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株式会社エル商会(エルしょうかい)は、かつて横浜市に存在した日本の家電量販店である。屋号としての表記は「L商会」。
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒236-0003 神奈川県横浜市金沢区幸浦2-20-5 |
設立 | 1956年4月[1] |
業種 | 小売業 |
事業内容 | 電化製品の販売 |
代表者 | 大須賀孝昭 |
資本金 | 6億8,839万円[1] |
売上高 | 201億4400万円 (1998年3月期) [2] |
営業利益 | ▲8億8200万円 (1998年3月期) [2] |
経常利益 | ▲7億9400万円 (1998年3月期) [2] |
純利益 | ▲8億4300万円 (1998年3月期) [2] |
純資産 | 18億2400万円 (1998年3月期) [2] |
総資産 | 134億5900万円 (1998年3月期) [2] |
従業員数 | 247人[1] |
決算期 | 3月期 |
特記事項:2000年2月破産。登記上本社は横浜市中区曙町1-5[2]。 |
1953年(昭和28年)創業。1956年(昭和31年)4月、株式会社丸栄商会として設立。1987年(昭和62年)5月、株式会社エル商会へ商号変更。
「県下ナンバーワンの電化店」をキャッチフレーズとして多店舗展開を行い1997年(平成9年)11月に40店舗まで拡大した。
店舗面積150坪程度の小型店を中心とした店舗展開で、物流センター(横浜市)とPOSシステムを活用し、横浜市内とその周辺部では即日配達を実現し、ピーク時の1997年3月期に223億円を売り上げた。
1992年(平成4年)の大店法改正による規制緩和により、1995年(平成7年)コジマがエル商会の登記本店である「電化のL長者町店」(横浜市中区曙町)の至近に出店するなど、大手家電量販店が県内に相次いで進出し、競争が激化。加えてパソコンなどの情報機器販売への取り組みに出遅れたのも打撃となった。後にパソコンコーナーの「LMO(エルモ)」を導入するが、対応の遅れを挽回することはできなかった。
店舗面積や品揃えで大手に劣るエル商会の売上は次第に減少し、年商は1998年3月期が201億4400万円、1999年3月期が179億2500万円へ減少した[3]。
2000年(平成12年)1月28日からの4日間、現金での支払いに限り店内全品20%引きセールを行った。翌月の自己破産に向けた現金確保と見られる。2月1日、横浜地裁へ自己破産を申請し、2月4日同地裁より破産宣告を受けた。負債額は90億6832万円[1]。
FMヨコハマやアール・エフ・ラジオ日本、ニッポン放送を中心にラジオでコマーシャルし、社名「♪エ・ル・商~会」を歌うジングルは県内ではよく知られていた。
1990年代はテレビでもコマーシャルし、テレビ神奈川やテレビ東京で放映されていた。一時は日本テレビ「ルックルックこんにちは」の時間帯も放映された。
京浜急行電鉄、相模鉄道、横浜新都市交通(現・横浜シーサイドライン)などの列車ドアに貼付される手指の巻き込みを注意するステッカーの下部に、多く出広していた。[4]
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