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茨城県守谷市中央にある関東鉄道・首都圏新都市鉄道の駅 ウィキペディアから
守谷駅(もりやえき)は、茨城県守谷市中央にある、関東鉄道・首都圏新都市鉄道の駅である。
関東鉄道の常総線と、首都圏新都市鉄道のつくばエクスプレスが乗り入れ、接続駅となっている。つくばエクスプレスの駅には「TX15」の駅番号が付与されている。
両社間には連絡改札はないものの、双方とも同じ階に改札口がある。また、連絡コンコースには屋根があるが、中央に大きな空洞を設けたデザインとなっている。窓ガラスのステンドグラス「日本のふる里 筑波夕照とさくら」の原画・監修は切り絵作家滝平二郎が手掛けた[10]。
開業時は単式・島式ホーム2面3線を有する地上駅であったが、つくばエクスプレス建設工事に伴い一時的に3番線を撤去していた。その後、島式ホーム2面4線の構造になり、新たに橋上駅舎となり、自動改札機も導入された。定期券発売駅。
ユニバーサルデザインの観点では、エスカレーター、エレベーターのほか、茨城県内では初となるオープンカウンター式の有人改札通路が設置されている。 2007年(平成19年)11月には、冷暖房完備の待合室が上下線ホームに設置された。
島式ホーム2面4線を有する高架駅。定期券発売駅。内側2線(2・3番線)よりつくば方面へはつくばエクスプレス総合基地への入出庫線を兼ねた折り返し線が延びている(朝の一部の上り当駅始発列車は4番線からも発車)。開業当初は当駅での速達列車の待避は構造上不可能であったが、待避設備を設置する工事が2014年より行われ[12]、2018年3月17日に待避設備の供用を開始した[8][9]。現在は北側から1番線(下り本線)・2番線(下り副本線)・3番線(上り副本線)・4番線(上り本線)という配置になっている。なお、下りホーム上には冷暖房完備と自動販売機がある待合室が設置されている。
駅務管理所所在駅であり、守谷駅務管理所として流山セントラルパーク駅 - 当駅間を管理している。つくばエクスプレス最大の拠点駅であるため、駅舎2階に駅務管理所と乗務管理所、乗務員宿泊施設などが設置されており、1階には入社式などを催すことができる唯一の社内施設(ホール)が設置されている。同じく1階には自家発電装置が備えつけられ、緊急時には本社に代わり指令室を補助する。
直流電化区間の終点であり、つくばエクスプレス総合基地の隣接駅であることから、普通列車の過半数と区間快速の一部は当駅が始発・終点となっている。以前は快速の一部に当駅始発・終点のものが存在した。当駅始発の普通列車は主に3番線発(一部4番線発)、区間快速は4番線発(一部3番線発)となっている。
当駅を出発し、本線上を北進すると、次のみらい平駅との間に、デッドセクション(直流1500V・交流20000V(50Hz)の、直流・交流接続)がある。
2番ホームは2018年3月17日に追越設備が供用されるまでは降車専用であった[9]。
開業以来の1日平均乗車・乗降人員の推移は下表のとおりである。
年度 | 首都圏 新都市鉄道 |
関東鉄道 |
---|---|---|
1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 | |
2003年(平成15年) | 未開業 | 2,622 |
2004年(平成16年) | 2,590 | |
2005年(平成17年) | 12,191 | 6,389 |
2006年(平成18年) | 15,715 | 10,035 |
2007年(平成19年) | 18,668 | 11,327 |
2008年(平成20年) | 20,199 | 11,603 |
2009年(平成21年) | 21,374 | 11,863 |
2010年(平成22年) | 22,182 | 11,692 |
2011年(平成23年) | 22,644 | 11,552 |
2012年(平成24年) | 23,709 | 12,275 |
2013年(平成25年) | 24,326 | 12,889 |
2014年(平成26年) | 23,575 | 13,922 |
2015年(平成27年) | 24,066 | 13,973 |
2016年(平成28年) | 24,516 | 15,151 |
2017年(平成29年) | 24,959 | 14,021 |
2018年(平成30年) | 25,461 | 14,347 |
2019年(令和元年) | 25,559 | 13,988 |
2020年(令和 | 2年)17,342 | 10,500 |
2021年(令和 | 3年)19,192 | 12,040 |
2022年(令和 | 4年)21,927 | 14,684 |
2023年(令和 | 5年)23,758 |
かつての市街地の西端(常総線東側が旧通称栄町・西側が旧通称海老原町)にあたり、住宅や商店が建ち並んでいたが、つくばエクスプレス建設に伴う再開発により区画整理が行われ、旧来の建物は撤去された。つくばエクスプレス開業後は、ひがし野地区から国道294号にかけてマンションや戸建て住宅、商業ビルの建設が進んでいる。旧市街地の中心部は南東の本町地区であり、つくばエクスプレス開業後も銚子街道沿いに古い街並を残している。
東西に2つずつ出入口があり、北西が「中央西口」、南西が「土塔口」、北東が「中央東口」、南東が「八坂口」となっている。土塔は南西出口近辺の旧小字(2010年2月26日まで使用)であり、高架下の交差点名。八坂は南東にある八坂神社にちなむ。守谷市役所や常総ニュータウン各地区、パークシティ守谷は駅からやや離れた場所にある。
関東鉄道がほぼ全ての路線を運行する。バスは中央西口(守谷駅西口)と中央東口(守谷駅東口)のロータリーに乗り入れる。西口に守谷市西部と常総市・坂東市方面、東口に守谷市東部とつくばみらい市方面の路線バスが発着する。その他、守谷市とつくばみらい市のコミュニティバス、特定日に運行される深夜バス、近隣企業の送迎バスが発着する。
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