西武701系電車
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西武701系電車(せいぶ701けいでんしゃ)は、1963年(昭和38年)[2]から1967年(昭和42年)[2]にかけて新製された西武鉄道の通勤形電車である。
概要 801系電車・新501系電車, 基本情報 ...
西武701系電車 801系電車・新501系電車 | |
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伊豆箱根鉄道1100系クハ2005 (元西武701系クハ1784・2012年6月) | |
基本情報 | |
製造所 | 西武所沢車両工場 |
主要諸元 | |
編成 |
701系:4両・6両 801系:4両 新501系:2両 |
軌間 | 1,067(狭軌) mm |
電気方式 | 直流1,500 V(架空電車線方式) |
最高運転速度 | 100 km/h |
設計最高速度 | 100 km/h |
減速度(常用) | 3.5 km/h/s |
車両定員 |
先頭車:141人(座席45人) 中間車:153人(座席54人) |
車両重量 | 29.0 - 40.0 t |
全長 | 20,000 mm |
全幅 | 2,865[注 1] mm |
全高 | 4,065[注 2] mm |
車体 | 普通鋼 |
台車 |
701系・801系:FS342・FS072・FS067 新501系:FS372 |
主電動機 |
直流直巻電動機 701系・801系:HS-836-Frb 新501系:HS-836-Nrb・TDK-8010A |
主電動機出力 |
701系・801系:120kW(一時間定格) 新501系:150kW (1時間定格) |
搭載数 | 4基 / 両 |
駆動方式 | 中空軸平行カルダン |
歯車比 |
701系・801系:5.60 (84:15) 新501系:5.73 (86:15) |
制御装置 |
電動カム軸式抵抗制御 701系・801系:MMC-HT-20A 新501系:MMC-HTB-20E3 |
制動装置 |
701系・801系:電磁直通ブレーキ(HSC) 新501系:発電制動併用電磁直通ブレーキ(HSC-D) |
保安装置 | 西武形ATS |
備考 | 701系・801系の各データは冷房改造後のものを示す[1]。 |
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本項では、1968年(昭和43年)[3]に新製された、701系の増備形式と位置付けられる[4]801系電車、ならびに701系の制御車クハ1701形の一部を改造して1981年(昭和56年)[5]に登場した新501系電車[5][6][注 3]についても記述する。なお、新501系電車の改造をもって西武独特の形式付番方法である「X01系(X01形)」という形式名は一旦終了し、以後の製造車両については2018年登場の001系まで4桁または5桁の形式名に統一されていた。
本項における編成単位の記述に際しては、各編成の飯能・西武新宿寄り電動車の車両番号(以下「車番」)をもって編成呼称とする(例:701編成・801編成)[7]とともに、車番末尾が奇数の車両は「奇数車」・偶数の車両は「偶数車」と記述する[8]。