泉佐野駅
大阪府泉佐野市にある南海電気鉄道の駅 ウィキペディアから
大阪府泉佐野市にある南海電気鉄道の駅 ウィキペディアから
泉佐野駅(いずみさのえき)は、大阪府泉佐野市上町三丁目にある南海電気鉄道の駅。駅番号はNK30。
和歌山市方面と関西空港方面との間はこの駅で乗換となる。南海本線の区間急行はこの駅以南で各駅に停車する。平日夕方以降の殆どの和歌山市駅行きの区間急行はこの駅で特急「サザン」と緩急接続を行う。
堺駅・泉大津駅・岸和田駅とともに、緩急接続がほぼ終日行われている。日中は、当駅を出たほとんどの普通車は上り列車が岸和田駅まで先着する。下り列車は2本は和歌山市駅まで、2本は尾崎駅まで先着する。
待避設備を備えた島式3面4線のホームを持つ高架駅である。南海本線と空港線は方向別にホームを共用する。空港線の起点駅であるため、1番のりば中央付近の向かい側に、同線の0キロポストが設置されている。トイレは設置されている。ホーム自体は10両編成分あるが、現在の停車列車は8両編成以下である。このため、両端1両分ずつは柵で仕切られており、立ち入りできない。
列車の出発時には、全列車に対して出発時機合図(≒発車ベル)が鳴動する。
当駅は、駅長が配置され、鶴原駅 - 樽井駅の各駅とりんくうタウン駅を管轄している。
2番のりばと3番のりば、および4番のりばと5番のりばは、それぞれ線路を共有しており、列車は両側の扉を開けることが可能な構造となっている。ただし、阪神尼崎駅と違い、列車の通り抜けは車椅子・ベビーカーを除いて禁じられている。
また、和歌山市駅・関西空港駅方に上り線から下り線へ入れる渡り線がある。
← 阪和線 天王寺方面 ← 南海本線 難波方面 |
→ 阪和線 和歌山方面 → 南海本線 和歌山市方面 |
|
凡例 出典:[8] |
関西空港アクセスを契機に、高架化工事が進められた。用地買収が遅れ、結局工事の完成は15年近くずれ込むこととなった。そのため、空港線開業後しばらくは空港線下り線と本線上り線が、平面交差していた。地上駅時代には、島式2面4線のホームとともに、南海電鉄の駅でも数少ない地下駅舎が存在したが、全面高架化とともに閉鎖された。
高架化工事の全面完成時には4面5線となる予定であると公式に発表されていたが、当初の予定から山側のホームが削除された3面4線という形で工事は完了した[注釈 1]。
2019年(令和元年)次の1日平均乗降人員は24,520人である(乗車人員:12,068人、降車人員:12,452人)。また南海本線と空港線の連絡人員は34,841人である。。
各年次の1日平均乗降人員数は下表の通り。
年次 | 1日平均 乗降人員 | 順位 | 出典 |
---|---|---|---|
2000年(平成12年) | 23,133 | - | [10] |
2001年(平成13年) | 22,473 | - | [11] |
2002年(平成14年) | 22,093 | - | [12] |
2003年(平成15年) | 21,608 | - | [13] |
2004年(平成16年) | 21,359 | 12位 | [14] |
2005年(平成17年) | 21,395 | - | [15] |
2006年(平成18年) | 22,292 | - | [16] |
2007年(平成19年) | 21,553 | - | [17] |
2008年(平成20年) | 21,762 | - | [18] |
2009年(平成21年) | 21,295 | - | [19] |
2010年(平成22年) | 21,376 | - | [20] |
2011年(平成23年) | 21,441 | 13位 | [21] |
2012年(平成24年) | 21,983 | 13位 | [22] |
2013年(平成25年) | 22,102 | 13位 | [23] |
2014年(平成26年) | 22,303 | 13位 | [24] |
2015年(平成27年) | 23,101 | 14位 | [25] |
2016年(平成28年) | 23,462 | 13位 | [26] |
2017年(平成29年) | 23,955 | 12位 | [27] |
2018年(平成30年) | 24,358 | 12位 | [28] |
2019年(令和元年) | 24,520 | 12位 | [29] |
改札口は1ヶ所のみで、改札階は東西自由通路よりも幾分高い位置(中2階)となっている。改札階から各ホームへもエレベーター・エスカレーターで結ばれており、バリアフリー化されている。
駅東側には、バス・タクシーターミナルやスーパーマーケット・銀行・信用金庫などがある。かつて「泉佐野市民会館事件」の舞台となった市民会館が存在したが、1996年に市役所付近に泉佐野市立文化会館「泉の森ホール」が設けられたことによりその役目を終えた。跡地はコインパーキング等になっている。
また、南海商事の運営する「ショップ南海 泉佐野」もかつては東口側に存在し、パン屋・すし屋・書店等が入居していたが、先述の駅前広場拡張工事に伴い閉鎖、2007年秋に解体された。その後テナントを全面的に入れ替えた上で駅ビル内に再オープンしている。
駅西側には、いずみさのコミュニティバスの泉佐野駅西口前停留所があり、孝子越街道へ向けて駅前通り商店街が延びている。駅直近には銀行、ビジネスホテル、学習塾、飲食店などがある。また、駅西側にはかつて漁業や廻船業などで繁栄した佐野村の本集落(佐野町場)が広がり、迷路のような街路と古い家並みがよく残っている。
南海ウイングバス、南海バス、いずみさのコミュニティバス、いずみさの観光周遊バス、いずみさの・たじりコミュニティバスが駅前バスターミナルへ乗り入れている。
泉佐野市内のほか、熊取町内へ向かうバスが出ている。かつては関西空港行きのバスが終日設定されていたり、東佐野駅方面や新家駅・一丘団地方面へ行くバスも設定されていたが、南海電鉄バス時代または分社化直後に廃止された。
平日、土曜日のみ運行。
日曜日、祝日のみ運行。両方向を交互に運行している。
泉佐野駅前 - 総合文化センター - 日根野駅前 - 泉佐野丘陵緑地パークセンター - 蟻通神社前 - 羽倉崎駅前 - ワシントンホテル - 青空市場 - 泉佐野駅前
平日、土曜日のみ運行。
泉佐野駅前→りんくう総合医療センター→ふれ愛センター前→吉見ノ里駅上→嘉祥寺→(ふれ愛センター前→田尻町役場前→嘉祥寺→)羽倉崎駅前→健康増進センター→りんくう総合医療センター→泉佐野駅前
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.