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いわさきバスネットワーク株式会社は、鹿児島県中西部・霧島を営業エリアとしていたバス事業者。鹿児島県薩摩、大隅、種子島、屋久島などの交通・観光事業者各社とともに「いわさきグループ」を構成している。通称、いわさきバス。
2008年2月1日に林田バスからバス事業の移行を受けて事業を開始したが(林田バスは清算)、2016年3月30日にバス事業を鹿児島交通に譲渡し、いわさきバスネットワークは解散した。
高速バスは鹿児島営業所が担当、リムジンバスは鹿児島・川内両営業所が担当。なお、国分営業所は2008年以降高速(リムジン)バスの担当便はない。
もとは鹿児島交通が現地の会社と共同運行していたが、南九州バスネットワークへの移管を経て同社解散により共同運行会社が単独で存続しているものである。
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鹿児島交通とは異なり、独自のバスターミナルは存在しない。なお、林田バス(林田産業交通)時代はホテル林田温泉(現在の霧島いわさきホテル)と串木野(旧串木野営業所)・日当山温泉(旧日当山営業所、現日当山)にバスターミナルをもっていた。
※系統の詳細は各営業所の項目を参照。【 】内は担当営業所
霧島連山とえびの高原の観光用として「霧島・えびの高原定期観光バス」を毎日運行している。詳細は国分営業所参照
沿線の各自治体の委託を受けてコミュニティバスの運行も行っている。詳細は各項目参照
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※一般路線では廃止となったがいわさきバスが委託運行しているコミュニティーバスの停留所として現存している停留所は省いている。
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主に三菱ふそう・日野・日産ディーゼル(当時、現「UDトラックス」)の3社を採用。とくに路線系では三菱ふそうのエアロスターを多く採用していた。かつては日野自動車の西日本車体工業製の通称『かまぼこ』こと日野RC300を多く採用していたほか、ふそうの通称『ミニふそう』や貸切下がりの通称『オバQ』・『たらこ』など多数存在していた。1992年から9メートル大型路線車を導入、このうち1996年に導入されたいすゞLTはアイドリングストップ&スタート・システムを試験採用、姶良ニュータウン車庫に配置されたが、現在は国分営業所重久車庫に配置、もっぱら霧島市隼人・国分地区のローカル運用に徹している(現在は廃車)。
車両仕様は一般路線車は一時期は逆T字窓や昇降式サッシ窓も採用されたが基本的には観光車と同じメトロ窓。中型車は1980年代から本格的に採用。西日本車体工業製も少なくない。
塗装はクリーム色・若草色のツートンカラーにワンマンであることを示す赤、冷房車であることを示す水色のラインが入る(広電バスと同じ)。都市間路線用はアレンジが異なる。
なお、夜行路線車については1989年に南海電気鉄道(現:南海バス)との共同運行で大阪線「サザンクロス号」を運行開始した際に予備車を含め3台導入され、尚且つ全て本路線専用車としていたが、のちに複数の夜行路線も相次いで運行開始するものの、ほとんどが鹿児島県内他2社(鹿児島交通・南国交通)も参入した事により、首都圏側事業者との隔日運行における場合においても鹿児島側は3社によるローテーション運行として運行比率が下がったため(単純に計算すると6日に1回の運行)、以降は各路線専用車を導入せず全ての夜行路線における共通運用となった。その名残で、車体には「SOUTHERN CROSS」のロゴが入っていた。
いわさきグループの一員であることを明確に主張する、白地に緑の椰子の木と赤のロゴが採用されている[3]。車両仕様も鹿児島交通に準じ、独自性は失われた。林田産業交通から承継した車両の中にも塗り替えられたものがある。
2000年には鹿児島県内で初の中型ワンステップバス(いすゞ・エルガミオ)も導入されたが、経営難のため新型車の導入は中断し、首都圏のバス事業者からNOx・PM規制で比較的新しい車両(排ガス規制U-など)を移籍させて体質改善を図っている[4]。2010年ごろからは首都圏のほか関西圏からも車両も移籍している[5]。2011年3月現在、在籍車両のほとんどが首都圏(一部関西圏)からの移籍車両である。
2011年3月に九州新幹線が全線開業するのを受けて、京成バスが幕張新都心地区で使用していた連節バス(ボルボKC-B10M)を4台導入する。平川動物公園発着の路線、鹿児島駅前 - 紫原 - オプシアミスミ間、鹿児島中央駅前 - 県庁前 - 鴨池港間で使用する予定であるが、2014年1月現在、計画は白紙となっている[6]。
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