西鉄柳川駅
福岡県柳川市にある西日本鉄道の駅 ウィキペディアから
福岡県柳川市にある西日本鉄道の駅 ウィキペディアから
西鉄柳川駅(にしてつやながわえき)[注釈 1]は、福岡県柳川市三橋町下百町にある西日本鉄道(西鉄)天神大牟田線の駅。全列車停車駅である。駅番号はT39。
福岡(天神)方面への通勤通学利用が多くを占める駅である。ラッシュ時には当駅始発の列車が多数あり、駅前ロータリーへの送迎の車で大変混雑する。当駅は市内のみならず鉄道のない大川市やJR沿線のみやま市(瀬高)方面など広域的な玄関口となっている。
駅舎は2階建て鉄骨造の橋上駅である。
島式ホーム2面4線を有する。利用者の多い上りホームはホームの端まで乗客の列ができることもある。
ホーム上に駅員が終日配置されている。駅に隣接して柳川乗務所があり当駅で運転士・車掌が乗務交代することが多い。また、柳川車両基地が当駅の大牟田寄りに設置されており、始発・終着列車がある。特急・急行と普通の緩急接続を行っているが、普通は多くの列車が当駅で15 - 22分程度停車する。
ホーム有効長は7両分ある。
2022年度の1日平均乗降人員は10,072人[西鉄 1]で、西鉄の駅としては第15位である。なお、当駅の乗降人員は西鉄久留米 - 大牟田間の途中駅の中で最も多く、唯一1万人を超えている[西鉄 1][6]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
1999年(平成11年) | 16,023 | |
2000年(平成12年) | 15,153 | |
2001年(平成13年) | 14,702 | |
2002年(平成14年) | 14,028 | |
2003年(平成15年) | 13,440 | |
2004年(平成16年) | 13,279 | |
2005年(平成17年) | 13,188 | |
2006年(平成18年) | 12,968 | |
2007年(平成19年) | 12,669 | |
2008年(平成20年) | ||
2009年(平成21年) | ||
2010年(平成22年) | ||
2011年(平成23年) | 11,638 | |
2012年(平成24年) | 11,594 | |
2013年(平成25年) | 11,853 | |
2014年(平成26年) | 11,265 | |
2015年(平成27年) | 11,470 | |
2016年(平成28年) | 11,448 | |
2017年(平成29年) | 11,274 | |
2018年(平成30年) | 11,438 | |
2019年(令和元年) | [西鉄 2]11,221 | |
2020年(令和 | 2年)[西鉄 3]8,321 | |
2021年(令和 | 3年)[西鉄 4]8,935 | |
2022年(令和 | 4年)[西鉄 1]10,072 |
以前は「柳川」と名乗っていながら山門郡三橋町内であったが、2005年3月21日に三橋町と柳川市が合併したため、名実共に柳川市内の駅となった[8]。三橋町であった頃から商業施設やビル・マンションが立ち並び、駅周辺は柳川地域の中心地として発展していた。柳川市の観光地である立花氏庭園・旧戸島家住宅・柳川城・北原白秋生家などは当駅から離れており川下り船・バス・タクシーなどによるアクセスとなる。
かつては駅前にあった柳川寿屋百貨店が駅前商業の中核をなしていたが、運営会社の壽屋が倒産したことにより閉店した。現在では跡地は柳川ショッピングモールとなり西鉄ストア、TSUTAYA、西松屋などが出店しているが、商業集積が低下し、近隣都市の大型店との競争に苦しんでいた。しかしながら、西鉄柳川駅の橋上化とあわせて周辺整備事業が進められ、柳川駅東部土地区画整理地区内には、イズミが運営するオープンモールゆめモール柳川店が2014年7月15日に開店した。
市街循環線以外のコミュニティバスは駅前には発着せず、柳川ショッピングモール内にある柳川ショッピングセンターバス停が駅最寄りバス停。
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