総和町
日本の茨城県猿島郡にあった町 ウィキペディアから
総和町(そうわまち)は、茨城県西部、猿島郡にあった町である。旧・下総国葛飾郡。
概要
利根川北岸の台地(猿島台地)を占め、米、野菜栽培の盛んな農村地帯であるが、南北に国道4号と新4号国道が、東西に国道354号と国道125号が通じ、宇都宮線の古河駅(古河市)に近いため工業が進出、工業地化が著しい。関東地方の中心付近に位置する町であった。
町名は、当町の町域がかつての下総国の内だったことからと、合併各村の和を願ったことから名付けられた[1]。
2005年9月12日に古河市、三和町とともに合併し、新しい古河市となった。なお、消滅時点で茨城県の郡部で最も人口が多かった自治体であった[2]。
なお、現・古河市役所本庁舎は旧総和町役場庁舎を利用している。
地理
隣接していた自治体
歴史
年表
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行。西葛飾郡に岡郷村・香取村・勝鹿村・桜井村が成立。
- 1953年(昭和28年)5月18日 – 国道125号が制定。
- 1955年(昭和30年)3月16日 - 岡郷村・香取村・勝鹿村・桜井村が合併し、総和村となる。
- 1968年(昭和43年)1月1日 - 町制を施行し、総和町となる。
- 1981年(昭和56年)4月1日 - 新利根川橋が開通。
- 1992年(平成4年)4月8日 - 新4号国道が全線開通。
- 1993年(平成5年)4月1日 - 国道354号(館林市 - 大洋村間)が制定。
- 2005年(平成17年)9月12日 - 隣接している古河市・三和町と合併し、新しい古河市となる。
行政区域変遷
- 変遷の年表
- 変遷表
行政
- 町長:白戸仲久(〜2005年9月11日まで)
交通
鉄道
町内に鉄道路線は通っていない。最寄り駅は、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線(宇都宮線)の古河駅。駅はないが、東北新幹線が通っていた。
道路
脚注
関連項目
外部リンク
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