷凍機 3,000RT×4 、4,000RT×1、5,000RT×1、5,400RT×2
- 二重効用吸収冷凍機 3,000RT×5、2,000RT×1
- 冷却塔 開放式強制通風型 20セル 70,000CT
- ボイラー
- 炉筒煙管ボイラー 36.0t/h×3
- 水管ボイラー 40.0t/h×1
- 合計能力
- 冷房能力 67,428RT
- 暖房能力 313.5t/h
脚注
外部リンク
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