西鉄久留米駅
福岡県久留米市にある西日本鉄道の駅 ウィキペディアから
福岡県久留米市にある西日本鉄道の駅 ウィキペディアから
西鉄久留米駅(にしてつくるめえき)[注釈 1]は、福岡県久留米市東町にある西日本鉄道(西鉄)天神大牟田線の駅である。駅番号はT27。全列車停車駅である。
中核市である久留米市の中心駅。九州旅客鉄道(JR九州)にも久留米駅があるが、当駅から2km以上離れている。地元ではバスセンターやレイリア久留米(旧:エマックス・クルメ)を含む、駅と商業施設全体を指して単に「西鉄」と呼ばれることが多く、JR久留米駅と区別する際にもこの呼び方が使われる。
島式ホーム2面4線を持つ高架駅。1階にバスターミナル、2階に改札口、3階にホームがある。1969年(昭和44年)3月に高架化された。ホーム有効長は1・2番線は7両、3・4番線は8両分ある。
2022年度の1日平均乗降人員は28,355人[西鉄 1]であり、西鉄の駅の中で4番目に多い[6]。1992年度に過去最高の60,261人[7]を記録して以降、乗降客数は減少傾向にあるものの、JR久留米駅の2倍以上の利用者がある。
当駅は長期に渡り、西鉄福岡(天神)駅に次いで第2位の利用者数であった。しかし、利用者数の減少と隣駅である花畑駅の特急停車駅昇格に伴う分散化、更に福岡市内の利用者が増えた為、2012年度から薬院駅に抜かれて第3位に降格。2013年度には大橋駅の乗降人員増加により順位が入れ替り、第4位に降格した。
各年度の1日平均乗車および乗降人員は下表のとおり[7][8][9][10][11]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
1992年 | [7]60,261 | |
2007年 | 19,803 | 39,478 |
2008年 | 19,402 | 39,051 |
2009年 | 18,603 | 37,338 |
2010年 | 18,282 | 36,495 |
2011年 | 17,918 | 35,747 |
2012年 | 17,507 | 34,881 |
2013年 | 17,670 | 35,142 |
2014年 | 16,869 | 33,475 |
2015年 | 16,937 | 33,668 |
2016年 | 16,884 | 33,555 |
2017年 | 17,035 | 33,859 |
2018年 | 17,302 | 34,419 |
2019年 | 17,023 | [西鉄 2]33,854 |
2020年 | [西鉄 3]24,321 | |
2021年 | [西鉄 4]25,213 | |
2022年 | [西鉄 1]28,355 |
駅のすぐ北側(久留米岩田屋本館横)には国道3号(路線に重複する国道325号を含む)、国道209号、国道322号が交差する東町交差点がある。西鉄久留米駅付近の天神大牟田線が高架構造になる前は、福岡行き国道3号と国道209号が交差点のすぐ脇に踏切が横切るという非常に危険な構造になっていた。現在も駅の東西を行き来する車両に加え、バスセンターへの右折車などで混雑している。
日中時は日田方面からの車両を中心に渋滞が生じることが多い。かつては福岡方面の国道3号も時間帯によって渋滞を引き起こしていたが、東櫛原交差点から東町交差点までの4車線改良工事が実施されたことで渋滞がある程度軽減されている。
東口にはロータリーがあり、帰宅ラッシュ時は迎えの車(キスアンドライド)で混み合う。ペデストリアンデッキもあり、駅の2階に直結している。ほとんどの区域が駐輪禁止となっている。
駅1階には8バースを備える西鉄久留米バスセンターが設置され、福岡空港行きの高速バスの他、久留米市内及び近隣の八女市、筑後市、うきは市などへ行く一般路線バスが発着する。飲食店などのテナントも多数入居している。
なお、当駅以南に於いては特急・急行は例外なく同一停車パターンとなっている。
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